われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

モーツァルトさんのこと。

2006-01-27 18:18:00 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 今週はわりあい穏やかな一週間で、年少と年中組の子どもたちはそれぞれ順番に近くの鳥屋野潟公園へ園外活動に行って来ることができました。そもそもの目的は冬ならではの雪遊びをしようということで、公園の丘の斜面(そこに積もっているのはまっさらな雪のはずであった)を橇で滑ったり、雪だるまを作ったりする予定でしたが、タイミングが悪く雪はすっかり溶けていたそうです。しかし子どもたちはそんなことは一向に気にならないようで、春が来たみたいに元気よく駆けまわったり遊具を使って遊んだりして、思い切り体を動かして来れたようです。この季節は何かと家の中に閉じこもりがちなので、こんな機会に大いに発散してほしいものですね。

 さて、聞くところによると、今日1月27日はモーツァルトの生誕250年の誕生日なのだそうです。モーツァルトといえば言わずと知れた大作曲家ですが、35歳の若さでこの世を去っているので、死後実に200年以上ものあいだ語り継がれ聞き継がれてきたということになります。200年てひとくちに言うけれど、けっこう昔ですね。そしてひとりの人間が世間の記憶に残り続けるには余りにも長い年月です。たしかに、並みの才能ではないのでしょう。世間では天才とよく言われますが、モーツァルトの場合はただの天才ではありません。それは、彼の残した曲を聴いてみればすぐにわかる。それらは聴く者を楽しませよう、楽しませようというサービス精神に満ち満ちている。苦虫噛み潰した大先生みたいに難解な言葉を並べたててもいないし、威張り散らしてもいない。ぜんぜん偉ぶらない。平易で、とてもわかりやすい。それらは騒々しいくらいに通俗的であると同時に、余りにも人間的である。人の喜びとか、悲しみとか、全部知り尽くしている。全部知り尽くしてなお、生きることの素晴らしさや尊さを私たちに伝えようとしているのです。
「やっぱ、人生っていろいろあるけどさ、人間てけっこういいもんだぜ」と。
 モーツァルトは音楽を通してそのことを語ろうとし、生誕250年の今日も語り続けているように私には感じられます。

 今夜は久しぶりにCDの棚からモーツァルトを引っ張り出してじっくり聞いてみようかな。

 それでは良い週末をお過ごしください。
 

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スノーマン登場!

2006-01-25 15:00:00 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 先週、猛威をふるうかに見えたインフルエンザですが、今週に入ってからは沈静化に向かっているようで、かかっている子どもの数も少しずつ減少してきているようです。各ご家庭でもおそらくしっかりと予防に努められていて、そういった成果があらわれているのでしょう。
 しかし、大流行こそしていませんが入れ替わりたち替わりかかっているのは事実ですから、今後とも園ではうがい手洗い等の指導を徹底してまいりたいと思います。各ご家庭でも引き続きお子さんの体調管理にご配慮いただければと思います。

 さて、園ではいま発表会へ向けた活動が始まっています。特に年長組はトップバッターなので、早くも熱のこもった稽古や道具作りなどが盛んに行われているようです。今年はどんな芝居が出来上がって行くのでしょうか?
 そこで、今日は各クラスの演目を発表したいと思います。

みどり1組・・・「あかずきん」
みどり2組・・・「3びきのこぶた」
みどり3組・・・「ブレーメンのおんがくたい」
みどり4組・・・「おおかみと7ひきのこやぎ」

もも組・・・・・「したきりすずめ」
きいろ組・・・・「ヘンゼルとグレーテル」
すみれ組・・・・「かちかち山」

あお組・・・・・「4まいのおふだ」
そら組・・・・・「ピノキオ」
ばら組・・・・・「さるかにがっせん」

 以上が今年の各クラスの演目であります。題名を見ただけで何だかワクワクしてきませんか?今年はじめてご覧になる保護者の方も大勢いらっしゃることと思いますが、とにかくしんじんの発表会はまずほかでは見ることができないような素晴らしいものであります。何がどうすごいのかって?それは見てのお楽しみでありまする!
    
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 話は変わりますが、先週新しいパソコンが園にやってきたということをお伝えしましたが、その折にあと一台パソコンを探しているということを書いたところ、さっそく2人の園児の保護者の方から寄贈のお申し出がありました。ひとりはそら組で、もうひとりはみどり3組の保護者の方です。このブログをいつも見ていてくださっているのでしょうか、ありがたいお申し出にただただ感謝の気持ちでいっぱいであります。今日からさっそく年長組のクラスに配置しましたが、子どもたちも大喜びで使わせていただいております。ありがとうございました。



【今日の一枚】
毎年この時期になると園児玄関にお目見えするスノーマン(風船みたいにファンで膨らませる雪だるま君)が今日からまた園にやって来ました!

