稲は乾燥していても意外に丈夫で一度にたくさん刈れません。まして工作用のハサミを使うので、一本か二本ずつを地道に切っていきます。土の中からトカゲが出てきたり、虫が出てきたりして、子どもたちには単に収穫するということ以上の経験になりました。
暑いくらいの日差しの中、子どもたちは黙々と粛々と作業を行っていました。刈り取ったものはクラスごとにまとめ、教室の窓辺に吊るして乾燥させます。お日様を浴びてお米はいっそう甘く美味しくなるんだよ、と優子先生はおっしゃいました。
今日は年長組の子どもたちが春から育ててきた大切な稲をみんなで刈り取りました。今回も矢部優子先生にご指導いただき、鎌ではなく工作用のハサミを用いてグループごとに行いました。みんなとても真剣に話を聞き、一本一本丁寧に大事そうに扱っていました。