Progress

日々一歩ずつ前に進むために書き綴ろう…。自分の中のちょっとした変化を大切に…。

『情熱大陸』勝間和代に見る人間愛

2008-05-12 18:19:18 | 随想





今回の『情熱大陸』に出演していた勝間和代さんの思想、日常生活に触れる中で、
多くの学びの場を得ましたが、その中で特筆したいのは次の2点です。

①勝間さんが、常に経済というお金のフローを感謝の表れ、人間と人間をつなぐ
潤滑油と捉えていること。

②勝間さんの代名詞である”効率化”という、少ないINPUTで大きなOUTPUTを得る
ことが、次世代の子どもたちへの自分なりの投資であるということ。


実際、お金の使い道にしても、事務所には、顧客へのサービス提供以外に必要の
ないものは無収入生存年数とのかかわりから置かない反面、昼食や書籍には多額
を注ぎ込んでします。

そこには、個人と人間関係への投資の思想が脈々と流れていたのです…。


また、実際の投資にしても、ただ生活を潤すための手段として考えるのではなく、
前提として経済成長があり、事業・商品開発へのリスクによって得るリターンの
分配によって、”フェア”な格差社会への意向を睨んでいます。

そうやって社会の未来を再構築していく必要性を説きつつ、Chabo!という印税を
世界の難民・被災民の教育支援、自立支援というシステムの中で、『世界市民』
として生きる使命を私たちに問いかけています。

さらに『効率化』という概念を生態系とのあり方との対比から、いかに持続可能
な社会を構築できるかという人生哲学にまで昇華しているところからも、勝間さ
んがいかに自分の人生とお金を人類愛・自然愛の形の表現として捉えているか…
ということが分かります。


今回の番組を通して、勝間さんをどうして自分が敬愛しているのかが分かったよ
うな気がします。

今まで尊敬しつつも、その尊敬の裏にどこかひっかかるものがあったのですが、
そのひっかかっていたものは『効率化』に潜む人間、勝間和代の大きな心温かさ、
人間愛の大きさにあったのだと…。

私自身、改めて、効率化を愛を生産する仕組みとして捉え直して、自分の生き方
の再構築に活かしていきたいと思います。

(この記事はmixi(08/05/12)の日記を転載したものです。)

Chabo!(チャボ)- 本で、もっと、世界にいいこと。