中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

ブログ開設から半年!!

2015-03-16 | 私について


ブログ開設から早いもので半年過ぎました。
今日で180日目だそうです。

■PVとか
当初毎日更新でしたが、難しいので2ヶ月ほどでこの試みは終了。
今は気が向いた時に更新するスタイルです。
PVは最大で1日約600ありました、いまは更新頻度が下がっているので、100-300で推移しています。

■コンセプト
このブログのメインコンセプトは、「現地採用はクソ、やめておけ」です。
なぜなら、「海外にいるポジティブな情報」を発信しているブログは多々あれど、ネガティブな情報は多くない。
もし、いま、海外に出たいと考えている人が、気持ちを抑えられなくなって、見切り発車で出ないように、あえてネガティブな情報を伝えたいと思うからです。

■やってみて思う事
半年やってみると、僕もネタを探すために色々考えるようになりました。

現地採用は紛うことなき厳しい雇用形態なのですが、それでも、日々仕事をしていると忙殺され、つい、問題を先送りしてしまいがちです。

ですが、現地採用はクソ、そう声にすることで何か自分の中にも閃きがあったと思っています。
もし、ブログを書いていなければ、(今もですが)なんとなく不安を抱えたまま、毎日を無為にすごしていたかも知れません。
すくなくとも、自分に対して問題意識は芽生えたかなと。

■今後について
基本的には今のスタイルのまま、現地採用のネガティヴ情報とその他情報をお届けします!
現地採用という雇用に関する不安や文句があればぜひ教えてください。



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日本人担当者が要らなくなってきてる(特にノースキルの人)

2015-03-15 | 現地採用事情



上海の日系企業の進出ラッシュがあったのは05年から11年ぐらいまで。

もちろん80~90年代から大手製造業は進出しているわけですが、中小や、サービス業まで一通り出そろったのはここ10年ぐらいです。

ちなみに私は11年から上海にいますので、既に4年の時が過ぎました。

■既に10年
つまり、すでに10年の時が過ぎたわけです。
この10年の間に、中国人も(昔は知りませんが)大きく変わったのでしょう。
仕事観も大きく変わった(はず)です。

■進出したばかりの企業
進出したばかりの企業は、こちらの事がよくわかりませんので、日本人に頼りがちですし、取引先も日系で固めがち。

つまり、海外には進出したものの、実質的には日本の延長線上です。こうなると駐在員と比べて安く使える日本人現地採用者は価値がありました。
日本人というだけで価値がある、ということです。

■だんだん取引先に中国系が増えていく
中国企業からすれば、日系企業が新しくできれば、それはチャンスですから、営業をかけます。

値段が安かったり、おためし的に一度使ってみたりして、だんだんと実績を作り、そして日系企業が満足できるクオリティで仕事ができる会社が増えてきました

■担当者がだんだん中国人に置き換わる
10年という時の間に、だんだん日系企業の中国人社員も育ってきました。
そして、企業には「現地化」をしたい、という思いがあります。

12年には尖閣諸島問題に端を発する大きな反日活動もありました。
いっそのこと「担当者レベルの仕事は中国人に任せてみよう」という流れが加速します。
取引先の担当者が中国人に置き換われば、自社の日本人担当者も中国人に代わります。

ここの日本人担当者は長らく現地採用のポジションでした。
よりコストを下げるため、より円滑に現地化を進めるため、中国人に変えるのが当たり前になってきました。


鶏が先か、卵が先か、という話ですが、1社変われば少なくとも、もう1社がオ
セロの要領で置き換わるのです。

■なんでこんな事を思うのか
何故、僕がこんなことを思うのか。

これは自社の取引先の担当者が中国人に置き換わるケースが少なくないこと、
また、同業他社の担当者と話して みても、「日 本人いらない」説を見聞きするからです。

さらに、求人サイトを見てみても、私が中国で仕事探しをした11年ごろと比べても、明らかに担当レベルの日本人求人は減っているからです。
未経験OKの求人も減ってきた印象です。

■こんな人は危ない、来るな!!
海外で仕事をしたいと考える人は少なくなく、僕が細々とやっているこのブログでも問い合わせを受けたことがあります。
僕が考える危ない人はこ んな感じです。

文系、学部卒
→学歴は日本以上に大切なので、学部卒より院卒が良い。

技術力など、数値化できるスキルなし。
→「コミュニケーション力」勝負になりますが、数値化できないのでリスキー。

語学力 無~ビジネスレベル(仙人、達人レベルではない)
→所詮ネイティブではないので。語学力ってのは言語力と非言語力の両方が必要です。
 日本語1級の中国人は腐るほどいますが、日本人とは違うと思うでしょう?

