ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

ウッドバッジ実修所

2009年04月30日 | ボーイ隊活動
5月1日~6日、ウッドバッジ実修所ボーイスカウト課程170期の基本訓練に参加する。
ウッドバッジ実修所とは、ボーイスカウト講習会、ウッドバッジ研修所につづく指導者養成コースの1つである。訓練体系の詳細については、 「ボーイスカウト指導者訓練コースの概要」を参照されたい。来年度より制度が変更になり、修了までの期間が長く必要となるとのことで、旧制度で最後になるだろう今回の実修所の参加を決めた。ビーバースカウト課程への参加も検討したが、日程的に合わなかったこと、ボーイスカウトの副長も兼務していることから、ボーイスカウト課程を選択した。
事前課題はコミッショナーの指導を受け、なんとか提出することができた。明日からの5泊6日の基本訓練が終わった後にも、「奉仕実績訓練」が待っている。修了までの道程は長いが、最善を尽くす気概で取り組みたい。

活動報告 奈良県連盟大会

2009年04月30日 | ビーバー隊活動
年に一度の奈良県連盟大会が葛城市屋敷山公園で行われました。午後から式典で、午前中は会場となる体育館でビーバー隊員向けの出し物が催されました。
新庄駅前に地図がありましたので、これからどこへ向かうかを示し、隊員たちに行く方向を考えさせました。途中、葛城山が見える場所で山の説明をし、神社に立ち寄り、屋敷山公園に着きました。この公園の池には鯉、あひる、白鳥がいます。隊員たちは、これらの動物を見て大喜びです。受付を済ませた後、公園の奥に陣取り、大きな輪で集会を始めました。年度始めから二回目の集会ですので、歌の練習をします。式典で歌う連盟歌、光の路を練習し、その後は楽しい歌を歌いました。
その後体育館へ行き、ビーバー隊員向けの出し物を楽しみました。空気砲は、穴の開いたダンボール箱を両脇から叩くことにより、正面にボーリングのピンのように立てられたペットボトルを倒す数を競うものです。練習ステージと本番ステージがあり、練習をした上で本番に挑みます。本番で何本倒れたからを競います。優勝者は後の式典で表彰されますので、みんな真剣です。その他にも風船とばしや玉入れを楽しみました。体育館外では折り紙の手裏剣づくりを楽しみました。二枚の折り紙を組み合わせて手裏剣の形にするのですが、それぞれの折り紙を反対向きに折るのが、少し難しかったようです。
昼食後式典に出席しました。来賓の方のお話の後、菊スカウト、富士スカウトの顕彰がありました。ビーバー隊員は、お兄ちゃんお姉ちゃんたちのことを尊敬の眼差しで見ています。今のビーバー隊員は、大きくなったら、菊スカウト、富士スカウトを目指してください。式典後は後片付けをして帰路につきます。
今回、本年度二回目の隊集会ですが、みんなで歩いて移動するのは初めてでした。今年は隊員の人数が多く、移動に大変時間がかかるということがわかりました。これからは、時間的にもう少し余裕を持ったプログラムを組みたいと考えます。

4月度隊集会 奈良県連盟大会

2009年04月29日 | ビーバー隊活動
  1. 日時:4月29日(祝)09:00-16:00
  2. 集合:最寄り駅に集合、新庄行き乗車券を買って、下記の列車に乗車
    • 但馬 08:38発 西田原本行き
    • 黒田 08:40発 西田原本行き
    • 結崎 08:46発 橿原神宮前行き
    • 石見 08:48発 橿原神宮前行き
    • 田原本 08:51発 橿原神宮前行き
    • 笠縫 08:53発 橿原神宮前行き
  3. 場所:屋敷山公園(葛城市)
  4. 内容:奈良県連盟大会、初期訓練 奈良県全体のボーイスカウトの集まりです。県下のビーバースカウト、カブスカウト、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウト、約2,000人が一同に集まります。
  5. 服装・持物:制服・制帽、ネッカチーフ、七つ道具、シーターポン、カブ弁当、水筒

