チャールズ・ダーウィンが、幼い息子ウィリアムのよちよち歩きの様子を観察し、
次のようなことを「子どもの観察」ノートに記している。
自分の顔をたたこうとしたためほほは赤くなり、悲鳴をあげて頭を振った。
たたくと痛くなることを学んだわけである。ちょうど、卵からかえったばか
りのワニの子どもが、柔らかいあごでぴしゃりとやることを学ぶようなもの
だ。つまりこれは、本能なのだ。
成 . . . 本文を読む
このたび、Colon's Barを開店いたしました!!
これまで、私といろいろとお話してみたい…というありがたいお声を多くかけて
いただいておりました。
ただ、そのためのツールがこのブログ(mixiにも一応登録はしているのですが…)
しかない、ということで、掲示板などの双方向でお話できるものを立ち上げても
らえないか…という意見を先日いただきました。
私も以前からそのことに関して . . . 本文を読む
ソクラテスの”産婆法”…これは人に問いかけることで、その人自身が気づかな
い自分の考え、そして真実を自ら語らせることを狙ったものでした。
そして、当時の世間の常識が間違っていることを、多くの市民の口から自ら言わ
せ、明らかにしていったのです…。
今回の養老孟司先生と茂木健一郎先生と対談『脳と生命』はまさに“茂木健一郎
の産婆法”といった感じでした。
とはいえ、ソクラテスとの違いは . . . 本文を読む
3月2日午前10時からの茂木健一郎氏の河合塾札幌校開校記念講演『受験に役立
つ脳のヒント』を拝聴してきました。(茂木先生の講演会は今回が初めて!!)
私自身、昨年のはこだて未来大学での講演に行くことができなかったので、今回
はなんとしても…との思いがありました。
ですから今回は、積年の思いがやっと実現したという形になるのですが…その嬉
しさから、昨日は正直寝付けませんでした。(読書 . . . 本文を読む
人はそれぞれの文脈の中で生きています。
そして、その文脈をお互いが尊重し、かつ共感しながら、支えあって生きている
のでしょう。
昨年末に母が永眠し、その中で迎えた2008年…ただ、その間、多くの方々の励ま
しのコメント、メールをいただきました。
養老孟司さんは「教養は他人の心が分かること」と言っておりますが、その心を
理解する上で、どれだけ相手の世界の内側から逃げずに残れるか…そ . . . 本文を読む
北海道によく現れる“雪虫”…この虫はアブラムシの一種なのですが、腹部が白
い綿のような毛に覆われているために、その飛んでいる姿がまるで雪の降ってい
るようにみえるんです。
道内ではよく「雪虫が姿を見せると近く初雪が降る」と言っているんですよ。
そして、その言葉はホントなのか…実際検証しようと、今回、民間気象会社ウェ
ザーニューズがこの件について調べたところ、札幌市や北見市など、道内8 . . . 本文を読む
星野JAPANの活躍、すごかったですね…。
台湾戦ではダルビッシュの粘投も6回裏にツーランホームランを浴び万事休す…と
思ったのですが、7回表にそれを見事に跳ね返してくれました。
3連勝で北京へ…というのは、国民の期待もあり、かなりの重圧があったことかと
思います。
でもそれをはねのけられたのは、まさに“意志”の力ではないでしょうか…。
「意志あるところ、道は開ける」…という . . . 本文を読む
最近、インターネット通販でのペット購入によるトラブルが増えてきているよう
ですね。
以前、他クラスの保護者の方がインターネット通信でトイプードルを購入し、大
切に飼育していたのですが、それが実はなんと羊だった…なんてオチのある話を
聞いたことがあります。
そのような例はごく稀だとは思いますが…最近のインターネット販売の被害には、
「いざペットが届いてみたら病気だった…」とか「注文した . . . 本文を読む
ベトナムにChan-Thien-My Companyという作業場があります。
ここでは、“All for disable people”というスローガンの下、ベトナム戦争な
どで手や足を失った障碍者の方々が、それぞれの障碍に応じてできる工程を訓練
し、刺繍や彫刻、宝石類を製作しています。
今では600人以上の人が作業をしており、私たちは今回、その1人1人の作業をじか
で見学させてもら . . . 本文を読む
ベトナム研修旅行5日目、ハノイの『紀伊』という日本料理屋で昼食をとりました。
流暢な日本語を操る店員さんが配膳してくれた料理は…、豚の角煮、てんぷら、
大根の煮物、コロッケ、焼魚…と日本の料理ばかり(日本料理屋なので当然です
が…)
これまでベトナム料理の香草の強さなど、独特の食べ物を受け付けなかった生徒
たちは、皆、その料理の数々に安堵感の笑みを浮かべていたのがありありと分か
りま . . . 本文を読む
今日から、学校の研修旅行でベトナムへ行ってきます。
ホーチミン・ホイアン・ハノイの3箇所を中心に、ベトナム戦争の戦禍とそれと日
本との関わりなどを考えながら、これからのアジアにおける日本のあるべき姿な
どを生徒とともに考えてくる…そんな旅になるでしょう。
とはいえ、それだけでなく要所要所で楽しむところもあるので、充実した時が過
ごせるものと思います…。
日本はこれからますます寒く . . . 本文を読む
プロ野球パ・リーグのクライマックスリーグは、まずロッテが勝ち上がりました
ね…。
さて、次は日本ハムファイターズと…どうなるでしょう???
ファイターズファンとしては3連勝で決めてもらいたいところですが…。
ところで花王の常磐文克さんは、企業集団のあり方についてこのように語ってい
ます。
「ロマンある目標をしっかり掲げ、その目標を達成させるために、みんなが働き
やすい、質の高 . . . 本文を読む
昨日は中秋の名月でしたね…。
北海道の天気は雨…あいにく月を愛でることはできませんでしたが、全国的には
どうだったんでしょうか?
ところで、中秋の名月に八条宮智仁親王が自身で造営した桂離宮で詠んだ歌に次
のようなものがあります。
月をこそ親しみあかぬ思うこと 言わむばかりの友と向かひて
実に詠み手の孤独感が伝わってくる句ですよね…。
月にはそんな孤独感を想起させる何 . . . 本文を読む
ここ数日、少年少女が父親を斧で殴るという殺人(未遂)事件が相次いで起こっ
ていますよね。
そこに表れてくる家族の問題…、確かに今、急激に家族のあり方が変化してきて
いるような気がしてなりません。
実際、昔は“一家団欒”という言葉のとおり、自然と家族が集まっていたと思い
ます。
食事のときなどは、静かに食事をみんなでとる…という風習もあって、一見コミュ
ニケーションが取れていないよ . . . 本文を読む
聖徳太子の「和を以って尊しとなす」の言葉を引用せずとも、日本の国民性の1
つによく和を重んじるということが挙げられます。
けれど、その和の裏には、相手の気持ちを配慮した思いやりが必要なのは言うま
でもないでしょう。
ただ、そんな相手への思いやりを、他人に対する気兼ねと混同していることはな
いでしょうか?
最近の子どもたちを見ていると、自分ひとりでお手洗いへ行くことができません。
. . . 本文を読む