青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

極楽への道

2011年02月10日 | 人生設計
極楽へ行くには、それは天国へ行く道でもあり、また幸せになるための道でもあるが、その為にはどうしたらよいのだろうか。
我々はなまじっかいい気になって、「したい放題」の事をし、「言いたい放題」の事をしていて、それで満足できるようになる事、即ち極楽や天国に行かれ、幸せになれるように思っている。
だが本当に「極楽に行かれ、天国に行かれ、幸せになれる」には、条件がある。
この条件が満たされない事には、「極楽へも天国へも、幸せにも」なれない。「極楽、天国、幸せ」は、タナポタ式に落ちてくるものではないからである。

「極楽、天国、幸せ」となるための条件とは、「したい事を、しないこと」と、「したくない事を、する」ことが条件になる。

「したい事を、しない」という事は、欲するままにすべきではないということであり、且つ、「悪い行い、悪い言葉」を行いたい事を抑えることである。

「したくない事を、する」という事は、人としての生業や、親や高齢者に対する孝心、夫婦お互いへの助け合いと尊敬、子供や子弟への養育心、それらを疎かにせずにしっかりと取り組み、愚痴や怠け心にくじけず、忍耐して努めていく事を求められる。

「したい事を、しない」という「したいのに、してはならない」という事と、「したくない事を、する」という「したくないのに、しなければならない」という事は、我々の思い描く「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」さの幸せさとは、裏腹の世界になる。

こうした逆進性的な思想の上に、真の「極楽、天国、幸せ」の世界が成立している。
こういう真の「極楽、天国、幸せ」の世界に導いてくれるのが、真の宗教である。
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