ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

活動報告 生駒山登山

2010年02月18日 | ビーバー隊活動
2月14日(日)、生駒山を登りました。今回はカブ隊のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちも何人か参加してくれました。石切駅から「くさか」コースを目指します。駅から5分ほど歩くと、孔舎衙坂(くさえざか)駅跡に着きます。旧生駒トンネル開通時の大正3年から、新生駒トンネル開通時の昭和39年まで駅がありました。旧生駒トンネルの大阪側入り口のすぐ横にホームの跡が残っています。
舗装された坂道をしばらく歩くと、くさかコースの入り口があります。「いのしし注意」の看板があります。下見の際、藪の中にいのししがいました。急な坂を登り山道をさらに進むと、府民の森くさか園地の案内図があります。ここで分かれ道になっていますので、小休止をします。登り始めて30分ほどですが、汗がでてきました。上着を脱いで、水分を摂ります。
ここから15分ほどのところにある河内七面山という神社を訪れました。巨石に囲まれた小さな平地に、大きな石碑がたくさんあります。このすぐ上の石切場跡で亡くなられた方をお祀りしているそうです。その後、大坂城築城に使われた石切り場跡を見ました。コースから少しはいったところに巨石があり、工具を使って石を割った跡が見られます。こんな高いところから、どのようにして切り出した石を平地まで運んだのでしょうか。
くさか園地のこぶしの谷で休憩にしました。ここまで1時間30分を歩きました。生駒縦走路まであと少しです。尾根筋から大阪側に少し下ったところにある生駒縦走路は勾配は急ではありません。歩いてる人や走ってる人に多くすれ違います。ところどころ景色の開けたところからは、大阪の街が良く見えます。
七曲りのショートカットを行くと、生駒遊園地の駐車場につきました。最後の階段を登り遊園地の入り口から頂上に向かいます。生駒山遊園地は冬の間は休園中です。遊具はカバーをかけられた状態で春を待っています。生駒山には一等三角点が設けられていますが、SL列車コースの中にあります。SL列車コース横の休憩所で昼食にしました。昼食はおにぎりとカップ麺です。寒い中で食べる暖かいラーメンはとてもおいしかったです。昼食後にカブ隊長が、上進予定隊員に「りすの道」をしてくれました。
下りはケーブルカーです。ここのケーブルカーはデコレーションされており遊園地の乗り物のようです。生駒山上駅から宝山寺駅まではケーキ型ケーブル「スイート」号です。宝山寺駅から鳥居前駅はネコ型ケーブル「ミケ」号に乗りました。ケーブルカーは井戸のつるべと同じですので、上りと下りのケーブルカーが途中で必ずすれ違います。窓の外にすれ違うケーブルカーが見えると歓声があがります。隊員たちはすれ違うケーブルカーに手を振っています。
石切駅から生駒山上まで約3時間の行程でしたが、みんなたいへんよく歩いたと思います。また、普段なかなか歩く機会のない大人にもいい運動になったかと思います。

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