長崎ぺんぎん日和

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手堅い勝利で時津SCが初の長崎県社会人代表に。次は大学代表·鎮西学院大学と対戦

2024-03-22 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

[3月17日(日) 15:00 第35回 長崎県サッカー選手権大会(天皇杯予選)社会人予選 @長崎市営ラグビー·サッカー場]
時津SC 1(1-0/0-0)0 諫早クラブ
得点者(アシスト)
20分 東川 凌也(磯田 陸)

両チーム、同日に開催された準決勝で、諫早クラブは上五島FCを3-1で、時津SCはFC KOOL大村を0-0(PK5-4)で下しての決勝で疲労が予想される試合。


1回戦の模様はこちらから

第35回 長崎県サッカー選手権大会(天皇杯予選)社会人予選 1回戦 時津SC - MD長崎▪︎1点を守り切った時津SCが準決勝進出 - 長崎ぺんぎん日和

[2月11日(日)15:30第35回長崎県サッカー選手権大会(天皇杯予選)社会人予選1回戦@百花台公園サッカー場]時津SC1(1-0/0-0)0MD長崎得点者20分東川凌也天皇杯予選...

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スタメンとフォーメーション。



立ち上がりからセカンドボール回収からパスを繋いでボックスに迫る形で時津が優位に立ちます。



20分、時津先制。FW20西田晃典のプレスからMF7磯田陸が回収しスルーパス。抜け出したFW16東川凌也がDFをかわしてGK頭上に決めました。

私が見に来たときはいつも彼が決める気がします(笑)。



25分過ぎから諫早もボールを保持する時間を作ります。セカンドボール回収からウイングの99松浦諒成を走らせます。
ただ、決定機までには至らず。

前半も終盤に来ると、両チーム疲労が出て推進力が落ちた印象で、ボールが行ったり来たりする状況。

1-0で前半終了。


ハーフタイムから諫早は99松浦と途中投入の21川口泰樹の2トップにして中央に起点を作ろうという意図か。



しかし、立ち上がりは時津がチャンスを作ります。
3分にはコーナーキックからDF9浦田大地のヘディングはクロスバー。


6分には右サイド抜け出したMF12安生地智早のマイナスの折り返しをNF2長門瑠意がシュートはGKキャッチ。

時津が押し気味に推移も、諫早も粘りの守備でゲームは動かず。



ただ、堅守という意味ではこの大会ここまで失点がない時津相手に、相手陣内でボールを保持したい諫早もチャンスが作れず。



そのまま1-0で時津が勝利。大学代表との決定戦に進出。大学代表は鎮西学院大学。その勝者が昨年の王者·三菱重工長崎SCと対戦し、天皇杯本戦出場チームが決まります。


時津SCは3試合無失点。守備の強度が上がっているように感じます。ここからも楽しみです。



第35回 長崎県サッカー選手権大会(天皇杯予選)社会人予選 1回戦 時津SC - MD長崎▪︎1点を守り切った時津SCが準決勝進出

2024-02-16 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

[2月11日(日)15:30 第35回長崎県サッカー選手権大会(天皇杯予選)社会人予選 1回戦 @百花台公園サッカー場]
時津SC 1(1-0/0-0)0 MD長崎
得点者
20分 東川 凌也

天皇杯予選社会人予選の1回戦。ここでの優勝チームが大学予選優勝チームと試合をし、さらにその勝者が昨年天皇杯出場チームである三菱重工長崎と対戦し、今年の県代表が決まります。

1回戦でいきなり時津SC-MD長崎という好カード。少々勿体無い気もしますが、楽しみな対戦。


スタメンとフォーメーション。
時津の山川浩司、MDの里昂大、両チーム10番が不在。MDは創成館サッカー部を卒部したばかりの高校3年生12安東翔葵、22渡辺翼がスタメン。

里は7坂本尚幸と同様に、V·ファーレン長崎U-18の2期生で、久しぶりにプレーを見られるかと思ったのでちょっと残念。



立ち上がりからバチバチ。セカンドの争いから時津は12安生地智早や20西田晃典のドリブルを生かし、ゴールに迫ります。MDは裏へのボールで11松木海斗や26古川力のスピードを生かします。


GKから繋いでビルドアップする側面も見せるMD。22渡辺は左足の展開力を見せていました。



20分、時津先制。
最終ラインでボールを回す時津に対してプレスをかけるMD。時津の右サイドでハマったと思った瞬間に裏への長いボールが出て、それに反応した16東川が決めます。

