ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

活動報告 3月度隊集会 お別れ会

2009年03月22日 | ビーバー隊活動
朝目が覚めると外から雨音が聞こえました。今日はあいにくの雨降りです。雨天用プログラムの橿原昆虫館見学に、切り替えました。
橿原昆虫館は香具山公園内にあり、スポーツ施設や公園などもある複合施設の一部です。昆虫館に着いた時には、すでに雨はあがっていました。玄関にトンボのブロンズ像が飾ってあります。トンボの尻尾の影ができるところに文字盤があり、よく見ると日時計になっています。残念ながら、曇っていたので、時間は読み取れませんでした。中に入るとまず標本展示室があります。世界各国の昆虫の標本が整然と並べられています。次は生態展示室です。ここでは生きたままの昆虫を観察することができます。展示容器の中の小型カメラをリモコンで操作することによって、昆虫の姿がディスプレイに大写しになる面白い展示がありました。隊員たちは興味深々でリモコンの操作を行っています。
つぎはいよいよ放蝶温室です。巨大な温室に、熱帯植物が植えられており、蝶々が何百何千と飛び回っています。まさに楽園と呼ぶにふさわしい空間です。いろんな種類の蝶が放し飼いになっており、ときどき頭や手にとまります。一頭ずつ管理されているのでしょうか、羽根に番号が記されています。カメラを持った隊員は写真をたくさん撮ってくれました。二階に上がると、特別展「ミツバチの不思議」がありました。ここでは、蜂蜜のお茶を飲ませてもらいました。甘すぎずすっきりとした口あたりで、隊員たちもおいしく飲めたと思います。
昆虫館から出ると雨はすっかり上がっていました。香具山公園で食事をとることとしました。食事後はしばらく遊具で遊びました。ここの遊具は昆虫の姿をモチーフとしているそうです。
午後は青垣生涯学習センターに行き、カブ隊と合流します。ビーバー隊では、ビーバーからビッグビーバーに上進する隊員へのビッグビーバー記章の授与、ビーバースカウトを卒業する隊員への記念品の授与、カブスカウトへ上進する隊員の紹介、そして、ビーバースカウトに入隊予定の隊員の紹介を行いました。隊員たちは、とてもきびきびと行動できて、良かったと思います。ビーバースカウトを卒業する隊員へは「ビーバースカウトであったことを忘れないでほしい。」、ビーバーからビッグビーバーに上進する隊員へは「ビーバーの手本となってほしい」との言葉を伝えました。
これで本年度の活動は全て終わりました。皆様一年間ありがとうございました。四月からは新しい体制でビーバー活動を続けていきますので、隊員・指導者・保護者の皆様方が楽しめるような活動にしていきたいと思います。来年度もよろしくお願いいたします。

登録事務

2009年03月21日 | 団活動
3月20日、青垣生涯学習センターにて、団委員長、副団委員長、ベンチャー副長、カブ隊長の5名で登録事務を行った。登録事務は数年前からパソコン入力になっており、ベンチャー副長がパソコンとプリンターを持参してくれた。
毎年のことであるので慣れてはきたが、ビーバー隊の新規登録者が一番多いので、他の隊と比べると、大変である。まずは、来年度継続して登録しない隊員・指導者の非継続のデータ入力を行う。つぎに、指導者の登録内容の変更を入力する。これは、子どもがビーバーからカブに上進し、保護者の方がビーバー指導者からカブ指導者に変わる場合などである。ビーバーからカブに上進する隊員のデータは自動的にカブ隊の登録になっている。最後に新規登録の隊員・指導者のデータを入力する。ビーバー隊の入力が終われば、半分終わったようなものである。カブ隊は新規登録者が何人かいるが、ボーイ隊、ベンチャー隊の新規登録者は今年は無い。指導者の変更のみである。
登録事務を終えて登録者を数えてみると、ちょうど100名となった。来年度は年4回の入団説明会を予定している。年度途中の入団勧誘活動を活発にしていくつもりなので、育成会の皆様のご支援をお願いします。

