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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ゆとりですがなにか INTERNATIONAL

2024-04-01 20:08:43 | 邦画
日本映画を積極的に観て行こうっていう企画で視聴した作品
いやはや実に喧しい映画だった、もう玩具箱ひっくり返したというか
なんちゅうかひっちゃかめっちゃかな展開でこれを一体どう収めるんかいって思ったら“つづく”で閉めてしまうとはねぇ
エンドクレジット観てなるほどねぇって
 
2016年に製作OAされてたいわゆるゆとり世代と言われるカリキュラムで学生生活から送り出されて社会人となった若者たちが社会人として成長して行く姿を?ドラマとして見せてくれてたんでしょうかねぇ
そんなゆとり世代の若者の人生観と生き方をクドカンさんが脚本を書かれていたんですね
 
そんな若者たちも30半ばを迎えた今日の彼らの生き様を
コロナ明けの現代日本が社会問題として抱えてる“働き方改革”“リモートワーク”“コンプライアンス“パワハラ””SDGs”“LGBTQ”“ジェンダーレス”“多様性”“グローバル化”“超高齢化社会””人生100年時代““セックスレス夫婦”ETC
の我々が個々に抱えてる諸問題を絡めつつ映画としてこれらの問題を2時間弱に詰め込んだ作品でしたから
 
もう見てるこっちにも収拾のつかないようなくらいに詰め込んでみせるクドカンの腕は確かなんですが
チラシすぎてこの作品の焦点がボケているのも事実でしたが
シノプシスとしては岡田将生と安藤さくら夫婦を中心に描いて
周りに配した人物たちが勝手に説明してくれるという寸法で映画として成立させてるとこはさすがです
 
クドカン作品てちょっとクドいっていうとこが私の性に合わず
クドカンってわかって納得した次第でしたが、これだけの配役の一人一人にきちんと性格づけがなされてるとこは見事としかいいようはありませんが
やっぱクドカンは私の性には合わない作家さんであるっことには違いはなかったなと納得の一本でした。
 
まぁいくら日本のTVドラマは見ませんって言っても、こういった映画化作品に関してはドラマ観て予習して臨むんですが今回2016年と言う古いドラマだったんで観ないで臨みましたが、クドカン作品ってわかってドラマ観なくてよかったなぁって思っておりますが
こういったなんか変な予感じゃないけど見ないで臨んだのは予感じみた何かがまさか働いていたとか・・・・
 
2023年製作、日本映画、「ゆとりですがなにか」製作委員会作品、東宝配給
宮藤官九郎脚本、水田伸生監督作品
出演:岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、手塚とおる、髙橋洋、青木さやか、佐津川愛美、矢本悠馬、加藤諒、少路勇介、 長村航希、小松和重、加藤清史郎、新谷ゆづみ、林家たま平、厚切りジェイソン、徳井優、木南晴夏、上白石萌歌、吉原光夫、でんでん、中田喜子、吉田鋼太郎

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