緑の募金

2009年04月26日 | ビーバー隊活動
緑の募金を行いました。平成7年5月に制定された緑の募金による森林整備等の推進に関する法律に基づき、林野庁主管の公益法人国土緑化推進機構による取り組みです。(法制定前は"緑の羽根募金"と呼んでいました。)その趣旨をホームページから引用します。
  • 一人一人が森林や緑を自分たちの共通財産と考え、それぞれの立場で、可能な方法で、森づくりへ参加することが期待されています。
  • 皆様のご協力は「緑の募金」を通して、身近な地域や国内外の森づくりにつながり、さまざまな「森づくり・人づくり」活動の活性化に活かされます。
皆さんから寄付をいただいたお金は、一旦集められ、さまざまな緑化推進運動、森林整備活動などの事業に割り当てられます。隊員たちもこの趣旨を理解した上で募金の協力をしてくれたことと思います。
今日は風が強く、気温も低い中、隊員たちはよくがんばったと思います。皆さんから寄付してもらったお金で一本でも多くの木が植えられるように期待してください。
人間は自分一人で生きているのではなく、必ずや他人の世話になっています。世話になりっぱなしではなく、みんなのためになることをしてください。寄付はとても素晴らしい行いです。隊員たちは、大きくなって自分でお金を稼ぐようになったら、寄付を惜しまないでください。


二上山麓パーク下見

2009年04月25日 | ビーバー隊活動
5月10日に予定していたイチゴ狩りが、イチゴの病気のために出来なくなった。プログラム変更の必要があるため、急遽、ビーバー隊指導者からの意見を募った。結果、二上山麓パークへのハイキングに決まった。副長と一緒に、下見に行ってきた。
葛城市は相撲の発祥の地であり、相撲の歴史を展示している相撲館がある。観光案内所と続きの建物になっている。所員さんに、活動の内容を伝えると、親切に応対してくれた。中には本物と同じ大きさの土俵がつくられており、靴のまま上がる事も出来る。相撲も取って良いとのこと。また、廻し(服の上から着用できる、マジックテープ止めのもの)も貸してくれる。ここで、大相撲大会にすることにした。
当麻寺の参道を登り、ルートを右手にとる。少し坂道を登ると"傘堂"と呼ばれるお堂がある。江戸初期に作られた建物なのだが、一本足に屋根が乗った傘のような形をしている。実はこの形が後にも出てくる。
次に最終目的地の二上山麓公園を訪れる。公園入口の際の家で山羊を飼っていたのだが、今はいない。聞いてみると、世話をしていた方が働きに出たため、山羊は他所へ貰われて行ったそうだ。公園内の事務所の二階には、昆虫の標本の展示があったはずなのだが、二階は立ち入り禁止になっている。市の予算削減で、4月から展示は廃止になったとのことである。昔と様変わりした公園であるが、楽しめるところはたくさんある。公園内に休憩所が何箇所かあり、その屋根の形が傘堂にそっくりなのである。
5月10日は、楽しいハイキングになるので、期待してほしい。

CSリーダー会議

2009年04月25日 | カブ隊活動
ビーバー(BVS)隊とカブ(CS)隊は一緒に行動することが多い。一緒に行動するといっても、場所と時間が同じであるだけで、活動の内容は違う。集合場所、交通手段などの調整があるため、月に1回のCS隊リーダー会議にも顔を出している。
昨年度は日曜日の夜に行っていたのだが、今年度からは土曜日の午前中に変更された。理由は、日曜の夜だと会議に出席できないリーダーさんがおられるからだ。個人的な考えだが、月曜から仕事が始まることを考慮すると、日曜の夜よりも土曜の朝のほうが意識レベルが高く、会議には向いているような気がする。実際に、メンバー全体の集中力が増したためか、会議の時間が以前より短くなった。
BVS隊では、リーダー会議は特に設けていない。リーダーは小さい子どもさんのいるお母さんたちであることから、大人だけで集まる会議に参加してもらうのは難しい。隊集会を月に2回行っているため、リーダーさんには集会後残っていただいて、少しの時間を話し合いに割り当てている。また、普段のコミュニケーションはメールで行っている。皆さん、メールを使いこなしておられるので、連絡を取り易く、たいへん助かっている。
会議は、意思疎通という目的を達成するための手段であるため、目的を達成することができれば、その実現方法は問われない。技術の進歩につれて、最新のツールを使いこなすことにより、そのやり方も変えて行く必要があるだろう。

