完全民主主義論
現代の民主主義は、元々完全でなかったために、綻びている。だから世に、イシメ、虐待、犯罪、戦争などが絶え間なく続いている。これは民主主義が完全でないことにある。
それは民主主義の根本理念である「基本的人権」によって、纏まりのないバラバラな社会になってしまっている事にある。その上にこの世の哲理、真理に沿った民主主義ではないということと言う。だから公人だからと言って、自分や自分たちの事を、自分や自分たちで決めるのを民主主義と思っている。
この自然の哲理、真理とはどういうことかと言うと、物や物事は単体で存在しておらず、相対的な相手と共にあり、それが調和の取れた共和の元に融合し協和して存在していることを言い、それが自然の姿であり世の姿である事を言う。
では民主主義を正しく有らしめる相手は何かというと、宗教である。
だが宗教と言ってもたくさんあり、そのどれもが適するものではない。数多ある中で適した宗教とは、その教義に「したいのにしてはならない、したくないのにしなければならない」を持つ宗教が正しく適した宗教である。
民主主義が宗教と融合し共和することによって、民主主義は野方図な自由は制限され、民主主義本来の姿に立ち返ることになる。
なお宗教の代わりに、哲学、道徳でも良いかもしれないが、哲学や道徳では、自然の哲理と真理に沿った行為行動が取れない貧弱さがある.
宗教心を持った信仰心に目覚めずに、民主主義や哲学や道徳を、語ることなかれ。
宗教や法、民主主義や道徳は特権ではなく、正しく守るべきものである。とともに、基本的人権には戒律によって管理されたものであるべき出る。そうでなければ民主主義のみならず、全てのものは民主主義自らの手によって破壊され、地球温暖化から異常気象へ、無少子高齢化社会へと小志向憂い化社会へと地進んでいく。