Progress

日々一歩ずつ前に進むために書き綴ろう…。自分の中のちょっとした変化を大切に…。

初恋

2007-04-30 05:01:45 | 随想
今回はたまに気分を変えて…初恋のことを書いてみたいと思います。

初恋というと「恋に恋する」よく言います。

どこか現実的でない未成熟な感じの愛だけど、それがとても純粋で硝子のように
壊れやすく…そのような愛だからこそ、初恋は実らないことが多いのでしょう。


例えば私なんかは、小学校時代に淡い気持ちを抱いて遠目で見ていたことがあり
ますが…でもそのときの気持ちはどちらかというと好きというより、単なる憧れ
という感じだったように思います。

この子、かわいいなぁ、いいなぁという感じで…。

ただそれを周りがはやしたてるものなので、否定しながらもほんとはそうなのか
なぁ・・・て錯覚に陥っていたように思います。


そう考えるほんとに好きだ・・・と思ったのは中学時代だったのでしょう。

初めて自分以外に一途に心を傾けて報われない苦しさに耐えながら、一生懸命相
手を理解しようとしていた最初の人だったと思います。

中3の2学期の東京転勤に際し、「今まで多くの思い出を僕の心に残してくれてあ
りがとう」というような内容の手紙を残していったことを今でも覚えてますが、そ
の後、会わなかったことが逆に初恋を自分にとって美しい思い出にしているように
も思います。

 
けれど初恋以外の恋愛でもそうですが、なかなか相手の心の内が分からず、自分
で思い悩むことが大半ではないでしょうか。


心理学では、人間の求愛行動の特徴として次のようなことを挙げています。

【男性の場合】
 ●椅子にそっくり返り頭の後ろで手を組み、ひじをあげて胸をそらす
 ●微笑みながら胸を張り、上体を相手の方に突き出す
 ●一定の範囲を歩き回る

【女性の場合】
 ●満面で微笑みかける
 ●ぎゅっと眉をあげ、目を見開いて見つめる
 ●視線を落とし、軽く首をかしげてよそを向く
 ●両手で顔をおおって、クスクスと笑う

ほんとにそうなのかは分かりませんが、このような特徴が出るようです・・・。

 
ところで「目は口ほどにものを言う」と言いますが、瞳孔は快いときには開き、不
快なときには縮むそうです。

恋する者は互いに見つめ合って、この瞳孔信号を無意識のうちに確認しあってるの
でしょうね。

だから相手の目を見るということは相手を理解する上ですごく大事な行動なのです
が…とはいえ、恋愛については目を見ていてもなかなか分からない、これまでの多
くの知識人も解けなかった“永遠の謎”です。

それを解こうとする当事者にとっては、自分なりに考え、相手を観察しながら相思
相愛なのかを確認していくしかないのかもしれませんね。