今回の『情熱大陸』に出演していた勝間和代さんの思想、日常生活に触れる中で、
多くの学びの場を得ましたが、その中で特筆したいのは次の2点です。
①勝間さんが、常に経済というお金のフローを感謝の表れ、人間と人間をつなぐ
潤滑油と捉えていること。
②勝間さんの代名詞である”効率化”という、少ないINPUTで大きなOUTPUTを得る
ことが、次世代の子どもたちへの自分なりの投資である . . . 本文を読む
梅田望夫氏とまつもとゆきひろ氏の対談第2弾、「ネットのエネルギーと個の幸福」の
(前編)・(後編)がアップされています。
オープンソースの多様性の中では、ロールモデルを見失いがちになります。
そして、そのことによって、1つの志向性を持った個人または組織への強烈な批
判を生み出すことも多々あるでしょう。
そうした負のエネルギーをうまく転化して、個の能力の集積へと結びつける… . . . 本文を読む
ネットサーフィンをしていると,『NAKAHARA-LAB.NET東京大学中原淳研究室』
うちは、もう新聞をとるの、やめたよ!?という、面白いエントリー記事を見つけまし
た。
確かにメディアに関しては、それが新聞であろうと、テレビであろうと一見事実
を俯瞰し、公平性を保っているようでも、各紙の切り口のオリジナリティがある
ものです。
そんな中で、1紙に限定して読んでいると、そこ . . . 本文を読む
自分の人生をただ漫然と過ごすのではなく、僅かな時間でも相手のやりとり等を
反芻しながら、1つ1つの所作、言動を輪切りにして、要素を取り出すとき、そ
れらの相関関係から人間心理の深層が見えてくる…そういうことは多々あります
よね。
それら諸要素を並べたときは一見断片的な知識のように思えますが、そこに表れ
てくる共通項や時系列に並べたときの連関などに着目するとき、人間の本質が浮
き彫りに . . . 本文を読む
『案本』(山本高史)の中に、つぎのような一節があります。
(しかし)経験は、だれにでも黙っていても与えられるものではなかった。与
えられるものですらない。自分の意思で経験するのだ。ため込むのだ。実は経
験も能力だったのだ。
クリエーティブな仕事をしているからこそ分かる経験の重要性…彼の言葉には、
経験こそ創造性の糧であることが痛切に感じられます。
自分の中で経験知をどう編集 . . . 本文を読む
『ウェブ時代5つの定理』の前書冒頭で、梅田望夫氏は次のように述べています。
(少し長い引用ですが、梅田氏の人間的本質がこの文章に凝縮されていると思っ
ていますので、どうぞお読みください…)
未来を見通すことなど誰にもできないが、こうすればクリアに想像できるのか。
世界の成り立ちなど誰にもわからないけれど、こうすれば見晴らしがよくなる
のか。
十六年前、アメリカにやってきた . . . 本文を読む
4月に入り、授業もスタートしました。
私が学生だった頃を思い出すと、新しい教科書の印刷の匂いが新たな知的世界へ
の憧憬を喚起し、ワクワクしていたように思います。
ところで、先週、私は愛犬コロンと遊んでいて眼鏡のフレームを折ってしまい、
眼鏡屋にいくこととなりました。
伺った眼鏡屋は、もう何年も御贔屓にしているのですが、愛社精神と眼鏡への愛
着を店員全員が眼鏡をかけることで表現して . . . 本文を読む
ここ数年、格差社会ということがとり立たされています。
実際、「ワーキングプア」などといった言葉が紙面に踊り、日本の格差社会化に
拍車がかかったように思えます。
ただ、この現象の根底には、自分を相対化しなければ安心感が得られない人間心
理が働いているような気がしてなりません。
個性は、他者との関係性においてこそ磨かれ、また、その関係性の中で、自分の
本性を確認します。
そういった . . . 本文を読む
私の勤務する高校はキリスト教主義の学校で、月曜日に、生徒・教職員全員で参
加する全校礼拝というものがあります。
その礼拝では、まず前奏があるのですが、その間参加者は、その音に耳を傾けな
がら心を落ち着かせ、静かに自分と向き合います。
そして、自分の本来の姿や他者との関係性を回復すべく、礼拝で語られるメッセ
ージに耳を傾ける準備をするのです。
ところが、この学校礼拝に限らず、そのよ . . . 本文を読む
昨日は免許更新のため、自宅の最寄り駅から普通電車に乗り、下車後バスで目的
地の札幌運転免許場へ行きました。
正味1時間だったでしょうか…天候不順だったにも関わらず、各交通機関の接続が
うまく行ったこともあり、思ったよりもスムーズに行くことができました…。
時間という制約から気が急くこともありますが、実際動いてみると案外たやすかっ
たりするもの…まさに"Take it easy”ですよ . . . 本文を読む
ここ数年でブログを書く人が多くなってきていますよね…。
この現象は、ブログ作成の気軽さはもちろんのこと、JUGEMやLIMOなど、携帯電話
での無料ブログ作成サービスが普及することによって、時・場所を選ばずにできる
可動性を得たことに起因しているでしょう。
またmixiなどのコミュニティサイトの仕組みと現代の人間関係の切り結び方がマッ
チしていることもあると思います。
そしてこれ . . . 本文を読む
最近、ふと思うのは…自分が常に安全区域を求めてしまっているということ。
例えば、仕事でもそう…これまで積み重ねてきた経験を頼りに、可もなく不可も
なく行ければいい、とどこかで思っています。
そこには結局、先輩教師の方々がこれまで引いてくれたレールの上を歩んでいけ
ばいい…という後ろ向きな姿勢があるような気がしてなりません。
とはいえ、習慣はこれまで自分の都合のいいように繰り返してき . . . 本文を読む
昨日、ブログを少しずつ書いていくと言ったばかりなのですが…母の容態が急変
し、明日また福岡に発ちます。
そのため、しばらくの間ブログを休ませていただきます…。
この場に必ず戻ってまいりますので…これからも変わらぬご愛顧のほど、よろし
くお願いします。
. . . 本文を読む
しばらくぶりにブログ記事を投稿します。
先週木曜日から福岡の実家に戻り日曜日に再び札幌へ…そして、今週は頭から進
路に関する三者懇談と、過密なスケジュールに追いまくられていました。
ただ、私がしばらく筆を執らなかったのはそのことが主な理由ではありません。
実は、母の癌が悪化し、現在生死を彷徨っている状態にあるなかで、自分と向き
合うことが正直辛かったからです。
母は日に日に衰 . . . 本文を読む
人間には心がありますが、なぜ人間には心があるのでしょう?
そのような心の存在は深めて考えていくと、よりよく生きることと無関係ではな
いしょう。
幼い頃、故郷の川で“はや”を釣ったときの、釣り糸を通じて感じる魚の重みや
実際魚にふれたときの触感、また、寒さを凌ぐために焚き火をしていたときの、
頬を熱くなでる炎の感触…。
それらの何年経っても忘れない懐かしさを伴う1つ1つのクオリアは . . . 本文を読む