波瀾万丈

2009年03月15日 | 団活動
当団では、桜井の白木という山村に土地を借りてキャンプ場として使わせてもらっている。雑木林を開拓し、テントサイト、広場、小屋、トイレ、物置を整備した先人達の努力に感謝しなければならない。キャンプ場としては、人里から隔絶されており、木立に囲まれ、理想的な環境にある。水場が遠いのが難点であるが、大変な水汲みも、良い思い出になるだろう。このキャンプ場を、いつでも使えるように、維持していくために、月に1回、キャンプ場整備を行っている。今日は、CS隊長、VS副長、団委員と私の4名で行って来た。
田原本公民館に08:30に集合し、私の車に乗り合わせてキャンプ場に向かう。車で約40分の道のりだ。県道から山道に入った直後に、見たことのない「通行止め」の看板がある。滝蔵への分岐のところで道路が封鎖されている。ここから400m先で道路が崩落し通れなくなっているのだ。地図には白木までの迂回路が示されている。4人は車を降りて徒歩で崩落現場に行った。歩いて10分ほどで、ショベルカーが作業をしているのが見えた。工事業者の社長さんが、3月23日までは通れないと説明をしてくれた。車が通れるようになったあとも、道路の拡幅工事を続け、最終的には車が対向できるようになるとのことである。
滝蔵より迂回路をとり、白木に向かう。途中分かれ道がたくさんあった。4人とも通ったことのない道なので不安である。白木の村を抜けキャンプ場への最後の急坂にさしかかった。ここは途中で止まると、登ることができなくなってしまう難所である。一気に登り切り、キャンプ場に着いた。落ち葉の上に雪が残っており、地面には霜柱ができている。大屋根から滴り落ちる水は氷柱を作っている。ここは、まだ冬なのだ。
一通り設備の点検を行った。大屋根から炊事場、トイレ、テントサイトを順番に見て回る。テントサイトは5基分あるが、手狭なので増設の作業中である。まだ、完成していない。少し離れた水場も確認した。水場は木がうっそうと茂り、昼なお暗い所である。水タンクのカバーが外れていたので、かけ直した。その後、小屋、倉庫を見て回る。倉庫の屋根は一年前の大雪で曲がったままで、いずれは修復が必要である。来年度の課題の洗い出しが終わり、コーヒータイムにする。
帰り道、難所の急坂を下っているときに、タイヤの空気が抜ける音がしたかと思うと、ハンドルが取られた。パンクである。平坦な場所まで移動し、確認すると右前のタイヤがぺちゃんこになっている。男が4人もいると、タイヤ交換作業もすぐに終わる。車に乗り込み、迂回路を通って帰路についた。
行きは通行止め、帰りはパンクと波瀾万丈のキャンプ場整備であった。

奈良県キャンポリー説明会

2009年03月11日 | ボーイ隊活動
ビーバー隊長ではあるが、じつは、ボーイ副長も兼務している。したがって、このブログにはビーバー隊のことばかりではなく、ときおりボーイ隊の話題も書いている。
3月7日(土)の夜に、BS隊長に同行し、今夏予定の奈良県キャンポリーの説明会に参加した。奈良県キャンポリーとは、4年毎に行われる奈良県全体のボーイスカウトが集うキャンプ大会である。ビーバースカウト諸君は、将来ボーイスカウトに上進し、奈良県キャンポリーに参加してほしい。
今年は5泊6日(8月10日(火)~16日(日))の長期キャンプで、場所は高取町の健幸の森公園の予定地であり、現在造成中である。4年前には、西名阪福住インター近くのセキスイハウス工場予定地で3泊4日の日程で行われた。工場予定地であったため木陰が無く、大変暑かったことを覚えている。
今回のテーマは「すべては君の手の中に」と題して、パトロールシステムを活用しスカウトの自主的活動を促すことを目的としている。プログラムは、全体プログラム、選択プログラム、自主プログラムがあり、自主プログラムの時間的割合が多くなっている。プログラム展開も隊員達が自主的に行うことができるよう練られている。したがって、このキャンポリーに向けて、各隊ではパトロールシステムを確立しておく必要がある。
今回のキャンプ場の特徴は、造成途中であるために、水道・電気・トイレが全く無いことである。最近ではめずらしく、直火使用、立木伐採が許されており、面白いキャンピングができそうである。
今回の説明会で、プログラムの概要も徐々に見えてきたし、カブ・ビーバーの見学日も用意されていることも判った。今年は楽しい夏休みになりそうである。