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新年茶会

2006-01-19 18:00:00 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 きょう明日の二日間にわたり、年長組の子どもたちがお家の人を招いてお抹茶を振舞う、新年茶会が行われます。今日はまずあお組とばら組がおこない、明日はそら組がおこなう予定です。
 本日おいでになった皆様は、ご覧になっていかがでしたでしょうか?少し緊張しながらも自信に満ちた子どもたちの立ち振舞いに、様々な想いを抱かれたことと思います。年少、年中と様々な経験を通して子どもたちは本当に多くのことを学び、たくましく成長を遂げ、そしていま長いようで短かった幼児期という時代を静かに出ていこうとしているかのようです。
 わたしも、ばら組の会の様子をのぞきにいって、お抹茶を御馳走になってきました。子どもたちが点てた茶の味は、また格別でありました。


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新しいパソコンが来たよ!

2006-01-19 14:44:15 | Weblog
 年長組が使っていた古いパソコン(超年代物のマック)が老朽化のため次々に壊れてしまい、残った一台をしばらくは3クラスで順番に使っていましたが、この度ばら組のある保護者の方より御自宅で使っていて不要になった比較的新しいパソコンを寄贈して頂きました。今度のOSはウィンドウズであります。これにはたくさんのソフトもついていて、子どもたちも大喜び。みんなのへやで仲良く順番を守って使っています。
 園のルールではパソコンは年長のみ使用可能となっているので、年中年少の子どもたちはそばで指をくわえながらじーっと見学していますが、これも子どもの成長にとっては大切なことと私たちは考えます。年長にならなければ出来ないこと、というものがひとつふたつあるほうが、上も下もなくなんでもかんでも平等公平な社会よりずっと健全なのです。少なくとも家庭や学校という社会の中では。それに真人幼稚園にはパソコンよりずっと面白いことがたくさんあるので、子どもたちはさして苦にはならないようであります。
 いずれにしても、寄贈してくださった保護者の方には心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。


【お知らせ】
園ではもう一台、園児用のパソコンを探しております。御家庭でもう使わなくなった古いパソコン(できればウィンドウズ95以降のもの)で、園に寄贈してもよいというものがおありの方、ぜひご一報ください。お待ちしております。


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年少組なわとび会

2006-01-17 18:00:00 | Weblog
 みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?今週に入ってから風邪やインフルエンザのため欠席する子どもが目立ってきました。園ではうがい手洗いの励行、部屋の換気、室温の調節などを徹底して行っていますが、特にインフルエンザはふつうの風邪と違い感染力も強く、危険性も高いので、各ご家庭でも予防に努められ体調管理には十分気をつけて頂きたいと思います。
 
 さて、そんななか今日は年少組のなわとび会が行われましたが、どの子どもも生き生きと跳ぶことを楽しんでいました。寒い寒いと縮こまっているのは大人ばかりで、子どもは寒さをものともせずはつらつと活動しています。何と言っても、子どもは風の子ですね。
 そもそも縄跳びというものに初めてめぐり会ったばかりの子どもたちではありますが、その面白さを十分感じ取ってくれていれば、この会は大成功と言えましょう。ご覧になった皆様は、いかがでしたか?

 昨日今日とわりあい気温も高く、穏やかな日でしたが、こんな日が続くと良いですね。皆様もくれぐれも御自愛ください。




【お知らせ】
明日1月18日(水)は未就園児親子のための「しんじんひよこ組」が行われます。時間は午後2時から3時半までです。どうぞお気軽に遊びにおいでください。

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お店やさんに来てください!