男性
→言い方悪いですが、結婚で全てチャラ、という技が使えないです。
男性には経済力が必要。ジゴロなら良いんですが。

純日本人(非混血)、後ろ盾なし
→よほど根性が無いと、本当の意味で現地のコミュニティに入れない。

サラリーマン気質、独立志向なし
→現地採用は真面目に長くやればやるほど「損」

中途半端に日本人
→現地採用の収入で、生活を現地化できないと貧乏になる。

日本人と結婚したい
→配偶者が現地人、は溶け込むために必須


■最後に
やっぱり現地採用は危ない、なるな。
タイトルにも書いてありますが、現地採用は極めて危険な選択肢です。
外務省の渡航危険情報に入れてほしいぐらいです。

もう既に来てしまった人は、僕も含めて、頑張ってサバイブしましょう。
生き残る方法も、考えていきたいと思います



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ゲンサイでも駐在員でも変わらない部分

2015-03-12 | 現地採用事情


ゲンサイも駐在員も変わりませんよ…、なんて書いたら、
駐在員の皆様は「むむむむむ!ゲンサイ風情が何を言いよる!」
不快に思う方がほとんどでしょう。すみませんねえ。

もしかしたらブログにクレーム貰うかも。

でも、変わらない部分もあるんです。

■仕事をして対価を受け取る
仕事をして対価を受け取る、という意味では同じです。
ですから、1つ1つの仕事に単価をつけたら、同じぐらいの価格に落ち着く項目も多分あると思っています。

■仕事をしている時は雇用形態には関係ない(はず)
さて、考えてみました。

ほとんど同じ年齢、同じ性別、学歴とか…まあ諸々の識別情報は大体同じぐらい、だとします。
成果物のクオリティはほとんど同じ…ということです。

この2人の仕事を項目まで落としてみると、1つ1つの仕事に、質的差、量的差はそんなに無いハズ。

大きな差は、「駐在員のAさん」「ゲンサイのBさん」という差です。

これの差は、日本にいる大ボスに雇われているか、海外現地法人の小ボスに雇われているか、という違いです。

要は、同じ仕事をしたときに、「誰がやったか」が重要なのです。
やっぱり大ボスに雇われている人の方が強い。

中小零細より大企業の方が強い。
小国より大国の方が強い。

これは自然の摂理だと思います。

実際には、更に「中国人、現地スタッフ」という軸も加わるので、より複雑になります。

やってることは、同じだよね、 同じものもあるよね、っていうのがタイトルにした「変わらない部分」です。

■やっぱり駐在>>>>>ゲンサイ
これはしょうがない。
同じ事をやっても駐在の方が評価されるのは当然。
当たり前です。

だから「俺は中国の事をよく知ってるし、駐在並の仕事をこなしてる!フンガー」と鼻息を荒くしても意味がないのです。
ゲンサイの仕事は評価されませんので。

■ゲンサイが評価されるには?
現地採用で、日系に長くいるのは、多くの場合、損なんでしょう。

なぜなら絶対的に親方ジャパンからの駐在員が居ますので。
現地採用の状態で、「便利な道具」になることはあっても必需品になるのは稀かも…。

他の道を探したほうが良いんだろうな、と最近思うようになってきました 。

個別の項目に没頭しているときは、そんなことは思いません。
ただ、ふと帰り道に、「あ、俺この会社に居ても、未来ねえわ」って思うことが増えてきました。

■でも日本に居ても同じこと
「あ、俺この会社に居ても、未来ねえわ」っていうのは、日本に居ても同じです。
どこにいても、思うときは思う。

ただ、海外では日本人同士が少ないので、その差がより鮮明に際立つんでしょうね。

■ひとつ言いたいこと
僕は自分の能力があまり高くないことも分かっていますし、駐在員と比べて不満に思うことも無いです。
なぜなら僕はあまり他人に興味が無いタイプなので。どうでもいいのです。

