第1回ゴルフ女子W杯で、宮里藍選手と北田瑠衣選手がペアを組んだ日本が優勝
し、初代女王となる快挙をなし遂げました。
実際の試合展開は、不調の北田選手が11番ホールでトリプルボギーをたたき、一
時は韓国などに並ばれるも、17番で二人がバーディーをとって勝利を手中にした
・・・という薄氷の勝利でした。
そんな厳しい試合で、宮里選手は絶不調だった北田選手の尻をたたいて励まして
いました。
「見る . . . 本文を読む
離任式で、今年退官される先生の1人が、ピアノ伴奏とともにチェロを演奏され
ました。
曲目は「Yesterday」…物悲しくもどこか優しいチェロの調べに、38年間勤めら
れた歴史の重さと、離れてもどこかでわたしたちの行く末を温かく見守ってくだ
さるという安心感を感じました…。
もしかしたら私たちは”人生”という名の弦楽器を、”自分の心”という道具で
奏でているのかもしれません。
そして、人生 . . . 本文を読む
ユニセフによる先進国の子どもの幸福度に関する調査報告書(2月)によると、
学校で孤独を感じる15歳の割合が日本で29.8%にも上り、41ヵ国中1
位だったようです。
しかもこの数字はは2位のアイスランドの10.3%の約3倍…これは驚くべ
き数字です。
自分は生まれたいんだ…と意志をもってこの世に生まれることはまずありえま
せん。
これは人間だけでなく動物でもそうです。
ただ「自分はほんと . . . 本文を読む
今、携帯サイト等で心理ゲームが流行っています。
その中ででもいいのですが、今までに「これほどまでにほんとの自分のことが
分かっていなかったのか」という経験はありませんか?
例えば私は、大学時代に自分の生声をテープに吹き込んで聴いたとき、「これ
がほんとの自分(の声)なんだろうか?全く別人みたい・・・」と思った経験があ
ります。
このような経験は意外と多いのではないでしょうか?
私たちは . . . 本文を読む
落語家桂文珍さんの関西大学文学部での講義の1コマ・・・。
文珍さんが学生たちに「生きている喜びを感じるのは、どんなときかいな?」
と尋ねたところ、次のような返答が戻ってきました。
「おいしいものをたべたとき」「風呂に入ったとき」「寝るとき」「空気のい
い所を散歩するとき」・・・。
皆さんはこの返答をどう感じますか?
もしかしたらオヤジくさい(死語ですかね…)と思うのかもしれません。 . . . 本文を読む
私の知り合いの方が、昨日、手紙で次のような香港での土産話をしてくれまし
た。 ※以下の文章はすべていただいた手紙の抜粋です。
(前略)
今日は帰国日だったんですが、朝の間に食事がてら町を徘徊していると、制
服を着た女子小学生と保護者が一緒になってなにやらやってます…
言葉も判らないから、ただ歩いていると女の子が親御さんに促されて近づい
て声を掛けてきました。
最初は広東語でした . . . 本文を読む
作家ゲーテが次のような言葉を残しています。
『涙とともにパンを食べた経験のないものに、人生の味は分からない』
このことは言い換えると、
貧しさ、苦しみ等を経験していない者は、人生の味が分からないため不幸
である。実際、そこでは精神の力が発達しない・・・
ということではないでしょうか。
よく”苦労人”といわれる人たちは大抵、人間や世の中のことをよく知って
います。
そのような方 . . . 本文を読む
岐阜県河川環境研究所の実験結果によると、ブルーギルは特定の周波数の音
で食べる餌の量が少なくなるそうです。
また、音を流した環境下では卵の孵化率も下がる可能性を秘めているとか…。
ブルーギルはもともと北アメリカの中部・東部に広く分布し、小動物から水草
までなんでも食べ、汚染などにも適応力がある魚です。
その適応力は魚卵・稚魚などを捕食して在来の生態系を脅かすほど…ただ、こ
れほど神経がずぶ . . . 本文を読む
上記の写真は今回、茂木健一郎博士のココログ・インタビューで募集されてい
た、私の『レディ・メイド』…私が普段、気分転換に使用している御香と香立
です。
コーンに成型されたお香に火をつけると、”Nutural Green”の澄んだ優しい香
りが部屋中を包み、落ち着いた気持ちにいざなってくれます。
そして、私のお香のもう1つ密かな楽しみが、灰の形状です。
発熱を伴う無炎燃焼の結果、造形される . . . 本文を読む
今日は春彼岸で、ご先祖の供養のために、お墓参りに行きます。
彼岸では花やお供え物などの捧げ物によって、ご先祖に意識を向けて語りかけ
るのですが、そんなご先祖の考えは私たち自身の心の中にあります。
ですから、ご先祖は決して死んでいるわけではないんです、私たち自身の生が
ある限り…。
そして私たちが心の内部に耳を傾けるとき、先祖は私たちにやさしく語りか
けてくれますし、また非難することもあるん . . . 本文を読む
文部科学省が約40年ぶりに実施する全国学力テスト。
これをめぐって全国各地でシンポジウムなどが開催されているようですね。
その中では
●テストが学校評価、教員評価と連動する
●勝者と敗者の論理を生み出し、序列化が進む
という大きく2つの意見が中心のようです。
そもそも、テストは出題範囲も問題を解く時間も決まっています。
だとすれば、そのテストによって評価されるのは、限られた思考の . . . 本文を読む
日曜夕方にネット通販で頼んでいた愛犬コロンの新しい家が届きました。
今までの家の約2倍…その家を前に、コロンは興味を示すもなかなか入ろう
としませんでした。
そんな中、「家の入り口から中の方へ道標のように餌を置いていくと入りや
すいって雑誌に書いてあったよ…」との奥さんの一言で、大好きな煮干を、
間隔を少しずつ開けながら置いてみましたが…入り口前で立ち往生するばか
り。
仕方がないのでとりあ . . . 本文を読む
アメリカ元副大統領アル・ゴアの『不都合な真実』…これは、地球温暖化が進
行する地球を憂うとともに、その温暖化によって引き起こされる諸問題を紹介
しているものです。
例えば…
●アルプスなどの雪がここ20年でほとんど無くなってきている
●気温上昇による、多くの病気の流行が見られる
●ハリケーンや台風が以前に比べ、強大化している
ことなどを、数々のデータを元に説明されています。
今年は違 . . . 本文を読む
知り合いの方のブログを読んでいたら、石井筆子さんのことが書かれていま
した。
彼女は前夫の死後、知的障害の娘を石井亮一(後の夫)主宰の滝乃川学園に預
けた経緯から、学園への多大な援助をするとともに、自身は知的障害者の自
立に献身、寄与することになります…。
そんな石井筆子さんに関するブログ記事に触れたとき、ふと私の大学時代の
知人のことを思い出しました…。
大学時代、私はある手の不自由な詩 . . . 本文を読む
脳科学の臨界期に関する知見では、脳の多種多様な機能発達には適齢期が
存在するとのことです…。
ただ、人間は自分では全く意識しなくても、周囲の人や環境などに影響を
うけ、学んでいる生き物ではないでしょうか。
実際、知らず知らずのうちに、自然と身につけていることなんて、結構あ
りますよね?
例えば、赤ちゃんの「パパ」「ママ」など言葉なんてそう…。
これらは、家族や親戚などが語り掛ける言葉が . . . 本文を読む