青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

苦楽

2012年11月10日 | 人生設計

我々は人間として生まれてきて、そして生きているし、生かされている。
この「生まれ、生き、生かされ」ているという事は、何のために「生まれ、生き、生かされ」ているのだろうか。

最近よく話題になっているが、「ips細胞」移植によって病気などが治療されると期待されているが、その「ips治療」によって、どんな「生きること、生かされること」といった価値観が現れるのだろうか。

この治療によって得られる価値観は、概ね「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」な「生き方、生かされ方」を期待するだけのものでしかないと思われる。

しかし人間として、それは「生命」として生まれてきたものは、総じて苦労の中で生きて行き、生かされていくものである。
決して「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」な「生き方、生かされ方」を約束されて、この世に生まれ、生き、生かされているものではない。
「苦労の中に生き、生かされる」という定めの元に、「生まれ、生き、生かされる」ことになっているのが、我々人間の価値観である。

それが我々は、避けて通り、避けて通ろうとし、それによって却って苦労の種になってしまっている。
だが「苦労するのが人生」と割り切るならば、人生は嬉しい。

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短歌 414.

2012年11月10日 | 短歌に政治や社会

★ 欲深く がむしゃらに行く 人たちも
      住みゆく宿は 同じ仮寝の    2012/11/9

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