1月26日は新人戦の2回戦。前日に引き続き観戦ですが、この日は長崎総附グラウンドの会場へやって来ました。
リーグ戦のときはベンチがペンギン水族館側にありますが、逆側ですね。
第1試合はシードの創成館と1回戦で長崎工業に勝った佐世保西。
新チームとなった創成館のキャプテンはボランチ8番・岩﨑雄永選手。岩﨑選手とセンターバックに入る5番・江崎智哉選手の左足が組み立ての中心。
その組み立てから裏へのロングボールとサイドへの展開でクロス。
前半そのパターンで右サイドを崩し、6番・村田颯選手のクロスをファーサイドの10番・新川翔太選手のヘディングで先制。
佐世保西はそれでも人数をかけて粘り強く守りながらカウンターを狙いますが、シュートまではなかなか行けません。
ただ、佐世保西のゴールキーパーの選手は反応がとても素晴らしく、2、3点防いだように思います。
創成館はコーナーキックのセカンドボールを5江崎選手がボレーで叩き込み、2点目。
佐世保西の守りはありましたが、創成館が準々決勝に進出しました。
第2試合は、2回戦屈指の好カード。長崎南山-長崎日大。
両10番、南山の原輝夢選手と日大の加藤葵梨選手に注目。
日大の加藤選手を中心としたパス回しに対し、南山は原選手を起点としたカウンターの展開。
先制は南山。
右サイドのクロスがファーサイドの9番・富川遥斗選手に渡りシュート。日大のディフェンスがカバーに入りますが、こぼれを10原選手が押し込み、1-0で前半終了。
後半立ち上がりから攻め立てる日大は11番の左足コーナーキックを3番の選手がヘディングで決めて同点。
いい時間に追いついたと思いました。
しかし、南山は直後にカウンターで10原選手のスルーパスに抜け出した6番・田川太陽選手が決めて勝ち越し。
この試合は10原選手を起点としたカウンターが決まっている印象でした。
その後もチャンスを作り、10原選手のコーナーキックからセンターバックの2人・3番の浦達章選手、4番の中村尚人選手がヘディングで追加点。
今大会は4-1で南山に軍配。26日の準々決勝に進出しました。
創成館は長崎北、南山は国見と対戦します。