われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

小雪の舞う新年茶会

2008-01-17 13:42:42 | Weblog
 昨日のブログに「おてんとさま、子どもたちのために、もう少しだけ雪を降らして下さい」と書いたところ、夜半から明け方にかけて再び雪が降り積もりました。こんなおじさんの切実な願いも聞き届けられたようであります。
 今朝はこのため通園バスなどは渋滞に巻き込まれてダイヤも大幅に乱れ、バスご利用の皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。関東地方でも初雪を観測したということで、今週は広い地域で降ったりやんだりするようです。
 子ども達はやはり久しぶりの雪に大喜びで、園庭は朝から大賑わい。泥んこ山で橇をしたり雪だるまを作ったり、雪合戦に興じるグループも。束の間の雪遊びを楽しむことが出来ました。
 
 私が風鈴堂の前に立っていると、ある男の子がやってきて買ったばかりというカッコいい防寒靴を見せてくれました。靴の裏には強力な滑り止めの金具も付いているというのです。見ると、踵のあたりに見事なワンタッチ式のスパイクが。使わない時はパチンと引っ込めることもできるのだそうです。スグレモノですね。私の子どもの頃にも確かこのような靴が子どもたちの間で流行して、自分も欲しくて仕方がなかった記憶があります。雪が降ろうと地面が凍ろうと何であろうと、どこまでもどこまでもガシガシ歩いて行けそうな感じがして、ワクワクした覚えがあります。大人の靴にもこんな滑り止め付きの靴ってあるのでしょうか?もしあったら、ひとつ昔を思い出して買ってもいいなと思う今日この頃であります。

 さて、今日と明日の二日間は年長組の子どもたちがクラスごとに保護者の皆様をお招きしておこなう「新年茶会」がおこなわれます。小雪の舞うなか、風鈴堂にはたくさんの保護者の皆様にお越し頂き、子どもたちの点てる抹茶を召し上がって頂きました。お味はいかがでしたか。子どもたちもいつも以上に真剣に、目を輝かせておこなっていました。その眼差し、立ち振る舞いには凛とした誇りすら感じます。いつの間にか本当に立派になったものであります。

 人を敬い、もてなす日本人の心と作法を、子どもの時からしっかりと身につけさせたいと願って始められたこの年長組のお抹茶会の活動も、はや十五年目となりました。真人の伝統はこれからも脈々と受け継がれていくことでしょう。


【今日の一枚】
本日おこなわれた新年茶会のひとコマ。テレビ局の取材もありました。
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