16東川は私は観戦している試合はだいたい決めている気がします。



先制点から時津ペースが濃くなった印象。セカンドボール奪取から12安生地や20西田の突破を生かした攻撃でチャンスを作る時津。



MDも終盤にきて26古川がポケットを取る場面を作ります。ここはシュート打てず。



後半ギアを上げたいMDですが、時津の速く激しい寄せになかなか中央で起点を作れず。
7分、14深町浩之のヒールパスから26古川の左足シュートは時津GK23渕上隼人がキャッチ。



18分時津。カウンターで20西田が左サイドから強引に仕掛けて左足シュートもこれはポスト。

終盤にかけて徐々に時津の押し上げの強度が落ちていき、MDがボールを保持する時間が長くなっていきます。中央に楔を入れられない分、サイドからの前進が多くなり、特に左の17山崎雄貴のところで持つ機会が増えますが、サイドの深いところからボックス内になかなか入れずシュートチャンスが作れません。



そのまま1-0で時津が守り切り、3/17の準決勝に進出となりました。

お互い球際がバチバチで、少々ハラハラするレベルでしたが、負けたくない気持ちが見られて見応え十分でした。ただ、時津の守備の集中が切れなかったのが勝因という感想です。

寒い中、お疲れ様でした。



大会結果や詳細はこちら

令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 決勝 国見 - 長崎日大▪︎松田浩氏的なゾーンディフェンスの真骨頂を見せた国見が優勝

2024-02-01 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

[1月28日(日)14:00 令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 決勝 @スポーツパークいさはや]
国見 2(1-0/1-0)0 長崎日大
得点者
10分 出田 幸雅(国見)
63分(後28分) 門崎 健一(国見)

立ち上がりはお互いリスク回避のため、蹴り合いからのセカンドボール争い。しかし、程なくして後ろから繋ぎたい日大と4-4-2で構える国見という構図に。



スタメンとフォーメーション。



10分、国見の左からのクロスはクリアされるもののヘディングで繋ぎ、FW10西山蒔人(2年/サンターリオFC)が競り勝ち、裏にこぼれたボールに反応したFW出田幸雅(2年/島原市立第三中)が決めて先制。

先制点を取れたことで無理をする必要がなくなった国見は、ブロックを敷いてプレスからショートカウンターの形を度々作ります。
24分、日大のパス交換の呼吸が合わず、国見のショートカウンター。MF19江藤呂生(2年/CAグランロッサ)の折り返しをエリア内FW10西山のシュートは日大DFがブロック。26分、日大のビルドアップを奪ったMF13原田高虎(1年/ヴェルスパ大分U-15)。FW10西山が収めてFW17出田のシュートは日大GK1山本章介(2年/壱岐FC)がセーブ。



日大は3-4-2-1で、噛み合わせ的に浮いたWBを使って前進出来る場面を作りますが、国見のスライドが速く、中央では遠目から強引にシュートを狙うしかない状況。

1-0で前半終了。



後半に入ってもその構図は変わらず。
日大はシャドーから左WBにポジションを変えた打開力のあるMF8池田真絋(2年/スネイルSC)のところからなんとか崩したいように見えましたが、そこからエリア内に入れるのは難しく、入ってもすぐクリア。

21分に8池田がカットインからエリア内に入り、シュートを放ちますが、これは国見DFがブロック。日大のペナルティエリア内からのシュートはこれのみだった気がします。違ったらすみません。

それほど国見の守備は中央にボールを入れさせない練度の高さを誇っていました。「堅守」という言葉を使うのは容易いのですが、そう言うと後ろが堅い印象を与えるかと思うのですが、実際は前線からのプレッシングによって日大陣内での時間も長く、守備は全体でするものというのを体現。

それでも簡単なロングボールやクロスよりもパス回しやドリブルで崩したい日大からすれば、もっともっとコンビネーションやテンポが必要になるのかも。

ただ、時間が経過するにつれて3バックのサイド、特に右のDF17井原凌央(2年/長崎ドリームFC)が持ち運んだり上がることで前進が可能に。エリア内にはなかなか入れないものの、迫ることも出来るようになる日大。



