茂木健一郎『芸術脳』の中の、佐藤雅彦慶応大学教授との対談の中で、次のよう
な部分がある。
茂木 クレイジーになれないって悲しいことですよね。コンピュータにできない
ことはいろいろあるけど、クレイジーになれない、熱中できないってこと
は大きい。熱中している時間って、人生で一番大切な時間じゃないですか。
大人になると、いろいろと考えなきゃいけないことが . . . 本文を読む
みなさん、お久しぶりです…実はこの1週間、連日の会議で疲労困憊しておりまし
た。
帰宅するのが早くて10時半、時には1時半まで及ぶ会議があり…子どもたちの人生
を担う大変さを改めて痛感しております。
ところで、近頃の子どもたちは、自らどこに自分の分からない点があるのか、原
因を分析しないで、ただ漠然と答えを訊く…という習慣があるように思います。
例えば、私が教えている数学でも、教 . . . 本文を読む
金曜日、夏休みが終わり、学校が始業…。
久々の学校生活の1日を終えたのもつかの間、すぐに進退が迫られている生徒に
関する学年会議が夜11時過ぎまで行われました。(その後、個人的に同僚から相
談を受けて…学校を出たのは1時30分過ぎ(!))
寝る間もなく、昨日は朝イチから土曜講習…。
その後すぐに部活の練習試合会場へ向かい、そこから戻ってすぐに昨日の会議の
続き…。全て終わったのは . . . 本文を読む
最近巷を賑わしている、『白い恋人』が代名詞の石屋製菓の賞味期限改ざん。
その事実に対しふと、チェルノブイリの原発事故が頭をよぎりました…。
1996年、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発爆発事故では、原子炉の屋
根が吹っ飛んで、大量の放射能が空中に放出されてしまいました。
日本にも放射能の影響が出るのでは・・・と一時期恐れられたほどの大惨事だったこ
とは記憶に新しいことと . . . 本文を読む
今、札幌大丸では、創業290周年を記念として『サン=テグジュペリの星の王子さ
ま展』が行われています。
この展覧会では、サン=テグジュペリの手紙や写真、デッサンなど約200点が展示
されており、その中には日本で確認された、世界初公開のオリジナル原画もある
ようです。
20日(月)までの開催なので時間を作って是非行きたいと思っている今日この頃…。
ところで、その『星の王子さま』の中 . . . 本文を読む
昨日は札幌市民体育大会テニス競技少年女子の部のクォーター・ファイナル(準
々決勝)以降(ダブルスのみの実施)が行われました。
本来はすでに終わっているはずなのですが、台風5号の影響で順延となっていた
のです…。
それはさておき, 本校は2チームが残っていましたが…結果は、優勝・準優勝を
独占!!
3年生が引退し, 新しいチーム結成となりましたが, 見事に花開いた…という感
じで, . . . 本文を読む
猛暑が続きますね…。
札幌でも連日の34度。この2日間、家で溶けていました(笑)が、全国では熱中症
でかなりの方が亡くなっている様子…みなさま方、くれぐれも身体の健康には留
意してくださいね。
ところで、今日は愛犬コロンの散歩を少し遅らせて、夜20時ぐらいに家を出まし
た。
出てみると日中の暑さが嘘のようで、意外と涼しく、これも四季の移り変わりの
早い北海道ならではなのかなぁ…と . . . 本文を読む
昨日、愛犬コロンをお風呂に入れました。
これまでよく風呂場で逃げ回っていたコロンでしたが、昨日は借りてきた犬(?)の
ように、おとなしくしていたのです。
理由は何なのだろう…と考えてみると、私がコロンをしっかりと抱っこしてあげ
ていたことで安らぎを感じていたからではないかと思うのです。
私とコロンとのスキンシップで苦手の風呂を克服できた、そう思えてなりません。
(親バカですかね…笑 . . . 本文を読む
今朝方、夢を見て目が覚めました。
池の中を泳いでいたら, ふと足を摑まれ奥底へと引きずられていく夢…。
もがき苦しみながらも、足を引きずる者の顔を見ると、それは河童ではなく、潜
水具を着た人間で、私はその容姿を見た瞬間、気絶をしていました。
気がつくとすでに誰かから地上へ助けられていて、介護を受けていたのです…。
ところで、夢とは昼間の体験(記憶)を眠りながら脳 . . . 本文を読む
私は仕事へ行く前の毎朝の日課として、仏壇にお香を炊きます。
そして、妻の両親のおかげで今私たち夫婦があることを感謝し、これからも私の
家族ともども見護っていてください…と祈りをします。
そんな祈りを今日もしていたとき、ふと感じたことがありました…。
それは、手を合わせて祈るまたは感謝するという1つの形が失われつつある昨今、
このことに日本の子どもの人格形成における病理があるのではな . . . 本文を読む
『論語』為政第2-4に次のような有名な言葉があります。
子曰わく、吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心の欲する所に従いて、
矩を踰えず。
この言葉のうち、『七十にして…』の部分に関して、茂木健一郎氏は『とやま夏
期大学』の講演でこんなことを言っています。
70歳になったら孔子様は自分の欲望の . . . 本文を読む
自分のことを”天才”かどうかと聞かれると、まずそうではなく凡人だ…と答え
る人が大半だと思います。
でもはたしてそうなのでしょうか…もしかしたら潜在的に天才の資質をもってい
ながら気づいていないだけなのかもしれないなんて考えられないでしょうか。
かの天才画家ピカソは多くの油絵や彫刻などの作品を製作してきましたが、その
数80000点。その中で『ひまわり』などの優れた作品を描いてきた . . . 本文を読む
書店をフラッと歩いていると、1冊の絵本が目に留まりました。
その1冊とは「木を植えた男」…大学時代、青年心理学の講義だったと思いますが、
その講義内で読む機会がありました。
そのとき、この年齢になってもまだ絵本から学ぶことがいろいろとあるものなん
だなぁ…と感心したのを今でも覚えています。
そんな大人でも学ぶ機会となる絵本は、子どもの情操教育にはなくてはならない
ものでしょう。
. . . 本文を読む
スーパーマーケットを歩いていると、陳列された商品の一角にカブトムシコーナー
がありました。
そのコーナーでは国産カブトムシに混じって、外国産のカブトムシも売られてお
り、それを見て今の世の中、カブトムシは買う時代になったんだなぁ…としみじみ
感じました。
昔はカルピスなど甘い液をクヌギの木に塗って翌早朝、眠い眼をこすりながらカ
ブトムシを見つける…これが子どもの頃の捕まえ方でした。 . . . 本文を読む
『茂木健一郎 クオリア日記』(2007/08/03)の「思いっきり突っ張って」を読んでいて、
ふと手塚治虫さんの生き方が頭をよぎりました。
ぼくが子どもの頃、いじめられ続けるのが嫌で、自分の得意なことを持とうと
考え、手品に挑戦したり、漫画を描いたりしたことはすでにお話しました。
昆虫が好きだったので、昆虫採集や虫の絵を描くことにも随分のめりこみまし
た。
そして、大 . . . 本文を読む