昨日の午前中、勝間和代さんのトーク&サイン会の前に、斉藤孝さんの講演会に
行ってきました。
演台の前に立って身振り手振りを交えながらの1時間…。
その中には、教育、身体性、日本語に関わる専門的知見はもちろんのこと、人を
惹きつける話術、人を巻き込んで話を展開する演出のうまさ…などなど、教師と
して学ぶことが多かったです。
内容に関しては…余りに1時間の中に凝縮されていたのですべてを網羅することは
できませんが、箇条書きにてまとめを。
●学習効果は、教える側と教わる側の距離の2乗に反比例。
●多くの人に講義する場合、例えば1対5全体と考えるのではなく、1対1の意識の
ラインがあると考える。そして、ラインができたところで声をのせていくと考
える。
●目の合わない教師の言うことは聞かない。
●型を繰り返すことで技となる。また、質量転化が上達の基本。
●小さい頃に声を出して覚えることは大事。覚えて技化していくことで今の自分
と過去の自分につながりが持てるため、自己の内的な一貫性ができる。その自
己の内的な一貫性をアイデンティティという。
●思考は全て日本語の言語で行っているため、言葉を漢字で直すことができなけ
れば聞いていることを理解できない。
●理解力アップが情緒アップにつながる。人間は分からないことに対し心が揺ら
ぐものである。
●言葉は意味だけでなく、音の響きや情景などを思い浮かべている。だから、言
語と身体とは一体化している。
うーん、身体性と学びに関して、言語を軸に考えたことがなかったので新しい教
育的視座をいただきました。
教育とは奥が深い…まだまだ勉強不足です。
また、コミュニケーション能力にも通じる視点も含まれていますし、多くの知識
を総合化していく必要がありそうです…。
自分の頭の中でどれだけ知の連関のマインドマップが作れるだろう…(汗)
斉藤孝氏に、勝間和代さんに
昨日は、非常に濃厚な学びを得る機会に恵まれて
良かったですね。
コロンさん、要点をいつも本当に上手にまとめられていて
とても勉強になります。
読ませて頂き、ありがとうございました。
参考にさせて頂きますね
著書は数冊読みました。
齋藤さんが監修されているNHK教育の『にほんごであそぼ』は内容が私の趣味というのもあるので、たまに見ています。
今は使わない古典の言葉で書かれている言葉(にほんごであそぼでやっていたの)を子供がでっかい声で言いながら歩いているのを見てニヤニヤしちゃったことがあります(^^;
そうですね…昨日はほんとに中身の濃い1日だった
ように思います。
斉藤孝さんの講演については、上記講義内容のほか
にも、実は来場者全員で古典文学を読み上げたり…
と実践の中で学ぶ要素も多かったんですよ。
だからこそまとめるのもとても難しく…ほんとは1
つ1つの内容を系統立てるともっとイメージできる
のでしょうが、矢継ぎ早に語られるエッセンスを頭
で処理するのがやっとで…やはり自分の不学による
ところが強いです。
これからもっとしっかりといろいろなことを学び続
けていきたいと思います。
斉藤孝さんは…以前、3色ボールペンについて『世
界一受けたい授業』で観たのが最初でした。
その後、身体性を生かした教育指南書など、少し立
ち読み程度ですが、目を通していました。
ただ今回実際に講演を聴いたことで、教育の観点で
学ぶべきことが多く、少し本格的に読んでみたい…
そう思いました。
やはり、ライブに優る学びの場はないのかもしれま
せん…。
ありがとうございました!
Cafeにいらしていたので
なにやらとってもうれしくなって、お邪魔いたしました。
吸収したものを、ご自分流に工夫して現場で活用なさろうとしている
コロンさまのお姿が目に浮かびます。
着実に努力を積み上げていく…
マジメなコロンさまが、素敵だなぁって思いました。
では!お元気で~!
久しぶりにカフェに伺いましたが、いろいろな方の
会話の響きあいが感じられるようになってきました
ね…。
講演等は基本的に分野を偏らせないように…とはし
ていますが、自分の今を規定する”教師”などのタ
ブにリンクする話題をできるだけ聴くようにはして
います。
とはいえ…なかなか現場実践には活かしきれていま
せんが。
これも自分が成長するステップだと思って、のんび
りやっていきます(笑)
風待人さんもいろいろなアンテナを張られていて、
その集積をアウトプットする姿勢など、私も学ばせ
ていただいていることが多いです。
これからも頑張ってくださいね。