ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

需品部

2008年11月30日 | ビーバー隊活動
高田スカウト会館の中に、奈良県連盟の需品部がある。県内には奈良青少年児童会館とここにあり、ボーイスカウト用品を扱ってくれている。奈良県のように独立したお店を構えているところや、他府県では、スーパーやデパートの一角で売っているところもある。
昨日土曜日にこの需品部に行ってきた。用件は、新入隊員の装備品を買うためと、来年1月の地区凧揚げ大会の表彰の副賞を見に行くためである。当団では、ビーバー隊員の備品は、ビーバーノート、カブ歌集、4mロープである。制服は団から貸与し、その他の必要なもの(リュックサックなど)については各自用意することになっている。カブ、ボーイは初年度は揃えないといけないものが多いので結構お金がかかるが、ビーバーは制服も貸与だし、高度な装備品も必要ないため、ほとんどお金がかからないのが良いところである。ところが、この三点セットが昔は合計800円だったものが、今は871円になっている。ロープが50円値上がりしたのが影響しているらしい。あまり値上げしてほしくないのだが、昨今のご時世から止むを得ないのだろうか。費用が、敷居を上げることにはならないでほしい。
副賞の件については、また後日。

スキー訓練

2008年11月25日 | ビーバー隊活動
カブ隊長、ボーイ隊長と一緒に、来年のスキー訓練の計画を練っている。本年度は、奈良6団と合同で行く予定である。奈良6団とは4年前にも一緒にスキー訓練に行ったことがある。
毎年、立山少年自然の家に宿をとり、近くのあわすのスキー場、極楽坂スキー場で訓練をしている。少年自然の家には自前のゲレンデがあるのだが、リフトがロープトゥ(滑走式の索道)であるため、初心者には難しい。
わたしがカブスカウトだった頃は、絶対にリフトには乗せてもらえなかった。滑って降りた分は、自分の足で登らないといけない。とてもつらかったが、みんながそうなので耐えることができた。おかげさまで、今では、階段登行、開脚登行は、まったく苦にならない。
残念なことに、今の子供達はそういう厳しい訓練に耐えられない。厳しくすると興味を失ってしまうのである。そのため、われわれも、すぐにリフトに乗せてしまう。しかしこれでは、滑走中に斜面の登り返しが必要になった場合、うまく対応することができないと思う。はたして、そのような訓練でよいのかどうか、議論の分かれるところである。

月の輪訓練

2008年11月24日 | ボーイ隊活動
月の輪訓練とは、来年ボーイスカウトに上進するくま隊員(小学5年生代)たちに対して、ボーイ隊入隊前に準備のための各種訓練をするものである。毎年9月ごろから、くま隊員はボーイ隊の集会に参加し、ボーイ隊員の活動の様子を見たり、一緒に活動をしたりする。10月5日のボーイ隊隊集会のオリエンテーリングにも、くま隊員は参加し行動をともにした。
今回は、くま隊員のみでの訓練だ。小雨振る中、09:00にながめの丘に集合し、ロープ結びの訓練を行った。まず最初は初級章科目の本結び、8の字結び、ひとえつぎ、ふた結び、もやい結びを教わった。本結び、8の字結びは簡単だが、ふた結び、もやい結びになると、結び方を理解するまでに結構時間がかかる。科目には無いのだが、複数のとめ結びを一度にたくさんつくってしまう"連続とめ結び"が、隊員たちのお気に入りで何度も何度も練習していた。
基本的な結び方を一通り習得した後は、角縛りを習った。角縛りとは、2本の縛材を交差させて固定する縛りである。立ちかまどや食器棚などのキャンプクラフトや、信号灯、ピラミッド塔などのビッグクラフトを作成するとき必要になる。隊員達は早速試してみるが、縛材が固定されたように見えても、縛り方が緩く動いてしまうのだ。強度を増すために、縛りの最後に"割り"を入れるのだが、その時に力が必要になる。そこが小学5年生には少し難しい。
今回の訓練で、くま隊員は初級章科目の結び、角縛りを習得することができた。ボーイ隊に入隊すると、通常は見習いスカウトからスタートだが、この月の輪訓練をクリアすると、ボーイ隊入隊と同時に初級章を取得することができる。来年の4月には全員胸に緑のバッジをつけて、上進式に参加してほしい。
彼らの訓練の様子を撮った写真をボーイ隊Webアルバムにアップロードしたので、ホームページからたどって、見てほしい。

ビーバースカウトは電子写真の夢を見るか(後編)

