二学期の始業式を迎えて

　猛暑の続いた今年の夏も朝晩はめっきり涼しくなって、園庭のそこかしこから虫の音も聞かれるこの頃ですが、保護者の皆様にはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。今日から新学期、いよいよ二学期が始まろうとしています。日焼けしてたくましくなった子どもたちがまた元気一杯に園へ戻ってきてくれました。大きなケガや事故もなく、それぞれ楽しい夏休みを過ごされたことでしょう。どんなみやげ話が聞けるのかいまから楽しみなところであります。
　
　私のこの夏はといいますと、今年もまだ子どもが小さいので特別に遠出などはせず、家で本を読んだり、散歩をしたり、県内の近郊の温泉地や海や公園などをあちらこちらと巡っておりました。夏前に年間パスポート（３５００円）を買ったマリンピア水族館にはこの夏だけで３回も遊びに行ってしまいました。こうなったら毎月時間を作って行きまくり、マリンピア博士になってしまおうと企んでいるところです。
　またこの夏は皆様もご覧になったことと思いますが、「北京オリンピック」に明け暮れたひと夏でありました。夢を叶え見事メダルを手にした選手、出場できたことだけでも満足しているという選手、自分の力を発揮しきれず不本意な結果に終わった選手と、悲喜こもごも、様々なドラマが生まれました。いずれにせよ、各国を代表して戦った一流のアスリート達なのですから、堂々と胸を張って次の目標に向かって行っていただきたいですね。皆様は今回の北京五輪をどのようにご覧になられましたか？

　さて、私たち教職員はすでに二学期の準備を着々と進めてまいりました。この二学期は年間に三つある学期の中でも一番長い学期であり、また行事も盛りだくさんであるため、綿密な計画や打ち合わせを重ねてまいりました。教育内容の更なる充実を図ると共に、いま子どもたちにとって何が一番大切か、何を伝えなければならないか、ということの根本に立ち返って考え合い、準備してまいりました。
　秋は実りの秋。充実した日々をまた子どもたちと保護者の皆様と共に手を携え、一歩一歩あるいてまいりたいと存じます。
　今学期もどうぞ宜しくお願いいたします。