活動報告 3月度隊集会 スケート

2009年03月08日 | ビーバー隊活動
来年度入隊予定者の歓迎を兼ねて3月度隊集会はスケートに行きました。子ども26名(隊員9名、入隊予定者8名、一般9名)、大人17名(指導者4名、保護者13名)の総勢43名が参加しました。2004年にあやめ池遊園地が閉園したため、奈良県内からはスケートリンクが無くなりました。以前は伊賀グリーンピアにも行った事がありましたが、最近は柏原市青谷のアクアピアアイスアリーナに行っています。今日は、カブスカウトの1組、2組も組集会で同じスケートリンクに向かいます。
西田原本から王寺経由で河内堅上駅まで電車で行きます。堅上駅から徒歩で約15分で、アクアピアに到着です。副長さんに入場券を買ってもらっている間に、「大きな輪」をして隊集会を始めました。入隊予定者は歌集を持っていないために、今日はビーバー歌集からのコピーをみんなに配って、すこし歌の練習をしました。入隊予定者は、今日がビーバーの隊集会に参加するのが初めての子どもがほとんどです。隊集会の始め方から敬礼の仕方、歌の練習までを、わかりやすいように説明をしながら進めました。
カウンターでスケート靴を借りて履きます。ビーバースカウトには靴の紐を結ぶのは少し難しいので、大人に手伝ってもらいます。ビーバー隊員は何回かのスケート経験がありますが、入隊予定者はほとんどが初めてです。スケートが初めての子どもにはヘルメットも借りてかぶってもらいます。準備ができたらいよいよスケートです。
スケート経験のある子どもは勢い良くリンクに飛び出していき、思ったように滑っていきます。初めての子ども達は手すりにつかまりながら、ゆっくり歩いていきます。今日は例年よりもすいているので、氷の荒れも少なく、とても滑りやすいです。どの子ども達を見ても、滑れるようになろうという意志があるため、みるみるうちに上達していくのが分ります。初めての子どもも、まっすぐ立って歩けるようになりました。実質2時間程度の練習時間でしたが、子ども達の習熟度合いは目を見張るものがあります。子ども達も「滑れるようになると楽しい」と言っています。
2時30分頃にスケートを終えた後、入隊予定者に、隊集会の終わり方を説明をしながら、たちには、このは章、小枝章を授与し、終わりの「大きな輪」をしました。
恒例の入隊予定者歓迎イベントであるスケートは、今年も好評でした。また、来年も、みんな揃って行きましょう。

3月度隊集会、スケート

2009年03月04日 | ビーバー隊活動
・日時:3月8日(日)09:25~16:00 
 最寄り駅から、新王寺行き乗車券を買って、下記の列車に乗車してください。
 - 結崎 09:40発 橿原神宮前行
 - 石見 09:42発 橿原神宮前行
 - 笠縫 09:34発 西大寺行
 - 西田原本 10:01発 新王寺行
 - 黒田 10:03発 新王寺行
 - 但馬 10:05発 新王寺行
 15分前に集合してください。
・場所:アクアピアアイスアリーナ(大阪府柏原市)
・服装:防寒着、帽子、手袋、(隊員は、制服・制帽、ネッカチーフ)
・持物:ハンカチ、ティッシュ、筆記用具、雨具、水筒、タオル、(隊員は、ビーバーノート、歌集、ロープ)





新入隊員面接

2009年03月01日 | ビーバー隊活動
2/28(土)に、入隊希望者の面接を行いました。磯城郡内から来年度小学校1年、2年になる10名の希望者が来てくれました。

その内訳は、
 田原本小学校 4名(2年:1名、1年3名)
 北小学校   2名(2年:2名)
 東小学校   1名(1年:1名)
 平野小学校  1名(1年:1名)
 三宅小学校  2名(1年:2名)
 合計    10名(2年:3名、1年7名)
です。

面接の内容は、
 ・ビーバースカウトに入る意志
 ・やくそくときまりが守れること
の2点です。全員が、しっかりと受け答えができ、面接合格です。

ビッグビーバー(2年生)9名、ビーバー(1年生)7名の計16名体制です。来年度も、にぎやかな活動になりそうで楽しみです。