われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

ちょーしんたさんのこと。

2005-11-08 17:04:04 | Weblog
 「長 新太」さんがなくなられたことを、私は昨日知りました。皆様にお配りする予定のちょうしんたさんの絵本展のチラシの裏側にちょうしんたさんのプロフィールが書いてあり、その文章の一番最後に『2005年6月25日永眠。』と書いてあったのです。ぜんぜん知らなかった。ちょうしんたさんがもうこの世界中のどこにもいないなんて。ちょうしんたさんの新作が発表されることはこの先もう二度とないなんて。6月ってもう5ヶ月も前のことじゃないか。これは少なからずショックでありました。なぜなら、私はちょーしんたさんの描く不思議な世界がとても(ちょー)好きだったからです。ちょーしんたさんの素朴で気取らない絵とユーモアに満ちた物語世界は他の作家が書いたどの絵本とも違っていた。それはちょーしんたさんにしか書くことのできない素敵な世界だった。

 数多い作品群の中でもとりわけ私の心に残り、今も時々読み返してみるのは、何と言っても『おしゃべりなたまごやき』であります。この絵本に出会ったのは私が幼稚園児だった5~6歳の頃だったと思うのですが、夜寝る前に布団にもぐりこんで母がよく読んでくれました。私たちきょうだいのお気に入りの一冊で、くり返しくり返しいったいどれくらい読んでもらったことだろう?あれから何十年もたってしまったけれど、その物語が作りだしている世界観は少しも色褪せていませんね。

 ちょーしんたさん、たくさんの素敵なお話をありがとうございました。ぼくもあなたの書いた絵本を読んで大きくなったひとりであります。どうぞ、ゆっくりとおやすみください。さようなら!



【きょうの一枚】
今週金曜日のなわとび会にむけて3クラス全員で縄跳びの練習をする年中児たち。お帰りまでのわずかな時間を利用して毎日運動場で一人跳びに取り組んでいます。


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