Progress

日々一歩ずつ前に進むために書き綴ろう…。自分の中のちょっとした変化を大切に…。

教育力

2008-06-07 07:58:48 | 教育





教師とはどうあるべきか…原点に立ち返るべく、朝から読んでいたのは
 ●『教育力』斉藤孝(岩波新書)


今回教育実習生を指導することになったのですが、彼にガイダンスをし
ながら感じたのは、いかに初心を忘れないでいるべきか…。

先述の書にも次のようにあります。
 
 経験値を重ねる良さを残したまま、新鮮さを失わない。これはもは
 や1つの技である。


また、教師にはさまざまなロールプレイ(役割演技)が求められます。

その1つ1つをどう行っていくのか…そこで求められるものを大きく分
ければ、専門的力量と人間的魅力の2つになるでしょう。

私自身、まだまだ人間としても教師としても未熟な身。

それらに必要な素養をこれから現場という直接体験の中で、また読書な
どの間接体験の中で、さらには脳内経験の中でいろいろと思考し、自分
なりの表現技法を型として、技化していく努力をしていければ、と思い
ます。

具体的には…

 ★学びの「場」の空気の醸成
  ⇒教師と生徒の1対多の関係はもちろん、個人指導や生徒間のグループでの
   学びなど、あらゆる教育実践の場で…
 ★向上心の技化
 ★真似る力、段取り力、コメント力の養成
 ★テキストの編集力
 ★生徒評価のための試験の構成力
 ★教材(ノート、プリントを含む)の活用の技化
 ★洞察力、複眼的思考
 ★多様な変化への身体的対応
 ★社会へ食い込ませるためのアイデンティティの育成
 ★学びの型から技へと転化させる独自の方策

などなど…(課題が山積)

「君は君の友のために、自分をどんなに美しく装っても、装いすぎると
 いうことはないのだ。なざなら、君は友にとって、超人を目ざして飛
 ぶ一本の矢、憧れの熱意であるべきだから」
      (筆者によるニーチェ「ツァラトゥストラ」からの引用)

全てはこの言葉に凝縮されている、それが読了してもった感想…。


上記言葉をいかに自分のものにしていくか…それには常に自己啓発の意識を持ち
ながら、専門的技量はもちろん、学びの場のリーダーとして人間的魅力も磨いて
いかなければなりませんね。

そのためにも今の自分に満足することなく、偶有性の海へ飛び込もう!!

Chabo!(チャボ)- 本で、もっと、世界にいいこと。

1 コメント

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そして、ヒトとしての力量につながる・・・のでしょうか? (風待人)
2008-06-16 12:27:44
こんにちは~!久ぶりに伺いました。

ますます、ご活躍のご様子ですね。

他の方に伝えたり、指導するとなると…

『学びの場のリーダーとして人間的魅力も磨いて
いかなければなりませんね。』という
コロンさまのお言葉に、その熱い意志がみなぎっていますね。

私も少しずつでも、見習っていきたいです!!
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