日本映画専門チャンネルの6日の深夜枠っていうか7日の早朝枠でOAされた
神咲詩織さん主演のOP・PICTURESの、なんと今作はR -15の再編集版ではなく
タイトル自体からしてR -18で劇場公開された作品をカットとボカシを利用して
通常70分の作品を67分にしてOAされた作品でして
日本映画専門チャンネルが先月から特集プログラムとしての“おとなの桃色シネマ白書”の企画とは別扱いでのただの深夜枠プログラムだったようですね
この4月にこれもR -18作品として
「美乳妻物語 惹かれあう肉体」というDVD用のタイトルでリリースされていたんですね
個人的に神咲詩織嬢っても、もうこのタイトル通りの“若妻”になられた神咲詩織さんは好きな女優さんのお一人ですから
このDVDも購入してありましたが
未見っていうことだったので、まずは真夜中リアルタイムでTV放送作品を拝見し
そのあと一応睡眠とってついさっきノーカット版のDVDを再鑑賞して
今このブログを書いてます。
なんと脚本が深澤浩子さんだったのね
まずは神咲詩織と彼女の大学時代の恩師で今は旦那さんになってるなかみつせいじの歳の差夫婦
食事に関しても食するが一切“美味しい”と言わない夫、夜はさっさと寝てしまい夫婦の営みも疎か
たまに若妻の方から誘うと一応セックスしてくれるものの先に果てて逝ってしまい
自分の存在ってこの人にとってもなんなんだって言ういう不満が募る神咲詩織
大学生の初美りんは妻子あるリーマンと肉体だけの不倫関係を結んでいるが
べつにこの男が好きなわけではなく
ある日突然別離を告げるが男は彼女の肉体に未練が有りしつこく迫ってくる
柳東吏のカフェマスターは子を失って精神的に病んでいる妻並木塔子さんをいたわって生活していた
そんな6人の男女が織りなす日常の細波によって神咲詩織は自立の道を選び
それによって今まで無関心だった夫が実は先々の事まで深く考えていた事を知るし
オープニング双眼鏡で覗かれていた神咲詩織でしたが
ある時しつこく迫る津田篤から逃れるために姉って言う想定だと思っていたら
過去自分と母を捨てて出てった父親が再婚した相手の娘だったって事っで
義姉妹だったことを告白される
これによって十歳で父親を失って育った神咲がなかみつせいじを夫に選んだ意味も見えて来るし
のぞいていた犯人もわかる
そんな神咲詩織がアルバイトに選んだカフェのオーナーもふと神咲に
神咲もこころ揺れてしまうんですが
そんな二人のキスシーンだけで
それを見てしまった並木塔子さんのことを知ると妻に元に帰って行っちゃうわけでして
日常に起きた小波がそれぞれの今後の人生を暗示する青空で映画は終わる
昔はエロが有ればプロットなんてどうでもっていうような作品ばっかだったピンク映画も
今やOP映画のみ現役製作し続けていられるけど年間10本程度しか新作が作られない現状と
生き残りをかけて映画ってなんなんだって言う根本を追求する作品に様変わりしていってるのがいいですよね
だから機材がデジタルになった時から映画ってこういうもんだよって言うテーマ性を前面にだすようにR -15作品に再編して言ってるんですね
ピンク映画って言っても全く侮れない作品が次々とは生まれていってるわけですよね
切り口の違う記事はコチラ
2021年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
深澤浩子脚本、加藤義一監督作品
出演:神咲詩織、初美りん、並木塔子、柳東史、なかみつせいじ、津田篤
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます