中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

ゲンサイでも駐在員でも変わらない部分

2015-03-12 | 現地採用事情


ゲンサイも駐在員も変わりませんよ…、なんて書いたら、
駐在員の皆様は「むむむむむ!ゲンサイ風情が何を言いよる!」
不快に思う方がほとんどでしょう。すみませんねえ。

もしかしたらブログにクレーム貰うかも。

でも、変わらない部分もあるんです。

■仕事をして対価を受け取る
仕事をして対価を受け取る、という意味では同じです。
ですから、1つ1つの仕事に単価をつけたら、同じぐらいの価格に落ち着く項目も多分あると思っています。

■仕事をしている時は雇用形態には関係ない(はず)
さて、考えてみました。

ほとんど同じ年齢、同じ性別、学歴とか…まあ諸々の識別情報は大体同じぐらい、だとします。
成果物のクオリティはほとんど同じ…ということです。

この2人の仕事を項目まで落としてみると、1つ1つの仕事に、質的差、量的差はそんなに無いハズ。

大きな差は、「駐在員のAさん」「ゲンサイのBさん」という差です。

これの差は、日本にいる大ボスに雇われているか、海外現地法人の小ボスに雇われているか、という違いです。

要は、同じ仕事をしたときに、「誰がやったか」が重要なのです。
やっぱり大ボスに雇われている人の方が強い。

中小零細より大企業の方が強い。
小国より大国の方が強い。

これは自然の摂理だと思います。

実際には、更に「中国人、現地スタッフ」という軸も加わるので、より複雑になります。

やってることは、同じだよね、 同じものもあるよね、っていうのがタイトルにした「変わらない部分」です。

■やっぱり駐在>>>>>ゲンサイ
これはしょうがない。
同じ事をやっても駐在の方が評価されるのは当然。
当たり前です。

だから「俺は中国の事をよく知ってるし、駐在並の仕事をこなしてる!フンガー」と鼻息を荒くしても意味がないのです。
ゲンサイの仕事は評価されませんので。

■ゲンサイが評価されるには?
現地採用で、日系に長くいるのは、多くの場合、損なんでしょう。

なぜなら絶対的に親方ジャパンからの駐在員が居ますので。
現地採用の状態で、「便利な道具」になることはあっても必需品になるのは稀かも…。

他の道を探したほうが良いんだろうな、と最近思うようになってきました 。

個別の項目に没頭しているときは、そんなことは思いません。
ただ、ふと帰り道に、「あ、俺この会社に居ても、未来ねえわ」って思うことが増えてきました。

■でも日本に居ても同じこと
「あ、俺この会社に居ても、未来ねえわ」っていうのは、日本に居ても同じです。
どこにいても、思うときは思う。

ただ、海外では日本人同士が少ないので、その差がより鮮明に際立つんでしょうね。

■ひとつ言いたいこと
僕は自分の能力があまり高くないことも分かっていますし、駐在員と比べて不満に思うことも無いです。
なぜなら僕はあまり他人に興味が無いタイプなので。どうでもいいのです。

ただ、一方で外国人として生きていくことは一筋縄ではない、そういう風に思うことも増えてきました。

中国でなのか、日本でなのか、それとも他の国で、なのか知りませんが、僕の人生は、まだ続くので、サバイブしていくために、色々思案している最中なのです。

それにしても、今日の投稿はわれながら、まとまりが悪いですね。