しかし、次の点は国見に。
28分、クリアボールはその日大17井原が上がったスペースに走る10西山が収め、縦に走ってきた途中出場MF11稲富絆仁(2年/TINOフットボールアカデミー)が受けてそのまま抜けてえぐり、折り返しを途中出場FW7門崎健一(2年/長崎南山中)が決めて2-0。



そのまま終了し、国見が2年ぶりの25回目の優勝となりました。

国見の松田浩氏的な4-4-2ゾーンディフェンスの真骨頂とも言える試合。改めてスタイルの練度を高めてきた印象でした。そして、決勝では後ろから繋ぐそぶりも見せた国見。総大附のようにハイプレスに来る相手にはセカンド争い、そうではない相手には繋ぐ、という使い分けがあるのかなと。

日大はMF8池田真絋の存在感が際立つ大会でした。次に国見や総大附のような相手と当たるときにもパス回しにこだわって精度を高めていくのか、ロングボールなども交えていくのか注目してみたいと思います。

両チームは九州大会頑張ってください。

大会お疲れ様でした!


トーナメント表はこちら↓(pdf)
http://www.nfa.or.jp/kou_2/R5/kenshin24/kenshin2024_men.pdf



令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 準決勝 長崎総大附 - 国見▪︎エース·西山蒔人の数字に表れないポストプレーが冴える

2024-01-31 20:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
1月28日、「令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子」は準決勝を迎えました

2回戦の模様↓

令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 2回戦 長崎南山-鎮西学院、海星-大村、創成館-長崎日大 - 長崎ぺんぎん日和

1月21日(日)、「令和5年度長崎県高校新人大会サッカー男子2回戦」が開催され、そのうち佐世保市東部スポーツ広場の3試合を観戦しました。1回戦の結果長崎日大7-0佐世保南諫...

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[準々決勝(1/27)の結果]
長崎日大 2-1 諫早商業
鎮西学院 1-0 九州文化学園
長崎総大附 2-0 佐世保実業
国見 2-0 大村



[1月28日(日)9:30 令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 準決勝 @スポーツパークいさはや]
国見 3(1-0/2-1)1 長崎総合科学大学附属
得点者
11分 原田 高虎(国見)
38分(後3分) 古川 聖來(国見)
48分(後13分) 角田 碧斗(総大附)
63分(後28分) 出田 幸雅(国見)



スタメンとフォーメーション。



昨年の選手権決勝のカード。両チームとも後ろから繋ぐことはなく、GKから蹴ってのセカンドボールの争い。セカンドボール回収にはあまり差はないように見えましたが、要はそこからボールを収められるのはどちらか、というのが肝だった気がします。
セカンドボール回収後の展開として、国見は立ち位置を意識して丁寧にボールを繋ぎ、FWのポストプレーからサイドに展開する。総大附はとにかく縦に速く「この辺に蹴るからこの辺に走る」ことでカオスを作り出す。どちらがいいかは別として、少なくともこの試合で優位に立ったのは国見。
前半は球際で優位に立ち、特にFW10西山蒔人(2年/サンターリオFC)のポストプレーが冴え、そこからサイドに展開しての前進からの崩しが繰り返されます。得点はなかったもののチームへの貢献度は大。

そして11分、国見先制。カウンターから左サイドに展開し、MF13原田高虎(1年/ヴェルスパ大分U-15)がカットインからロングシュートを突き刺し、1-0。



その後も国見がボールを収め、26分には左スローインから13原田のクロスを10西山が胸トラップシュート。これは総大附GK1マガリェンスアルナウド(2年/SMIS SPORTS U-15)が反応し、セーブ。

27分、ボールが収まらない総大附はMF13門井良知(2年/KASUKABE)を右サイドに投入し、MF7土屋蕾聖(ロアッソ熊本ジュニアユース人吉)を2トップの一角に。



35分、総大附は右サイドDF6松下昊稀(2年/FC佐伯S-Play)のアーリークロスを7土屋がヘディングは外れますが、チャンスを作り、後半へ。

ただ、後半も立ち上がりから国見がボールを収めて優位に立ちます。



後半3分、国見は右サイドでのフリーキック。DF3古川聖來(2年/佐々中)が左足で蹴ったボールは直接ファーのゴールマウスに吸い込まれ、2-0で国見リード。

このままでは終われない総大附も10分あたりからボールを収められるようになります。



そして13分、総大附。MF18新留虎介(2年/鹿児島育英館中)のコーナーキックをDF3角田碧斗(2年/三股中)がヘディングで合わせて2-1。
昨年からレギュラーだったものの負傷で選手権不在から復帰した3角田の一発。

