Debian de Linux

Linux (Debian+xfce,lxde ) をインストールして使う覚書。

Eee PCについて

2009年07月06日 | Linux Mint
最新のUbuntu系(Ubuntu 9.04,Linux Mint7)では、Eee PCに特化したOS(eeeUbuntuなど)を入れなくても、無線LANのドライバとかが初めから入っている。

ただし、eee-controlやWebカメラのソフトなどは別途入れなければならない。

eee-controlは、タッチパッドの切り替やCPUの制御、無線LANのオンオフなどができ、ホットキーの割り当てなどもできるソフトだ。

http://greg.geekmind.org/eee-control/

Ubuntu用のパッケージが置いてあるので、ダウンロードしてインストールするだけだ。


Webカメラのソフト(UCView)

http://unicap-imaging.org/using_repositories.htm

ここにやり方が書いてあるが、ちょっと分かりにくいので…

1)/etc/apt/sources.list に以下を加える。
deb http://unicap-imaging.org/packages hardy main contrib

$ sudo kate(gedit) /etc/apt/sources.list でテキストエディタを起動して
上の1行を加えて、保存。

(注)intrepid(8.10)やjaunty(9.04)であってもhardyと入れること。
少なくとも、現時点(2009年7月6日)はこのバージョンしかないので。

2)上のページの最後の方にあるpublic keyをもらってくる。
3)ターミナル(端末)でpublic keyをダウンロードしディレクトリに移動して、

$ sudo apt-key add public.key
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ucview

デフォルトでは音声を録音しないので、"Preferences"の"Audio"タブで、"Enable audio recording"にチェックを入れる。
この時、"Delay audio encording"にもチェックを入れること。Eeepcは非力なので、映像と音声を別々にエンコードして後から合成するようにする。

ディレクトリ名を英語にする

2009年06月04日 | Linux Mint

ホームディレクトリのファイル名が日本語になっているのだが、そのためにパスが通らなかったり、色々不都合がでる。

これを英語に変換する。



KDEのデスクトップ環境以外なら(Mate,Xfce,Lxdeなど)

$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

 

デスクトップ環境がKDEの場合

$ LANG=C xdg-user-dirs-update --force

 

これで、.config ディレクトリのuser-dirs.dirsとuser-dirs.localeが上書きされて、ファイル名が英語になる。

 


ディスプレイ解像度の変更

2009年05月16日 | Linux Mint
Linux Mint6は、15インチのディスプレイで、横長(1440x1024)に表示される。

17インチのディスプレイで1280x1024で表示されるのに、何で15インチが1440x1024に
なるのかよく分からない。

「システム設定」の「ディスプレイ」で解像度を変更しても、再起動するとやっぱり横長になってしまう。
ログイン画面で、横長になっているようなので、いくらKDEで設定を変えても無理みたい。


/etc/X11/xorg.confを書き換える。

Section "Screen"
    Identifier    "Default Screen"
    Monitor "Configured Monitor"
    Device "Configured Video Device"
EndSection

上記のところに、サブセクション「デスプレイ」を加えて、
解像度を指定する。


Section "Screen"
    Identifier "Default Screen"
    Monitor "Configured Monitor"
    Device "Configured Video Device"
    SubSection "Display"
       Modes "1024x768"
    EndSubSection
EndSection

これで、Xを再起動すると、ちゃんと画面に収まるようにデスクトップが現れた。
もちろん、Modesを"1280x1024"で表示させることもできる。



xine-uiの日本語メニュー

2009年05月11日 | Linux Mint
Kaffeineを使っていても、xineがある方が何かと便利なので、xine(xine-ui)もインストールする。
起動すると、ほとんど文字が抜けている(多分、日本語メニューの文字の部分)。

コンソールから

$ LANG=en_US xine   で英語メニューの xineが起動する。

アプリケーションメニューから起動するには
メニューエディタでxineのコマンドを「xine」から「LANG=en_US xine」に変えて、保存する。

こんなの邪魔くさいと思うなら、
$ sudo rm /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/xine-ui.mo

これで、xine-uiの日本語設定ファイルを削除してしまう。
ただし、この場合はバージョンアップなどをすると、もとの日本語抜けのメニューに戻ってしまう。

どうしても日本語メニューが欲しければ、
古いxine-ui(日本語表示が出来ていたバージョン)のxine-ui.moを
/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/ に入れれば、日本語メニューになる。
ただし、xineの画面上の日本語は何も出てこないので、やっぱり英語メニューにした方が使いやすいと思う。