2008年11月22日 | 独り言
私が子供の頃は、カメラも高価でフィルム代もかかるので、子供はカメラを触らせてもらえなかった。今のカメラはデジタルなので、プリントしなくても画面で見られるし、失敗しても消せるし、写真1枚にかかるコストがとても安くなった。
たしかに、カメラの扱いは乱暴でいつ落とすかわからないが、私は隊員達がカメラを使うことは全然かまわない。しかし、それを見ているお母さん達はひやひやものである。そこで次の集会では、今は使っていないデジカメがあるので、それを隊員専用にしようと思う。
隊員が撮る写真はとても興味深い。どんな写真を撮ってくれるか楽しみである。

ビーバースカウトは電子写真の夢を見るか(前編)

2008年11月20日 | 独り言
ビーバー隊員は写真を撮るのが大好きだ。活動の様子を写真に収めていると、わたしの手からカメラを奪い、何でも好きなものを撮っている。家に帰ってから、彼らの撮った写真をみると、構図はでたらめ、手ぶれ、ピンボケでまともな写真は一枚も無い。当然のことながら、それらの写真は、Webアルバムにはアップロードできない。そんな、めちゃくちゃ写真だが、なぜだか何度も見てしまう。
彼らの写真を見ていて気がついたことが2つある。1つ目は、それらが彼らの目の高さの絵なのである(添付写真参照)。すなわち、子供の目には世界がどのように映っているかが分かる。2つ目は、子供には子供にしか見せない顔があること。隊員が隊員を撮った写真には、わたしが隊員にカメラを向けたときには絶対に見せない表情をしているのである。

とう芸(2回目)

2008年11月16日 | ビーバー隊活動
いよいよとう芸の2回目である。前回の粘土で作った形が焼き上がり、隊員達の目の前にある。焼くと、少し小さくなる。今回は絵付けである。
最初に凹凸を滑らかにするために、紙やすりでけずる。下地が整ったら、鉛筆で下書きをする。鉛筆で書いた線は焼きあがると消えるため、思い切って下書きができる。最後に、絵の具で色をつけていくのだが、これがなかなか難しい。焼き上がりの色は、今見ている絵の具の色と変わる。淡いとび色のように見える絵の具は、焼くとこげ茶色になるそうだ。絵の具は混ぜてはいけない、重ね塗りはなるべくしないなど、難しい制約もある。
隊員達は思い思いの絵を描いている。自分で作った器に自分で絵を描いて、それが形になる。このプログラムは毎年恒例で行っており、隊員達も大好きなプログラムだ。来年も年間プログラムに組み込むので、楽しみにしておいてほしい。

県連スカウト展

2008年11月15日 | 団活動
11月15日(土),16日(日)と、高田のオークタウンで奈良県連盟主催のスカウト店が催された。15日の午後に高田に行く用事があったので、挨拶がてらに覗いてみた。会場はオークタウン2階の子供広場である。写真パネル展示、パンフレット配布、立ちかまど展示がなされている。高田のベンチャースカウト、ガールスカウトの指導者がおられた、土曜日のお昼前だったので、見に来ている人は少ない。各地区の紹介パネルでは、まほろば地区のポスターに磯城一団の活動写真が採用されていた。
県連事務長、橿原1団団委員長もおられたので、少し話しをした。生駒のある団では、大阪四条畷の子供たちも隊員として受け入れているそうである。大阪には住居は四条畷市だが、最寄の駅が生駒市内にあり、でかけるには必ず生駒市を通らなければならない地域があり、大阪府民であっても活動に参加しやすいので生駒の団に所属している隊員が多くいるらしい。
今回の展示でボーイスカウトに興味を持ってくれる子供達が増えてくれればと願う。

缶バッジ

2008年11月13日 | ビーバー隊活動
磯城一団BVS/CS隊は、1月の地区合同BVS/CS凧揚げ大会の担当団として、その企画・運営を担っています。今回、記念品として、オリジナル缶バッジを作ろうとしています。
先日の夜間ハイクでも完歩記念として缶バッジを配っていました。夜間ハイクの担当コミッショナーに業者を紹介してもらい、橿原9団のRS隊長にデザインを御願いしました。
年内に出来上がるのを目標としています。これからの進み具合は、またお知らせしていきます。

BS/VS夜間ハイク

2008年11月09日 | ボーイ隊活動
いま午前3時です。夜間ハイクの奉仕に第2浄化センターに来ています。
隊員達は、昨夜20:30から、朱雀門を班毎に順次出発し、ゴールの耳成公園を目指します。
いま立っている場所は、道を間違えやすいところです。2班が、この一つ前の炊き出しポイントを経由せずに来ました。ポイント不通過は失格となりますので、やむなく後戻りです。
夜も更けて、だいぶ冷え込んできましたが、最後の班が来るまで、もう少しかかりそうです。

ブログ通信簿

2008年11月08日 | 独り言
ブログ通信簿というものをやってみた。ブログのアドレスを入力すると、機械がブログの内容を採点してくれるというものだ。早速やってみた。

