東京城北サイクリング

東京の城北エリアおよびその近辺の道路事情や再開発を紹介します

補助第81号線(東池袋地区)2017年度末まとめ

2018年04月12日 | 補助81号線
前回の補助第87号線(帝京大学病院)に続いて、
再開発が目白押し補助第81号線(東池袋地区)2017年度の進捗状況をお伝えします。

補助第81号線(東池袋地区)は都電荒川線を挟む形で整備が進められている幅員25mの都市計画道路です。

(豊島区の資料より)

<地図>

(クリックすると拡大します)

2016年度末に用地取得率100%となりました!おめでとうございます!
ただ現地を見たところ一カ所だけ建物が残っている場所がありました。
北東側から順に現地の様子を見ていきます。

都電荒川線「向原駅」付近

春日通との交差点が補助第81号線(東池袋地区)区間の北東端になります。

交差点になる部分が緑の柵で確保されています。
計画線よりも広めに確保されているように見えました。

クリオタワー大塚台付近

この様な形で都電荒川線の軌道に沿って道路用地が確保されています。

坂下通りの踏切

補助81号線の整備と合わせて都電の軌道の更新も行われています。
この辺りは新しい規格の軌道への切替が完了し、真新しい軌道となっています。
左に見える白いマンションはブランズ東池袋。地区の街づくりの中で共同化事業として建設されました。また踏切の対角線側にはシティハウス東池袋が最近建てられ、道路整備に伴って街の更新も進んでいます。

坂下通り踏切から南西側を見る

左手に見えているタワークレーンは、東池袋五丁目地区再開発として建設が進むプラウドタワー東池袋です。都電の新しい軌道はプラウドタワー東池袋の辺りまで完成しています。

プラウドタワー東池袋の現地看板

木密戸建てエリアの中にタワーマンションがそびえ建ことになります。
都電の軌道が緑化された様子が描かれています。
これまでは砂利敷きの鉄錆びた古い印象でしたが緑化されることでイメージががらりと変わります。

残った建物

用地取得100%と公表されていますが、崖の上に建つ建物が一軒未だに残っていました。
(道路の白線を延長した先の緑のフェンスの向こう側)

崖からの見下ろし

池袋駅を中心とした池袋エリア一帯は全体的に台地の地形となっていますが東池袋5丁目(と4丁目の一部)だけは一段下がった谷状の地形となっています。その谷底を走る形で都電が敷かれています。

プラウドタワー東池袋の南側の踏切

2016年まで遮断機の右側辺りに買収が済んでいない建物が数件残っていました。現在はそれらの解体も終わり緑のフェンスで囲われていました。

造幣局跡地付近から見下ろした補助176号線との交差部

ここで81号線と176号線が交差します。補助176号線サンシャインシティの南側を通って環状5の1号線に至る道路です。
見ての通り高低差がかなりあるためこの写真を撮影している辺りは掘り下げられる予定です。

補助176号線の看板


東池袋四丁目駅の東側



都電荒川線「東池袋四丁目駅」付近

池袋駅に至る都道435号線(グリーン大通り)との交差点が本区間の南西端になります。
地下鉄東池袋駅の出口の直上には東池袋四丁目2番街区地区再開発として、これまた野村不動産のタワーマンションが建設される予定です。

以上補助第81号線(東池袋地区)の現在の様子でした。
補助81号線整備事業は道路もそうですが、合わせて整備される都電のリニューアルも楽しみですね。
<都電軌道の新旧比較>


将来的には新しい軌道は緑化されて街がぐっと綺麗になります。

次回はこの先の補助第81号線(豊島区南池袋二丁目~南池袋四丁目)を紹介する予定です。


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