一気に追いつきたい総大附。



国見は21分に交代。FW17出田幸雅(2年/島原市立第三中)、MF19江藤呂生(2年/CAグランロッサ)を投入。
これで流れを引き戻すと、



10西山のヘディングから裏に抜けた17出田が決定機。一度は総大附GK1マガリェンスに弾かれるも、右サイドで作り直し、アーリークロスを入れると17出田がボレーで決めて3-1。



そのまま3-1で国見が勝利し、決勝と九州大会進出を決めました。
国見は2点は個でのスーパーな得点ではありますが、内容的にも国見ペースだったように思います。


[準決勝もう1試合]
長崎日大 3-1 鎮西学院
得点者
池田 真絋×3(日大)
辻丸 晴統(鎮西)


令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 2回戦 長崎南山-鎮西学院、海星-大村、創成館-長崎日大

2024-01-25 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

1月21日(日)、「令和5年度 長崎県高校新人大会 サッカー男子 2回戦」が開催され、そのうち佐世保市東部スポーツ広場の3試合を観戦しました。

1回戦の結果
長崎日大 7-0 佐世保南
諫早商業 3-2 長崎南
大村工業 1-0 瓊浦
鎮西学院 4-0 西海学園
諫早 13-0 五島·五島海陽
長崎北 2-1 島原商業
大村 1-0 佐世保北
長崎北陽台 6-2 佐世保西



鎮西学院 1(1-0/0-1/0-0/0-0/PK3-1)1 長崎南山
得点者
33分 OG(鎮西)
70分(後半35分)+2分 重松 遥良(南山)

シードの南山と1回戦に勝利した鎮西の県リーグ1部(2024)同士の対戦はPK戦の末に鎮西の勝利。



8分の鎮西。FW8松尾琉生(2年/ジュラーレ)が収め、FW14辻丸晴統(1年/スネイル)が左サイドのMF19福吉康生(2年/キックス)の左足シュートはバーの上。19福吉は左利きらしく、セットプレーのキッカーも務めていました。
鎮西は8松尾、14辻丸の2トップに収まり、サイドに展開してフィニッシュに近いところまで行けていました。

ただ、南山も14分に右サイドMF11副島琉叶(1年/長崎ドリーム)のクロスから数回のシュートに持ち込むも、全て鎮西DFがブロック。

流れとしてはやはり鎮西がセカンドボール回収からペナルティエリア付近まで行けている前半。そこからは個での仕掛けが多い印象。

26分、鎮西。ドリブルでポケットを取った14辻丸がシュートは鎮西GK1戸田遥大(2年/セレージャ)がセーブ。



31分、南山。11副島のドリブルでの運びからFW14喜田陽人(2年/長崎ドリーム)が抜け出してシュートも、鎮西DF2入江瑛達(1年/雲仙エスティオール)がブロック。



そして33分、鎮西が先制。コーナーキックを14辻丸がヘディングで逸らしたボールが南山の選手に当たりゴールイン。1-0。



後半、南山が後ろから繋ぎ始めてボールを支配。地上で縦に入れて繋ごうすると、鎮西も潰せていましたが、南山の左サイドDF4森林恒志(2年/長崎南山中)やMF7宮之原翔(長崎南山中)が斜めに入れた長いボールは効果的な前進になっており、そこからサイドからクロスに繋げます。



12分、鎮西もカウンター。MF10川畑優翔(2年/Verslien)から裏へのボールに8松尾が抜け出しGKと1対1で浮かしたシュートは惜しくも外れます。



南山押し気味ながら、鎮西逃げ切るかと思われた後半アディショナルタイム。途中出場MF20洲崎來輝(1年/琴海中)のクロスを途中出場FW9重松遥良(2年/長崎南山中)がヘディングで決めて同点。

延長へ。
延長戦は南山が勢いそのままにボールを支配。ただ、なかなかいいクロスを上げさせてもらえず、鎮西も10川畑の惜しい直接フリーキックがあったものの、決まらず。そしてPK戦へ。


PK戦は互いのGK、鎮西の1戸田、南山の12山口大翔(2年/長崎南山中)が2本ずつストップする活躍。しかし、3本決めた鎮西が勝利し、準々決勝進出。





大村 2(0-1/1-0/1-0/0-0)1 海星
得点者
4分 橋本 朝陽(海星)
42分(後7分) 髙栁 大佑(大村)
75分(延前5分) 原村 虎太朗(大村)

