最近、日常会話でも組織内においても、褒めることが少なくなったように思いま
せんか。
褒めることによって、脳の中ではそれを「報酬」として喜びと感じられているこ
とが脳科学の中で明らかにされています。
ですから、褒める言葉1語で、個人の向上心や人間関係はもちろんのことと、生
産性も向上していくのは間違いないでしょう。
私自身、基本的な教師のスタンスとして、常に各自のいいところをしっかり伸ば
すために、常に加点方式で生徒に臨むことを大事にしています。
問題点を指摘することは容易ですが、評価点となるとなかなか…だからこそ、逆
に生徒は自分自身のアイデンティティを確立する上でも、今、褒める行為を待ち
望んでいる…そんな気がしてなりません。
そのようなことを思いながら、昨日は自分の教師のスタンスを再確認する意味で
●『ほめ言葉ハンドブック』本田正人・祐川京子(PHP)
を読了…。
★基本原則
[原則1]事実を、細かく具体的に褒める
[原則2]相手にあわせて褒める
[原則3]タイミングよく褒める
[原則4]先手をとって褒める
[原則5]心を込めて褒める
[原則6]おだてず媚びずに褒める
⇒うーん、具体的な褒めるポイントを示しながら…というのは心がけていました
が、相手にあわせてというのはまだできていないかもしれませんね。
コミュニケーションとは、自分がどう言ったのか、ではなくて、相手がどう受
け止めたかというのが基本。
もう少ししっかりと生徒個人に寄り添わないとダメですね…。
★心がけ
[心がけ1]褒める要素を探す
[心がけ2]褒め方のレパートリーを増やす
[心がけ3]力加減をコントロールする
[心がけ4]あきらめずに実践する
⇒レパートリーは貧困かもしれません…。具体的箇所を直接指摘することが中心
かもしれません…。
相手の向上心を引き出す言葉の紡ぎ方はもう少し勉強しなければなりません
ね…。
覚えておきたい褒め言葉というのも掲載されていましたが…相手とどういう文脈
にいるのか、しっかりと把握しながら、的確かつ瞬時に表現したいですね。
生徒との関係だけでなく、常日頃のコミュニケーションからしっかりと自然にで
きるよう、鍛錬が必要…日々是勉強!!
コロンさん。
すごいなあ見習いたいです。
批判するのは簡単。
短絡的にひとを決めつけることなく、
じっくりそのひととなりを観察し、
良いところに目を向けるよう、心がけます。
まずは身近なひとたちから
褒めるのって、注意したり叱ったりするより、難しいと思います。日本人は照れ屋だし奥ゆかしい国民性なので、褒めることも褒められることも慣れてないような気がします。
でも、特にリーダーはそれを克服せねばなりませんね
私の場合、課題が多すぎるんですよ(笑)
とはいえ、常に自分をどのようなスタンスにおいて
おくのか…ということが、生徒との関わりにも影響
するので、何かをいつも志向しているということに
は貪欲でいたいですね。(表向きに出さなくても)
褒める行為はおっしゃるとおり、相手を受け入れる
スタンスを作る上でもとても大切です。
教師にとっては生命線かもしれません…。
なので常に意識しながらアンテナを張り続けていた
いですね。
そうですね…ほんと日本人は相手を褒めることは苦
手かもしれませんね。
感情表現自体の苦手にも確かに繋がっていると思い
ます。
ただ、この褒めるスタンス作りは、対人関係はもち
ろん、所属する組織にも影響する大事な資質の1つ
だと思いますから、しっかりと磨き続けたいですよ
ね。
そのことが自分の人生を豊かに生きることにも繋が
ると思いますし…ね。
ところで…ブログサミットの広告、見ました。
すごい規模の集まりなんですね…。
異業種交流の場の形でもあればいいのですけど…。