今週末(3/7)よ り中国超級の2015シーズンが開幕します。
このブログでは、けっこう「中国超級 日程」などのワードで来る方も多いので、実は観たい方が多いんじゃないかなあ…と思ってます。
そこで、上海で見られる試合をまとめようと思いますが、まずはチームの紹介から。
■上海のチーム
上海のチームは3つ。
1.上海申花(シャンハイ シェンファ)
設立年:1993年
ホームスタジアム:虹口区 虹口足球場(サッカー専用)
2014年最終順位:10位
上海では一番古いこのチーム。
2012年には元コートジボワール代表ドログバ、元フランス代表アネルカを補強して世界中の話題をかっさらいました。
今シーズンは
元ギリシャ代表のパパロータス、ザンビア代表スンズを補強。
▲国籍がオーストラリアになってますけど、誤植かとおもいます。パパロータスはギリシャ人(オーストラリア生まれ)!
チームの心臓は元コロンビア代表のジョバンニ・モレノ。
中東への移籍話を蹴って中国残留。4シーズン目を迎えます。
上海の大手不動産グループ、緑地集団がメインスポンサーで、
「上海緑地申花」という名称です。
▲結構あついファンたち
スタジアムは、
地下鉄3号線、8号線の「虹口足球場」を降りてすぐ。
2.上海上港(シャンハイ シャ ンガン)
設立年:2005年
ホームスタジアム:徐匯区 上海体育場(八万人体育場)
昨シーズン順位:5位
ユース年代の育成に力を入れており、中国人選手は自前で育てあげた選手が多いのが特徴。
近年は国家代表に選出される選手でるようになりました。
注目選手は中国代表MF武磊。
今シーズンは、元広州恒大で「史上最強の外国人助っ人」との呼び名も高かったアルゼンチン人FWダリオ・コンカの獲得に成功。
ワールドクラスのアタッカーが上海で見られます!
チーム名はこれまで「上海東亞」でしたが、今シーズンから国営港湾企業「上港集団」のスポンサードを受け、 「上海上港」に改称しました。
スタジアムは、
地下鉄1号線、4号線の「上海体育館」を降りてすぐ。
3.上海申鑫(シャンハイ シェンシン)
設立年:2003年
ホームスタジアム:浦東新区 源深スタジアム
昨シーズン順位:12位
設立時は上海のクラブでした。
2004年に財政難から解散した「人民解放軍」参加の軍隊サッカークラブ、「八一隊」と合併し、江西省に移転。
その後、2011年 に突如上海に再移転。
中国超級の中では戦力も存在感も地味なチーム。
しかし、毎年2部降格候補に挙げられるも、しぶとく1部 残留を続けているチーム。
元々上海にあったチームとは言え、既に2チー ムある中に再参入ですから、ファン獲得に苦しんでいる様子。
上海の別チームと対戦する「ダービー」では、相手チームがフライドチキンを食べてやじるのが習わしですw エンブレムが鶏なので。
スタジアムは、
地下鉄6号線の「源深体育場」を降りてすぐ。
■せっかくなので一度くらいはいかがでしょう
明日、3月の日程について書きます。
中国サッカーは、それなりにビッグネームやワールドクラスの外国人選手もいますので、見ごたえがあったり、なかったりします。
どっちだよ!という話ですが、中国リーグなんて、中国にいなければ観られないものだと思いますから、滞在され ている方は、是非一度足を運んで頂きたいと思います。
見ごたえがあるサッカーは、レベルや国に関係なく、あると思います。
(全然かんけいないけど雑記)
日本代表にも一時呼ばれていたハーフナーマイクさんが、上海申花の オファーを断ってフィンランドのHJKヘルシンキへ移籍した模様。
上海申花で活躍した方が、まだ、代表は近い気がするんですが…。
ACLに出られれば、日本のクラブと対戦する機会もありますから、代表監督の目にも止まり易いでしょうし…。
代表監督本人は無理でも協会のスタッフが視察に来やすいと思いますが…。
お客さんも中国超級はそれなりに入るので、フィンランドリーグよりは盛り上 がってると思うのですけど…。
やっぱり中国でプレーするのは嫌なのかな。なんでそんなに厭なんだろう。生活環境かな…。
日本人にとって は、上海はヘルシンキより良いはずなんですが。
先日エスクデロの記事を上げましたけど、もっと来て欲しいな日本人選手!
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