KaffeineでDVDの再生

2009年05月10日 | Linux Mint
どうもDragon Playerは使いにくいので、使い慣れたKaffeineをインストールした。
ところが、「DVDを再生」をクリックすると、libdvdcssが無いというダイアログが
出てくる。Linux Mint 6 にはlibdvdcss2 が入っているはずなのに…。

このダイアログの指示どおり、シェルスクリプトでlibdvdcssをインストールすると、
やはり、元からlibdvdcssが入っていて、それがダウングレードされてしまった。

ところが、やっぱり、libdvdcssが無いというダイアログが現れる。

Siduxでも、ダイアログは現れるが、xineからのメッセージで、
「コンテンツを読むことができません。アクセス権がないか、コンテンツがデータを含んで
いないと思われます。(例:ドライブにディスクが挿入されていない)(/dev/dvd)」
と言われる。この場合はKaffeine Player で、設定→xineエンジンのパラメータ→media→dvd.device
のところの/dev/dvdを/dev/dvd1に変えたら、見ることができた。

結局、Linux Mint のKaffeineでも、Siduxと同じように/dev/dvd/を/dev/dvd1に変えることによって、
例のダイアログも現れずに、DVDが再生できた。

ドライブが一台なら問題ないが、2台あると、1台目は/dev/sdc0が/dev/dvdに、
2台目は/dev/sdc1が /dev/dvd1 にリンクされているので、
xineエンジンのパラメータでどちらのドライブか指定する必要がある。

多分、Linux Mint(KDE)の元であるKubuntuには、libdvdcssが入っていないので、
再生できない時にはlibdvdcssをインストールするようにダイアログが出るようになっているのだろう。

でも、再生を指定するドライブが違う場合でも、このダイアログが出てくる。
これは話がややこしくなってしまう。ドライブの指定違いでみれないということが、例の
ダイアログでは分からない。むつかしいところではあるが…。



Ipythonで日本語を使う(3)

2009年05月05日 | Linux Mint
◎ステップ:3

いままで、'あ'とか'ほげ'とかばかり入力していて気づかなかったのだが、
日本語に!とか?とかを入れると、エラーになって、Ipython が終了してしまう。


c = 'これで日本語が使えるぞ!(エンター)

c = 'これで日本語が�� (エンター)

WARNING:
********
You or a %run:ed script called sys.stdin.close() or sys.stdout.close()!
Exiting IPython!


どうやら、以下の例のような場合に、おかしくなっているみたいだ。

1.日本語入力状態で、!?などの記号を入れたとき、
2.もん(問)、きん(金)、れん(連)、などを入れて漢字変換したとき


.ipythonディレクトリのipythonrcをいじってみる。

readline 1 を
readline 0 にすると、問題ないようだ。

ただし、これではreadlineライブラリが無効になって、補完機能が使えなくなってしまう。


一つずつ、readlineを当たっていく。

どうやら、
readline_parse_and_bind "\M-i": " "        ←おかしくなる場合の2に関係
readline_parse_and_bind "\M-o": "\d\d\d\d"    ←おかしくなる場合の1に関係

この二つをコメントアウトすれば、大丈夫みたいだ。

#readline_parse_and_bind "\M-i": " "
#readline_parse_and_bind "\M-o": "\d\d\d\d" 

タブ(スペース)に関するところみたいだけど。
なんで、こんなことになるのか分からない。

一応、これでIpythonが日本語でも使えるはずだ。
まだまだ、問題が出てくるかもしれないけど…。

いろいろ問題のあるIpythonだけど、IDLEが使えないんだから、
しばらくは、これを使ってみよう。

Ipythonで日本語を使う(2)

2009年05月04日 | Linux Mint
◎ステップ:2

さあ、これでIpythonが使えるぞっと思って、Ipythonを起動して、色々とやってみた。

In [1]: c = 'ほげ'
In [2]: c
Out[2]: '\xe3\x81\xbb\xe3\x81\x92'
In [3]: print c
ほげ

In [4]: c = u'ほげ'
In [5]: c
Out[5]: u'\xe3\x81\xbb\xe3\x81\x92'
In [6]: print c
ã»ã

In [7]: i = input(u'ほげ')
ã»ã

In [8]: str(u'ほげ')
Out[8]: '\xc3\xa3\xc2\x81\xc2\xbb\xc3\xa3\xc2\x81\xc2\x92'
In [9]: print str(u'ほげ')
ã»ã

ななんじゃ? ã»ã ってどういうこと?

