昨日は免許更新のため、自宅の最寄り駅から普通電車に乗り、下車後バスで目的
地の札幌運転免許場へ行きました。
正味1時間だったでしょうか…天候不順だったにも関わらず、各交通機関の接続が
うまく行ったこともあり、思ったよりもスムーズに行くことができました…。
時間という制約から気が急くこともありますが、実際動いてみると案外たやすかっ
たりするもの…まさに"Take it easy”ですよね。
そのようなことは、人生でもあるでしょう…。
実際、世の中には人生を前向きに捉えるという“ポジティブシンキング”を重ん
じる風潮があります。
確かにそれは、人生の壁を乗り越えていくための原動力となるのですが、常にそ
れを維持しようと思うと、心が疲弊し、焦りを生じさせ、結果として自分を見失
う…という悪循環に嵌ることになります。
先行きが読めず、自分の文脈を生きることにストレスが溜まることの多い現代社
会ではなおさらではないでしょうか。
そんなときはリラックスしてじっくりと構える…そうすればきっとその先に、一
筋の光を見出すことでしょう。
ですから、今の世に必要なのは、人生の谷間を迎えても、それはそれとしてしっ
かりと受け止める心のおおらかさ、さらにはそれを楽しめるほどの心の余裕なの
かもしれません…。
そして、それらはきっと人生を謳歌するエッセンスとなるはずです。
人生に目標を立て精進する…そのことの意義を私は否定するつもりはありません。
ただ、そのような自分に課した制約から一度自由になり、人生を逍遥する…そん
なことも人生の偶有性を生きる上で必要なのではないでしょうか。
小道に咲く純粋無垢な花の美しさや、アリなどの豊かな生の営みを見落とさない
ためにも…。
札幌の運転免許所、懐かしいです。裏が大きな原っぱだった記憶があります。
”心に刻む”なんていっていただけて…書き手としてほんと幸せですよ！！
実際、時間が短く感じたのは、電車の中で『考える人』を読んでいたこともあるのですが…ただ、そんな中で気づいたら目的地についていたんです。（実際、札幌の運転免許所は読書に没頭して乗り過ぎそうになったぐらいです（苦笑））
そんな体験の中で、自分がこれはちょっと難しそうだな…なんて思うことも、思っているより楽にできる…と感じたんです。
そうすると、いつも忙しなく生活している日常で少し立ち止まって自分が見落としていた車窓の風景など、日常に潜む、そっと私に語りかけてくれている声に耳を傾けたい…なんて思い、書いたものが今回のブログ記事です。
札幌の運転免許所はこれで2回目…最初は運転免許取得のためにきましたが、そのときは実技の抜き打ちテストがある…なんて聞いていたので、気が気でなかったのを覚えています。
そのときはちょうど台風が接近していて、実技テストは全く実施されなかった…というラッキーな試験日となりましたが。
昨日は帰りに肌を刺すような寒風が吹き…おかげで鼻風邪を引いてしまいました。（今は薬のおかげで治っていますが…）
できればもうこの運転免許所は行きたくないですね…今度来るときはきっと免停のときでしょうから（笑）
毎日の生活をどうしてもゆとりなくしていると、目の前のものを見落としてしまいますし、やはりどこかで立ち止まる勇気がいるのでしょうね
この3連休で少し普段のコリをほぐすことができたかも…
僕は受験勉強という文脈のなかで、少しでも自由になっていると「感じたい」と思っています笑
東京も寒いですが、北海道はもっと寒いですよね。寒さに負けず、頑張ってください。
言葉は文の中で生きていくもの…”おしゃれ”なんて言われると恥ずかしいですが、素直に嬉しいです。
そうですよね…確かに忙しさに埋没すると、目の前のものが全く見えなくなるなんてことがよくあります。
そのことで頭が一杯になるんでしょうね…。
だからこそ一息入れて立ち止まる…そのとき見る景観は少し違って見えるのでしょうね。
舞さんはずっと忙しかったんですね…そんな自分を冷静に見ながら、この3連休でまたリフレッシュして新たな生活へと戻った様子。
よかったですね…これからもそっと立ち止まりたいときがあれば是非立ち寄ってみてくださいね。
そんな止まり木になれれば書き手として嬉しい限りです。
制約があるからこそ自由はあるのですが、その自由を履き違えるととことん自分の文脈から外れますからね…。
この考え方は日本人には難しく、アメリカ人などには受け入れやすいのだと思いますよ。
やはりキリスト教という宗教の存在は、それだけ大きいのだと思います。
それはさておき、YUMAさんは受験生でしたね…私も応援しています、CAFEでYUMAさんが茂木さんを応援していたのと同じように…。
まだ東京も寒いはず…どうぞ、大事なときですからくれぐれも風邪を引かないようにしてくださいね。