2006-01-12 16:13:25 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 きょうは一日中おだやかで、気温も上がり、冬の中休みみたいな日でしたね。太陽が出ているだけでずいぶん気持ちがなごみます。 
 

 運動場では毎日たくさんの子ども達が思い思いの遊びに取り組んでいますが、お店屋さんごっこもそのひとつ。子どもたちは実に様々なお店を思いつくものです。ケーキ屋さん、お菓子屋さん、アクセサリー屋さんなどのベーシックなものから、サーカス屋さん、お芝居屋さん、手作り本屋さんなどの高度に知的なもの、はたまたそんなものまでお店やさんに?!と、まわりがびっくりするようなユニークなものまで、その中身はまさに多種多様です。

 しかし、それらのお店屋さんを開く子ども達に共通しているのは、ただ単に自分たちだけが楽しめば良いというのではなく、お客さんになってくれるその他の人たちも楽しませようというサービス精神です。これは何気ない事のように見えて、じつはとても重要なことなのです。そういった遊びを通しての小さな積み重ねが、あとで非常に大きな差となってあらわれてくる。人を楽しませるという行為はじつは大変に高度な知的作業なので、それ相応に心が耕されていないと難しいわけです。ですから、お店屋さんごっこがはじまると私は必ずそこへ行ってお客さんになりすまし、どの子どもがどんな店を開いているのかその中身をじっくり観察するようにしています。遊びを通して子ども同士がたくさんのことを伝え合っているように、私もまた遊びを通して子どもたち一人一人の成長をきちんと把握することができるのです。

 さて、きょうはみどり2組の子どもたちが運動場にテーブルを持ち出して何やら元気よくお店を始めました。(写真)
 店の準備が整うと、担任と一緒にマイクの所へ行き、開店のお知らせを場内アナウンスしていました。
「みどり2組のお店屋さんに来てください。お金は何円でもいいです!」
 すると、園内のあちこちからたくさんのお客さんがぞろぞろと集まってきて、店は大繁盛でありました。私もどれどれとばかりに見に行ってみると、アクセサリーとお鮨を売っていました。さっそく紙に数字を書いてお金を作り、お鮨を買わせてもらいました。
「えーっと、お鮨をください」そう言って私はお金を差し出しました。
「じゃあ、これをあげます。海老のお鮨です」ひとりの子が言い、海老にぎりを手渡してくれました。見ると細部までよく考えて作られた美味しそうな海老の握りずし。
「いただきまーす!」
 そう言って私がその場でその鮨をパクッと食べようとすると、
「コラーッ!ちゃんと座って食べなさーい!」
「そこに座るとこあるでしょ!」
「もう、かんせんせい、お行儀わる~い!」
 お行儀のよろしい2組鮨店の皆々様に、しっかり叱られてしまいました。
 それにしても、いつの間にやらたのもしいくらい大人になったものですね。
 うん、素晴らしい!




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かまくらができました!

2006-01-12 13:36:42 | Weblog
 ばら組、そら組の子ども達を中心にして園庭ではふたつのかまくら作りがおこなわれていました。(写真はばら組チーム)少ない雪を、園庭のあちこちからかき集めてきては積み上げるという地道な作業を、今週はずっと続けていたようです。そんな努力の甲斐あって、今日はようやく真ん中から穴を掘って中をくりぬき完成と相成りました。こどもが2~3人は入れるくらいのものですが、子どもたちはとても満足げでした。

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3学期の始業式

2006-01-10 16:13:02 | Weblog
 みなさん、ご機嫌いかがですか?
 今日は三学期の始業式がおこなわれ、子どもたちはまた元気一杯に園へ戻ってきてくれました。
 
 今学期の主な行事としては、なんといっても発表会があげられます。これはクラスごとに全園児が芝居作りに取り組み、発表するもので、いわば一年間の活動の総仕上げと位置づけられているものです。学年ごとに入念な打ち合わせも終え、各担任たちは早くも今年の演目についての構想を練り始めているところであります。今年もまたどんな素晴らしい芝居が作り上げられていくのか、どうぞご期待ください。
 
 そして、三学期末には年間のあらゆる行事の中で最も重要な行事と考えられる、卒園式があります。すべての物事には必ず始まりと終わりがあるように、人と人が出会うということは、すなわちいつか別れるということなのですね。そのことの意味をみんなで分かち合い、噛みしめてみる。卒園式にはそういう意味もあります。そして年長の子どもたちには、堂々と自信を持って幼稚園生活を締め括っていってもらいたいと願っています。

 短い学期にさまざまな行事が目白押しですが、教職員一同全力で駆け抜けてまいります。保護者の皆様にはまた何かとお世話になることと思いますが、今学期もどうぞよろしくお願い申し上げます。




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二学期(140)

2006-01-10 15:55:54 | Weblog
2005年 総集編第二部・二学期はこれで終わりです。

ここからはじめてご覧になる方は、1月4日付更新の冒頭「2005年 総集編第二部・二学期~われらワンだふるなしんじんのこどもたち」まで戻ってご覧下さい。
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二学期(139)

2006-01-10 15:55:25 | Weblog
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