調べってみたが、なかなか情報が出てこなかった。
唯一、これかなというのが、あった。

Ipythonの中で一度エンコードしているらしい。

よく分からなかったので、後でもう一度、このブログに行くつもりだったが、ブックマークに入れ忘れていた。
ググってみたが、いくら探しても見つけられなかった。 トホホ…。

一度だけやってみたので、それを思い出しながら書いてみる。

==========================================================================
[対処法]

/usr/share/python-support/ipython/IPython/iplib.py

この一部を書き換える。
2000行目位にある。(検索 source=source で出てくる)

source=source.encode(self.stdin_encoding)
if source[:1] in [' ', '\t']:
source = 'if 1:\n%s' % source

という部分がある。
source=source.encode(self.stdin_encoding)をコメントアウトして、
三ヶ所の''の前にuを付け加える。

 #source=source.encode(self.stdin_encoding)
if source[:1] in [u' ', u'\t']:
source = u'if 1:\n%s' % source

以上
============================================================================



Ipythonで日本語を使う(1)

2009年05月03日 | Linux Mint
今までは、IDLEを使ってきたが、Python2.5のIDLEでは日本語入力を受け付けない。
インプットメソッドがscimでもuimでも同じである。

それだけなら、まだしも(って十分だけど…)、IDLEでは、メソッドを入れるっと、
メソッドの使い方のポップが現れるが、Python2.5のIDLEでは、これが現れると、
キーボード入力がまったく効かなくなる。これはscimだけで起こるようだ。
(マウスでIDLEのウインド以外をクリックして、再び戻すと入力できるようだが…。)

これがKubuntu(Linux Mint KDE)だけの症状かどうかは分からない。

まあ、どちらにしても日本語環境では使えそうも無いので、他のものを探した。
これが良いかなっと思ったのが、Ipythonである。

ところが、これはこれで大変である。
使えるようにするには、3つのステップが必要だ。

◎ ステップ1:

Python2.5のインタラクティブシェル自体が、日本語を入力するとエラーを起こす場合がある。

>>> a = 'ほげ'
>>> a
>>> '\xe3\x81\xbb\xe3\x81\x92'
>>> print a
>>> ほげ

>>> a = u'ほげ'
>>> a
>>> u'\u307b\u3052'
>>> print a
>>> ほげ


ところが、
>>> i = input(u'ほげ')
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
UnicodeEncodeError: 'ascii' codec can't encode characters in position 0-1: ordinal not in range(128)

str関数の場合も
>>> str(u'ほげ ')
Traceback (most recent call last):
File "<stdin>", line 1, in <module>
UnicodeEncodeError: 'ascii' codec can't encode characters in position 0-1: ordinal not in range(128)

Ipythonでも同じようにエラーになる。

調べてみると、
>>> import sys
>>> sys.getdefaultencoding()
>>> 'ascii'

デフォルトのエンコーディングが'ascii'になっている。

==================================================================================
[対処方法]

デフォルト・エンコーディングを'utf-8'に設定する。

/usr/lib/python2.5/sitecustomize.py というファイルに

import sys
sys.setdefaultencoding('utf-8')

という記述を追加する。

もし、sitecustomize.py がなければ、上記のように記述したファイルをsitecustomize.py という
名前で作成する。

変更後に調べてみると
>>> import sys
>>> sys.getdefaultencoding()
>>> 'utf-8'

======================================================================

gxineで画面がチラつく件

2009年04月27日 | Linux Mint
最近、Linux Mint6(kubuntu8.10)を試しているが、何か動きが鈍重な感じだ。
同じPCで PCLOSやsiduxなんかはサクサク動くのに、kubuntuはもっさりした感じだ。
それはまあ、いいとして。
gxineをインストしてみると、音楽を聴いてみると、動画用の窓が立ち上がり
ビジュアリゼーションとかで、画面に色んな色が動き回わる。
それだけなら良いのだが、デスクトップ全体がチラチラする。
このビジュアリゼーションを無効にすると、チラチラがおさまる。

画面とコントロール部分が合体できれば、こんなことにならないような気がするが、
どうやら、一つにはできないみたい。(ホントかな?)
Puppyのgxineは画面とコントロール部分が一緒だったけどなぁ…。

このままではビジュアリゼーションが使えない。そこで以下の方法で
なんとか使える。

一応、チラチラをなくす方法:
表示 → settings → prevent blanking in the windowed mode のチェックを外す。