ただ、一方で外国人として生きていくことは一筋縄ではない、そういう風に思うことも増えてきました。

中国でなのか、日本でなのか、それとも他の国で、なのか知りませんが、僕の人生は、まだ続くので、サバイブしていくために、色々思案している最中なのです。

それにしても、今日の投稿はわれながら、まとまりが悪いですね。

日本人FWエスクデロさん、開幕戦に出場

2015-03-10 | 中超(中国サッカースーパーリーグ)ネタ

▲開幕戦 上海上港vs江蘇舜天

中国超級も日本のJリーグと同じ3/7に開幕しました。

残念ながら僕は用事があって観にいけませんでしたが> <

サッカー好きの方ならご存知かもしれませんが、今、例えば本田選手や長友選手といった日本代表級の選手だけじゃなく、世界各国のリーグで活躍する日本人選手っていうのはたくさんいます。

ただ、日中の距離はこんなに近いのに、ことサッカーにおいては、中国で活躍する日本人選手は、ほとんどいませんでした。

有名どころだと、大黒将志(2013 杭州緑城)、巻誠一郎(2011 shenzen ruby)、楽山孝志(2011-13 shenzen ruby)ぐらいです。

逆もしかりで、日本で強烈なインパクトを残せた中国人選手ってのもほとんどいません。

そんな中で、韓国の強豪、FCソウルで結果を残してやってきたエスクデロさん。
年齢的にも、26歳、まさに今ノってる選手が中国にやってきました。

■2月末加入で先発


▲江蘇舜天 2015

中国超級の江蘇に加入が発表されたのは、2月末。
すぐに公式戦だったので、ベンチスタートかなと思っていましたが、先発したようです。
戦車のようなゴリゴリドリブルが彼の持ち味。


▲エスクデロは11番とのこと

加入してから日が浅いですから、連携はまだまだでしょうが、彼の活躍に期待してます。
2年契約なので、来年アジアチャンピオンズリーグに出て貰っ て、彼が日本で在籍していた、浦和レッズと当たると面白いですね。

■ちなみに日本で活躍する中国人選手
J2のアビスパ福岡に高准翼という選手がいます。

上海の「上海ラッキースターサッカークラブ(ユース年代のクラブ)」から、昨年、カターレ富山に加入しましたが、所属チームがJ3へ降格してし まったので、今年から福岡へ移籍したようです。

3/8は福岡も開幕戦でしたが、ベンチメンバーにも入ってませんでした。
個人的には彼の動向も気になってます。



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現地採用になったら物欲が減った

2015-03-09 | 現地採用事情



現地採用をするようになって、自分の意思で海外で暮らすようになって、4年が過ぎつつあります。
大きく変わったことに、物欲の大幅な減少があります。

■引越しが多い
僕はここ(上海)にいると、外国人です。
現地採用ですから、いつかは分かりませんが、帰国する日が来るかもしれないし、他の国へまた出稼ぎに行くかも知れません。

それに上海で暮らしていると、1年契約の賃貸住居が多く、また、家具は大家が用意するケースが多いので、自分は身の回りの物さえ持っていれば、引越しすることができます。

日本よりも、引越しのハードルが圧倒的に低いのです。

僕も現在の住居は4年弱で既に5件目。
中々,安住の地が見つかりません。

■家具が自分の物では無い
家具が自分のものではありません。
これが僕にもたらした心理的変化はすごく大きい。

それに、いつか僕は「上海から消えてなくなる(かもしれない)」と思っていますから、あんまり自分の物を買わなくなりました。

■理想はトランクひとつ
理想はデータにできる音楽、本などは電子データ化してデバイスに落とし込んで、極力実体があるブツを減らして生活する。

もし他の国に行くことになっても、トランクひとつで翌日から働ける…。そんな態度を目指したいのですけど。

ただ、中々実体がある本で読みたいとか思ってみたりするのです。
言ってる事矛盾してる…。

なので、買って読んだら即処分。フクゼンに売りに行かなきゃ。


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