『ウェブ時代5つの定理』の前書冒頭で、梅田望夫氏は次のように述べています。
(少し長い引用ですが、梅田氏の人間的本質がこの文章に凝縮されていると思っ
ていますので、どうぞお読みください…)
未来を見通すことなど誰にもできないが、こうすればクリアに想像できるのか。
世界の成り立ちなど誰にもわからないけれど、こうすれば見晴らしがよくなる
のか。
十六年前、アメリカにやってきた . . . 本文を読む
昔の読書は、マルクスにしてもニーチェにしても、”社会的素養”としての時代
的要請であったように思います。
そしてそれがサイードのいう”知識人”としての滋養となっていた感がありました。
最近はどうも専門に偏る傾向があるようです。
とはいえ、私自身、その読書の傾向が一概に悪いとは思っていません。
実際、自分にテーマ設定をしながら深堀りすることで、新たなアンテナへと派生
して . . . 本文を読む
経営においてかかる経費は大きく2つ、”変動費”と”固定費”ですよね。
そのうち、”固定費”は人件費や減価償却費などを指しますが、これは売上高が
伸びるからといって、減じるわけではありません。
むしろ、会社規模拡大に伴う設備投資や雇用増大によって増加することこそあれ
ども、減じることはないでしょう。
ですから、気づかないうちに、売上高を食いつぶしたり、生産性を低下させるな
ど . . . 本文を読む
雑誌『Think!』に特集している勝間和代さんの「ビジネス思考を鍛える」を読み
ました。
内容的には、PDCAサイクルの不足(?)分である、思考の知識・理解を補った、テ
キサノミー理論をベースにした思考の6段階(知識―理解―応用―分析―統合―評
価)によって、4つのビジネス思考力(会計思考・統計思考・経済思考・マーケ
ティング思考)を構造化し、各思考の6段階ごとに求められる具体的能力 . . . 本文を読む
4月に入り、授業もスタートしました。
私が学生だった頃を思い出すと、新しい教科書の印刷の匂いが新たな知的世界へ
の憧憬を喚起し、ワクワクしていたように思います。
ところで、先週、私は愛犬コロンと遊んでいて眼鏡のフレームを折ってしまい、
眼鏡屋にいくこととなりました。
伺った眼鏡屋は、もう何年も御贔屓にしているのですが、愛社精神と眼鏡への愛
着を店員全員が眼鏡をかけることで表現して . . . 本文を読む
昨日から、『中央公論』5月号を読んでいました。
その中で注目していた特集が『達人たちが語る知的整理法革命』…。
実際、今の自分は、本を読むなどのインプットに関しては、読書を中心に気を遣っ
ていた部分はありました。
けれど…アウトプットに関しては、時間の制約ばかり気にしてなかなかできず…。
ただ、そんな中で、梅田望夫さんの次の言葉が私の琴線に触れたのです。
『最後に読者に伝え . . . 本文を読む