曽爾高原下見

2009年04月19日 | ビーバー隊活動
午前中の隊集会の後、5月24日に予定している曽爾高原ハイキングの下見に、CS隊長と一緒に行ってきた。曽爾高原は、田原本から約45km、車で1時間30分~2時間の道程である。今回はハイキングの基地として、国立曽爾少年自然の家を利用させてもらうこととした。
実は、高校時代に山岳部でこの辺りは散々歩き回ったのでよく覚えている。インターハイ予選の会場であったので、練習や試合に毎年何回も足を運んだ。その頃はまだ曽爾少年自然の家も建設前で、バスが通ることのできる道路が工事中であった。もちろん今では少年自然の家までバスで行くことができる。
少年自然の家からは亀山峠、亀山、二本ボソ山が良く見える。お亀池を中心にススキ野原が広がっており、秋のススキのシーズンは観光客でごった返す。三月に山焼きをしたので、野原は少し黒みがかっている。少年自然の家では所員さんが丁寧に応対してくださった。カブ隊員は、途中の曽爾高原ファームガーデンでバスを降り、そこから倶留尊(くろそ)山を目指す。ビーバー隊員は、少年自然の家までバスで行き、午前中に亀山峠から亀山を回ってお昼ごはんまでに少年自然の家に戻ってくる。午後はカブ隊が戻ってくるまで、アスレチックで遊ぶ予定である。今回、少年自然の家を利用させてもらうことにより、雨が降った場合でもプログラムを組むことが出来る。
何年か前から、全国の少年自然の家は、独立行政法人化されている。利用する側から、とても印象が良くなった。以前と比べると、サービスの質が向上したと思う。とても良いことなので、これからもそのように続けてほしい。

活動報告 4月度隊集会 シータポン作り

2009年04月19日 | ビーバー隊活動
本年度最初の隊集会、シータポン作成を行いました。シータポンとはお尻に敷く敷物のことです。"Sit upon"が訛ったものらしいです。去年からいる隊員は既にシータポンを持っていますが、年度始めには新しく作ります。先週の入隊式の時に既に材料となる紙を渡してありますので、隊員たちはそこに絵を描いて持って来ました。
今回が最初の隊集会参加になる隊員もいますので、隊集会の進め方から説明をしました。ビーバー隊の隊集会は、全員が手をつないで輪をつくる「大きな輪」から始めます。歌の時間では、連盟歌、光の路、ヤヤヨヨーユピ、クイカイマニマニ、TIROを練習しました。ビーバー隊員には、連盟歌、光の路は歌詞の意味が少し難しいかもしれませんが、ボーイスカウトの歌ですので、毎回練習する予定です。歌の後はゲームをします。その後、今日は天気も良いので中庭にでました。「象さんとくもの巣」と「しっぽとり」をしました。隊員たちは、体を大きく動かして遊ぶことが大好きです。
また部屋に戻ってシータポンを作ります。作り方は、絵を描いてきた紙をビニール袋に入れ、ふちにパンチで穴を開け、ビニール紐でかがって、出来上がりです。作業は、お母さんに手伝ってもらってもよいと思っています。でも、できるだけ自分でするようにしてほしいところです。出来上がったら、みんなの前で披露です。全員が輪になって座りました。今回初顔合わせの隊員も居ますので、順番に自分の名前とシータポンの絵に描いたものを説明します。
ビーバーノートを返却するときに、このは章を渡します。2年目の隊員が、初めての隊員に、このは章とは何かを説明してくれました。まったく頼もしい限りです。
無事、年度始めの隊集会をすることができました。お家へ帰った隊員は、お家の人に、隊集会で楽しかったお話をたくさんしてください。それから、次回の隊集会も楽しみにしておいてください。

吐山下見

2009年04月18日 | ビーバー隊活動
キャンプ場整備の後、BS隊長と合流し、夏の団合同キャンプの下見に行ってきた。今年度は当団は発団30周年を向かえ、その記念行事として、7月18日~20日の日程で団合同キャンプを計画している。場所は吐山の奈良県立野外活動センター第二センターである。
第二センターには第4サイト、第5サイトの2サイトがある。第4サイトは既にセンターの主催行事で予約されており、第5サイトおよび付随するファミリーサイトが使用できることとなった。第4サイト側には「キャビン」や「すずらん」という建物があるが、第5サイト側は全てテントである。第5サイトに常設テントが5張り、リーダー用サイトに常設テントが2張り、ファミリーサイトに持ち込みテントが5張り、計12張りのテントを使うことができる。かまどは備え付けのものが12基あり、炊事場も十分な広さがある。
中央広場の利用については、主催行事のプログラム内容との調整になる。ビーバー隊のプログラムも現在練っているところであるので、隊リーダーからの意見を集めようと考えている。

