ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

金剛山下見

2009年02月14日 | カブ隊活動
来週のCS隊金剛山登山の下見に、カブ隊長、カブ隊リーダ3名、わたしの総勢5名で登ってきた。08:04の橿原神宮前行きの列車に乗り、09:13河内長野着。09:30の南海バスで金剛山登山口に向かう。山道を30分バスに揺られて登山口に着いたら10:00である。電車・バスで約2時間は結構長い。4人はここでバスを降りるが、1人はロープウェイで登るため、さらにバスでロープウェイ前に向かう。
今回の下見は、ルート選定も目的である。登山口から千早本道を登る組と千早城址から回る組に分かれた。わたしは千早城址コースから登った。城址まで急な石段がずっと続く。登山口から15分ほどで城址の広場(四の丸)に着いた。背後を振り返ると、かなりの高さを登ってきたように見える。広場には茶屋があり、おばあさんが掃除をしていた。挨拶をして、楠公が祭られている千早神社へ向かう。千早神社をすぎると、上の道と下の道に分かれている。道標は朽ちて落ちている。下の道を選んだのが間違いだった。「府立山の家」にでてしまい、そこで道は行き止まりになっている。再び、分かれ道まで戻り、上の道を進んだ。休憩所を過ぎ、千早本道との合流地点に到着。楠公城址と書かれた石がある。千早本道から登った組は、すでに先に進んでいる。道迷いのため、20分ほどのタイムロスである。
ここから先は、千早本道である。登山道は非常に良く整備されている。痛んでいるところは補修されており、とても登りやすい。ところどころに菩薩像、如来像があり、傍らには「十三佛○番」と書かれた札が立っている。山頂までの十三体の石仏の何番目かがわかるようになっている。しばらく歩くと、ウルトラマンとバルタン星人の石像があった。山頂まで1400mの表示があり、ここがちょうど中間地点らしい。
十一番の石仏横の「歌峰を偲ぶ」石碑の先で道が左右に分かれる。つれには左に行ってもらい、わたしは右のコースをとった。10分余り歩くと合流する。つれはさすがに若いだけあって、先に到着して待っててくれていた。道標を見ると私の登ってきたコースが「新道」である。ここから山頂まで5分。正午には山頂に着いた。登山口から約2時間であるが、道迷いが無ければ1時間30分で登れただろう。
ロープウェイで登ったはずのリーダーの到着が遅かったので事情を聞くと、ロープウェイが強風のため止まり、徒歩で登ってきたとのこと。山頂の気温は10℃であり、とても温かい。雪も無くアイゼンも必要なかった。食事をとり、13:10に出発する。最高点である葛木神社に立ち寄り、写真を撮る。
下りも、岩屋文殊から尾根筋を降りる組と、細尾谷の谷筋を降りる組の二手に分かれた。私と2人は谷筋ルートを降りた。道が途中消えているため、水の流れる沢の中を降りなければならない。水量は多くないため靴の中が濡れるようなことはないが、石がごろごろしているのでとても歩きにくい。段差のあるところには梯子がかけられている。この道ではケガ人がでるだろう。
湧き水で小休止。のどを潤したらすぐに出発する。しばらくすると伏見峠からの下山道に合流した。下山道を少し歩くと、尾根筋組と落ち合った。尾根筋の道も難所が多く、CS隊の下山ルートには不向きであるとのこと。来週は、伏見峠経由の下山道を下ることにした。
ロープウェイ前バス停に着いたのが14:40。南海バスで河内長野から近鉄で自宅についたのが16:50。CS隊集会にはちょうどいい時間である。初めて大阪側から登ったが、千早本道は整備が行き届いていて登り易い、下山も伏見峠経由で問題ないと思われる。
今回の下見では、地図に無い道や、地図上に記載されているランドマークが実際には場所が違ったり、見つけられないことが多いとがわかった。やはり地図を過信せず、自分の足で歩いて確かめることが重要である。

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2 コメント

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行きたかったです (BVS福長)
2009-02-15 21:42:02
行きたかったです。
先に組合の行事が入っており、行けませんでした。(京都リーガルホテルのランチ食べ放題に
負けました。)
次は、参加します。誘ってください。
来年かぁ......?
(22日は、仕事です。)
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Unknown (BVS隊長)
2009-02-15 22:08:05
リーガルのランチには勝てませんね。
カブは5月にどこか登る予定みたいですんで、もちろんお誘いします。
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