子どもの成長に寄り添う…言葉で言うのは簡単なのですが、それを実際に行う場
合どうすればいいのか、常に悩みがつきまといます。
これまで教師-生徒の関係は、教師が「知識あるもの」として、生徒に知識を教
授するという上下関係のもとに、一斉授業が成立していました。
また、クラス経営においては、共同体意識が尊重され、生徒による自治活動とそ
の組織化に目配せをしていればよかったのです。
その . . . 本文を読む
茂木健一郎氏のブログ『クオリア日記』にエントリーされた記事「ドイツワイン」
(2008/02/05)の中に、次のような箇所があります。
探究の対象というものは
無限に奥深い構造をしている
のであって、
「わかった」というのは
途中の一里塚に過ぎない。
理解という準安定状態に
とどまることは、
時にさらにその先に進むことを
妨げてしまう。
. . . 本文を読む
ある先生が生徒とこんな話をしていました。
「先生はどんなドラマを見てるの?」
「うーん、最近はあまりみていないかな…」
「僕は『水戸黄門』…最後にはいつもハッピーエンドで、安心して見られるよね」
高校生にして『水戸黄門』…というのもおもしろい話ですが、この会話自体は特
に取り上げるべきものでもない、どこにでもある普通のものだと思います。
ただ、私がここで気になったのは…「安 . . . 本文を読む