キャンプ場整備

2009年04月18日 | 団活動
18日(土)に、月例のキャンプ場整備に行った。前回のキャンプ場整備ではタイヤがパンクをした。パンクしたタイヤを近くのタイヤショップへ持っていったところ、タイヤのサイドウォール部に亀裂が入っているため、修理不能とのこと。結局、タイヤを交換せざるを得なかった。実は昨年の9月に、CS隊長が同じところでパンクしていた。
そこで今回はキャンプ場に登る前に、パンクの原因を探すべく、車からおりて地面の様子を見た。すると(すこし見づらいが)写真のように、道路の端にコンクリート段差があり石が突出していた。おそらくはこの段差にタイヤが落ち込んだ時に、この石の先端がタイヤ内側のサイドウォール部を傷つけたためと思われる。VS隊長が、コンクリート塊で叩いて、石を取り除いてくれた。これで、もうパンクを心配する必要はない。

活動報告 入隊式

2009年04月12日 | ビーバー隊活動
田原本町民ホールにて平成21年度入隊式を開催しました。本年度新入隊員12名は、来賓、育成会会員、現隊員・指導者の前で、ビーバースカウトの「やくそく」と「きまり」を守ることを誓いました。晴れてビーバースカウトの仲間入りです。みんな大きな声で返事ができて良かったと思います。
それから、ビーバーからカブに上進した4名全員が優秀隊員として表彰を受けました。おめでとうございます。
新しい仲間とともにこれからの一年間、楽しく活動を進めて行きますので、皆様のご指導とご支援をよろしくお願いいたします。

入隊式・ちかいの式、育成会総会

2009年04月08日 | ビーバー隊活動

・入隊式・ちかいの式、育成会総会

  1. 日時:4月12日(日)13:00-16:30
  2. 場所:田原本町民ホール(田原本町役場西側)
  3. 内容:
    • 13:00 集合
    • 13:30 入隊式・ちかいの式(隊員、保護者)
    • 15:00 育成会総会(保護者)、広場にてロープワークなど(隊員)
    • 16:00 解散
  4. 服装・持物:
    • 制服・制帽、ネッカチーフ
    • 七つ道具(ビーバーノート、歌集、ロープ、筆記用具、ハンカチ、ティッシュ、カッパ)
  5. 注意事項:
    • 新入隊員は、「ビーバースカウトのやくそく」、「ビーバー隊のきまり」を覚えておいてください。
    • 隊員の制服に名札、記章をつけておいてください。また、隊員の持ち物にはすべて名前を書いておいてください。

 


大岩杉

2009年04月02日 | 独り言
大岩杉とは、幹周りが16mを超える巨木「縄文杉」の本当の名前である。屋久島に着くまで1日、翌日は徒歩で往復10時間、屋久島から帰るのに1日、合計3日の行程であった。今回はまったくのプライベートの旅行である。島のガイドから聞いた、あまり知られていない「大岩杉」の話を紹介する。
1966年、屋久町役場勤務の岩川貞次さんが伝説の大杉を7年の歳月をかけて探しだし、大きな岩に見えたことから「大岩杉」と命名した。翌年その存在を公開したところ、岩川さんが推定した樹齢6200年は無視され、樹齢7200年として報道されてしまった。またマスコミは発見者が命名権を持つという慣習を踏みにじり、縄文時代から生きているから、または表皮の様子が縄文土器の模様に似ているからと、勝手に縄文杉と呼び始めた。このような大岩杉の取り扱われ方を嘆いた岩川さんは、じつはもう一本大杉を見つけていたが、その場所は誰にも言うことなく亡くなられた。
マスコミで紹介されてから、訪問者が根っこを踏み荒らし大杉が弱ってきたため、対策として展望デッキが作られ、大岩杉の周辺は立ち入ることができなくなっている。それでも無礼をはたらくものがいるため、監視カメラも設置されている。したがって、大杉の裏側は見ることができない。その写真も公開されていない。理由は、公開すると見たくなる人がでてくるためである。他の屋久杉同様に幹の根元は「洞」があるらしい。植物学者になり研究として文部科学省の許可を得る、国家公務員試験に合格し林野庁もしくは環境庁の職員になると、大岩杉の裏側を見ることができ、触れることもできる。
いずれも俗な話ではあるが、自然に対して人間はどうあるべきかを考えさせられた。人間には超えられないものがあるということを再認識した。我々人類は地球の支配者ではあるが、もっと謙虚にならなければならないと思う。