高円宮杯JFAサッカーU-18プリンスリーグ2018九州は第9節。
V・ファーレン長崎U-18の久しぶりのホーム戦は長崎総合科学大学附属(以下、総附)との長崎対決になりました。
この前半戦、V・ファーレンは1勝、総附は2勝ということで、お互いに浮上のきっかけを掴みたい試合になりました。
炎天下の中、NIB長崎国際テレビの番組「ALL!V・ファーレン」の取材も入り、観客も多い中、キックオフしました。
スタメンとフォーメーション。
総附は3-4-3のような形で入りました。
V・ファーレンは19増田開志選手が怪我から復帰。
忍者のような素早い動きが持ち味。
攻撃的なポジションはどこでもこなせる選手で、昨年からの主力です。
酒井亮選手が出場停止のため、1年生で初スタメンとなった15中川立暉選手。長崎南山中出身。非常に落ち着いたプレーが出来る選手です。
さて、試合はV・ファーレンがボールを保持して総附が奪ってカウンターという想像どおりの展開。
どちらかと言えば、決定機を2回迎えたV・ファーレンのペースだったと思います。
特にセントラルMFの8田畑篤郎選手がマークを剥がして攻め上がったときがチャンスになりやすかったです。
総附は前半のうちに3-4-3から4-2-3-1に変更し、メンバーも3人交代させていました。
そのこと自体が影響したかどうかはわかりませんが、後半の立ち上がり、先にコーナーキックを得た総附が途中から出場の14柏木澪弥選手がヘディングで決めて先制すると、ここからしばらくは総附の時間が長くなりました。
ボールを奪って何度もショートカウンターを展開。
やはり10鈴木冬一選手のドリブルも脅威でした。
終盤に差し掛かる辺りで、V・ファーレンも10岡野凜平選手の左足シュートで決定機。
これは前節神村学園戦でも途中出場で落ち着いたプレーを見せた総附GK1内田大輝選手にセーブされます。
それからも攻め込むV・ファーレンが立て続けにセットプレーのチャンスを得ますが、8田畑篤郎選手のヘディングシュートがクロスバーに当たるなど、決まらず、そのまま1-0で総附が逃げ切りました。
V・ファーレンにとっても勝ちたかった試合だけに悔しいです。
次は前半戦ラストの試合(8節延期分)、大津戦です。
大津も強いですが、なんとかそこで結果を出してほしいです。
第8節(延期分)
大津 ‐ V・ファーレン長崎U-18
7月21日(土)17:00キックオフ
大津町運動公園多目的広場