結果は、ブログ性別とブログ年齢は、女性、47歳だった。しかも、通信欄には「工芸家を目指せ」とある。説明を読んでみると、、
「ブログ性別とブログ年齢は、ブログに書かれた内容や言葉遣いなどから自動的に推定されます。例えば、実際には20代の方でも、40代がよく話題にする内容を書いていると40代と判定されます。また、言葉遣いが女性っぽいと女性となります。実際のブログ作者のプロフィールを示すものではありません。 」とある。

うーんそうなんだ、自分の書いている文書が47歳の女性がする話題や言葉づかいなんだと考えると、変な気分である。


県連スキルアップセミナー

2008年11月03日 | 団活動
奈良県連盟山村野営場へ県連スキルアップセミナーを受講しました。磯城一団からは、カブ隊長、カブ副長x2名、ベンチャー副長と私の5名が参加しました。午前中は「地図とコンパス」、「ロープワーク」、午後からは「スカウトパン」、「スカウトゲーム」の、合計4セッションがありました。
まずは地図の説明からありました。2万5千分の1の地図は平成15年に規格が変わり、昔の見慣れた地図とは少し違います。字体が明朝体からゴシック体に変わっています。それから、図書館、博物館、老人ホームなどの地図記号が増えています。隣り合う地形図の重なりが増えています。磁北偏差も年々変化しています。わたしがスカウトの頃は西偏4度だったのですが、今は西偏7度です。説明の後は、地図を持って野営場の外にでたのですが、久しぶりに使うシルバーコンパスはなかなか難しかったです。クロスベアリング法を使って現在位置を知るというところでは、なかなかうまく方位測定ができず、うまく現在位置を求められませんでした。知らない場所だと完全に道迷いです。
ロープワークのセッションでは、初級、ターゲットバッジのロープ結びに挑戦しました。一応一通りは覚えているはずなのですが、普段使っていないと、思い出すまで時間がかかります。
昼食後はスカウトパンづくりに挑戦です。最初にパンを焼くための火起こしをしました。薪を割って、木を組み、マッチ2本で火を起こさなければならないのですが、みんなはできたのですが、わたしはマッチ4本を使ってしまいました。その後のパンの材料づくりでは、講師の先生はバター無しでやりなさいという指示だったのですが、小麦粉をこねたものが粘度が低かったため、バターを無理やり足したところ、うまくアルミのカップに流し込むことができました。焼け上がる前に次のセッションの時間がきたため、できあがりはしばらくおあずけです。
最後のスカウトゲームでは、一人でもできる簡単なゲームから、班単位で成果を競うゲームまで、その教育的意義を含め、いろいろと教えてもらいました。縛材と竹で作った投石機(写真参照、投げるのはドッジボールです。)は楽しかったです。講師チームと生徒チームでの対抗となりました。なかなか狙いを定めるのが難しく、うまく相手に当てることができません。結果は3対0で講師チームの勝ちです。
隊集会ではスカウトに、ああしろ、こうしろと指示しているのに、自分でやってみるとなかなかできないものです。やはり普段の研鑽が必要なのでしょうか。いろいろと考えさせられた1日でした。

ポニー乗馬体験

2008年11月02日 | ビーバー隊活動
高取町市尾のポニーの里に、乗馬体験に行きました。今回は橿原1団との合同隊集会です。ポニーの里は乗馬セラピーを広めるNPO団体で、ボーイスカウトは懇意にしていただいています。
ポニーの説明を聞いた後、厩舎の掃除からはじめました。その後ポニーのブラッシング。ブラシを持ってポニーの体をやさしくなでてやります。次にいよいよ乗馬です。ドンちゃんという馬とポルテというポニーに乗せてもらいました。うまく乗れると、両手を離して高く上げたり、横すわりをしたり、鞍の上で立ち上がったり、馬上からキャッチボールをしたりして、楽しませてくれます。
馬を引いてくれたおボランティアスタッフの兄さん、お姉さん、ありがとうございました。


三宅町文化祭

2008年11月01日 | 団活動
三宅町の文化祭に参加しました。ベンチャー隊は鶏の唐揚げとフライドポテトの販売、カブ隊1組はお化けのスタンプラリーをしました。
私はスタンプラリーのお手伝いをさせてもらいました。お化けの扮装をした隊員たちが、会場内のあちこちに散らばっていて、スタンプ台紙に判子を押してくれます。1日は午前と午後の2回ありました。文化祭に来た子供たちに宣伝のビラをまいて、10:30から開始です。結構たくさんの子供たちが参加してくれました。すべてのお化けからスタンプをもらうと、ゴールで景品の鉛筆とおもちゃがもらえます。もちろんボーイスカウトのパンフレットも渡してあげます。
このように地域の行事に積極的に参加することによって、私達の活動をみなさんにアピールすることができると思います。