立ち上がりから海星がセカンドボール回収から押し気味に試合を進めます。



4分、海星先制。左サイドからゴール前に入ってきたMF7橋本(2年/Verslien)が胸トラップから右足で決めます。



その後もセカンドボールの争いが続き、取ってから繋ぎたい大村ですが、海星の激しい守備にあい、なかなか前進出来ず。海星は奪ったら、どんどんFWに入れていき、そこでまた奪い合いになるので中盤でバタバタした状態が続きます。
大村は時折、MF7髙栁(2年/スネイル)が単独突破をはかり、海星はスピードのあるFW11楠博有(2年/エクセデール長崎)かわ裏に抜け出す場面を作るも決定機にはならず。



後半、海星はエースFW10須田隼太(2年/雲仙アルディート)を投入し、さらに攻め立てようとします。



あまりチャンスがなかった大村が同点に。
後半7分、FW11平田勘介(1年/スネイル)が裏に抜け出したところをエリア内で倒されてPKの判定。これを7髙栁が決めて1-1。


16分、海星。左コーナーキックのサインプレーからクロスをMF16真鍋恵太(1年/海星中)のヘディングは惜しくも外れます。



その後も海星が押し気味に試合を進めるものの、大村も粘り強く守り、ゴールを許さない状況。

そして、そのまま1-1で延長戦へ。



そして、延長前半5分。大村8原村(1年/セレージャ)が左ペナ角辺りから不意を突いたミドルシュートを突き刺し、なんと逆転。



そのまま大村が守り切り、2-1で勝利。準々決勝進出。選手権ベスト4の海星がまさかの敗退となりました。






長崎日大 2(1-0/1-1)1 創成館
得点者
24分 末光 蓮史(日大)
61分(後26分) 田原 昊仁郎(創成)
70分+4分(後35分+4分) 池田 真絋(日大)

2回戦屈指の好カードは日大に軍配。


まず驚いたのが両キャプテンのポジション。創成のキャプテン5田原(2年/サガン鳥栖)は昨年までDFだったのがMFに。日大のキャプテン14大町璃史(2年/長崎ドリーム)はMFだったのがDFになっていたのが意外でした。



序盤は創成がセカンドボールを獲り、2トップが収めてサイドに展開し、攻め込む流れ。日大が後ろから繋ごうとするとボランチの5田原が前に出てハイプレス。これを嫌がってか、日大も繋がずにGKから蹴ってセカンドの争いになりますが、日大はなかなか前進出来ず。



ほぼ創成ペースに見えた24分の日大。ロングスローの流れからFW18末光(2年/長崎ドリーム)のシュートは決まらずも直後のスルーパスに抜け出した18末光が決めて先制。



28分には右サイドの崩しからゴール前MF10山口丞介(2年/キックス)のシュートは惜しくも外れます。

極端に流れが日大に向き、1-0で前半終了。だからサッカーはわかりませんね。



後半は創成が押し込みにかかりますが、なかなかゴール前には入れず、日大がセカンドボールを獲り押し返す展開。



一進一退の中、26分、創成が左サイドに展開し、仕掛けからポケット付近で倒されてPK。これを5田原が決めて同点。



このまま延長戦かと思われたアディショナルタイム4分、日大のコーナーキックを収めた創成がカウンターを仕掛けますが、それを跳ね返し、収めた日大18末光が左のスペースに浮き球パス。抜け出したMF8池田(2年/スネイル)が飛び出したGKをかわして左足で流し込み、劇的な勝ち越しゴール。



そのまま笛が吹かれて2-1で日大が勝利し、準々決勝進出。エキサイティングな試合でした。


[2回戦結果]
長崎日大 2-1 創成館
諫早商業 3-0 佐世保工業
九州文化学園 4-0 大村工業
鎮西学院 1(PK3-1)1 長崎南山
長崎総大附 2-0 諫早
佐世保実業 3-2 長崎北
大村 2-1 海星
国見 3-0 長崎北陽台


[準々決勝対戦カード]
長崎日大 - 諫早商業
九州文化学園 - 鎮西学院
長崎総大附 - 佐世保実業
国見 - 大村

トーナメント表はこちら↓(pdf)
http://www.nfa.or.jp/kou_2/R5/kenshin24/kenshin2024_men.pdf