先日、愛知県常滑市の小学校の運動場で、女子児童3人が回旋塔遊具にぶら下がっ
て遊んでいたところ、突然支柱が折れ、順番待ちしていた女子児童の左足に当た
る、という事故がありました。
この回旋塔は4月に岐阜県大垣市で起こった木製遊具事件を受けて、常滑市教育委
員会などが目視点検したそうですが、問題はなかったといいます。
ですから小学校にしてみれば思わぬ不慮の事故だったのでしょうが…この事故か
ら、 . . . 本文を読む
『運命』について、最近良く考えることがあります。
この世に生を受け生きていく中で、どのようにして今の自分ができてきたのだろ
う…そんなことを考えると、何か運命のようなものがあるように思えてなりませ
ん。
マキャベリは運命に関して次のような言葉を残しています。
「運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身にゆだねる」
この言葉を自分なりに解釈すると、運命はタイミングである . . . 本文を読む
最近、福岡などを中心に全国各地で光化学スモッグ注意報が発令されています。
九州大学と国立環境研究所のシミュレーションによると、経済発展の著しい中国
東部から流れてきたものである可能性が高いといいます。
専門家は越境汚染に関する早急な国際的ルールの構築を声高に唱えてはいますが、
当事者である中国はこのことに関して何も言及はありません…。
そんな事実に、1996年旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノ . . . 本文を読む
みなさんは今何か欲しいものは何かありますか?
洋服、靴・・・色々あるかもしれませんが、ただそれらを買っていると当然お金は減
ってしまいます。
ところがそれとは全く逆で、使えば使うほそ増えるものもあるんです…。
例えば親切や優しい心遣いなんかがそうですよね。これらは実際目には見えませ
ん。実体として感じることができないものですからね。
そんな実態としては感じられない、心で感じる世界のものは . . . 本文を読む
ある銀行の部長さんが、私に以前こんなことを話してくれました。
商店などから融資の申し込みがあると、必ず銀行の方から調査に出向くそうです。
そして、その時に店内奥の出入り口の“靴の脱ぎ方”をまず見るというのです。
脱いでいる靴がきちんとそろっていれば合格。反対に乱暴に脱いであったら、いか
に店がきれいに飾ってあっても、融資するのは考えものだと判断する・・・というん
ですね。
なぜだか分か . . . 本文を読む
鈴木成一さんは、「ブレーブ・ストーリー」「鉄道員」「金持ち父さん貧乏父さ
ん」などを手がけた装丁デザインの第一人者です。
月に60件もの装丁デザインを抱える鈴木さんは、対象となる本をしっかりと読
みこなし、その内容の本質を装丁のデザインにすることにこだわります。
そこには自分の中の解答を追い求めるという信念があるのですが、その信念を貫
く上で、一つの作品に労力と時間を費やすも納得のいくものが見 . . . 本文を読む
日本では自分の席を確保しようと、開いた座席へなだれ込んでいく光景は普通に
見かけますが、老人や赤ちゃんをおぶった婦人の方などに席を譲るという場面に
はあまり遭遇しません。
ところが、アメリカではそのような方々を見ると、すぐ座席を譲ることが文化と
して根付いているようです。
アメリカは“人種の坩堝”と言われるように、いろいろな人種の方が集まってい
るので、相互扶助の精神が宿っているのかもしれませ . . . 本文を読む
環境省が室蘭市内のPCB廃棄処理施設の増設の方針を明らかにしました。新日
本製鉄室蘭製鉄所校内にある現施設付近に、早くて来年度にも着工したいそうです。
その裏で、地球温暖化対策推進法で各市町村に義務付けされている温室効果ガス
削減計画に関して、道内ではまだ7割が未策定であるといいます。
自然にあふれる北海道をどう保障していくのか、にも関わる大きな問題…。
なにより環境については、地方行政が . . . 本文を読む
先日、「ヤフーオークション」に出品し、約70人もの落札者に商品を発想しな
いで、約600万円を騙し取っていたとして詐欺罪に問われていた女性の無罪が
確定しました。
「泣き寝入りするしかないのか…」商品の届かなかった落札者の悲痛の声が今に
も聞こえてくるようです…。
このようなネットオークションの便利さの裏に潜むリスクのほかにも、入会など
していないのに認証ボタンや画像などをクリックしただけで . . . 本文を読む
『行動学入門』(三島由紀夫)の“学校のおわり”の章の中で、彼はこう記してい
ます。
本当の卒業とは、「学校時代の私は頭がヘンだったんだ」と気がつくことです。
確かに今の日本の教育は、社会の人々の間に構造化された不平等を助長しています。
実際、隠れたカリキュラムを通して、人間の価値観や行動様式などに注意を喚起
して、人間としてのあり方を枠付けしているところがあります。
そしてそのような中 . . . 本文を読む
5月17日、一人の男が遅咲きの偉業を達成しました。その男とは、「ミスター
ファイターズ」こと田中幸雄内野手(39)―2205試合目での2000本安打達成は、
プロ野球史上2番目に遅い記録でした…。
そんな田中選手は年齢を重ねるごとに痛切に感じる体力の衰えの中で、特に慢性
の右ひじ、左手首痛を抱え、本来の打撃フォームが維持できないことを冷静に分
析していました。
監督の若手重用も加わって、ベン . . . 本文を読む
松坂大輔は、、「東陽フェニックス」という少年軟式野球団に入団した小学校3年
生当時、コントロールが悪く、エースにはなれなかったそうです…。
ただ、強肩と打撃センスは光るものがあったようで、遊撃のポジションについて
いました。
またワーグナーは中高等学校に入るとき、希望する6学年に入るのにも成績が足り
なかったために、やむをえず5学年から入学となった過去があります。
彼は音楽以外とにかく勉強嫌 . . . 本文を読む
先日観た『プロフェッショナル仕事の流儀』では、競馬調教師・藤沢和雄さんを
採り上げていました。
馬に合わせた練習メニューを行う「馬なり調教」を行っている彼の念頭には、目
先の「一勝」よりも馬の「一生」を大事にするという信念があり、一頭一頭の馬
をしっかりと見つめ、育てることを志しています。
そんな藤沢さんが番組内で漏らした、いかにも人生観を象徴しているような次の
一言が印象的でした…。
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最近私の物忘れがひどくなってきました。
一体なぜ???なんて考えてみると…もしかしたら寝る時間と起きる時間のバラ
ンスが崩れているせいかなと思っています。
以前、奥さんがインターネットで“物忘れ”について調べてくれたのですが、そ
れによると原因の1つにストレスがあるそうです。
今、ストレスなんてないけどなぁ・・・なんて思いながら、気づかないところで心の
余裕のなさがあるのかもしれませんね。
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最近は全く映画を観ていませんでしたが、久しぶりに『ラブストーリー』(2003)
という韓国映画を観ました。(『猟奇的な彼女』を作った監督クァク・ジェヨン
の作品だったので、つい…)
概要は―
荷物を整理していた大学生の女の子が、押入れで見つけた古い箱を開けると、中
には母親の手紙や日記が・・・それは母親の初恋の相手とのものでした。
当時の日記の恋の様子が赤裸々に書かれた日記を読み進めるうち . . . 本文を読む