最近は、邦画を見ていこうと
これでもかなり私自身努力して見ているつもり
どうなんでしょう、この映画最初は見る気もなかったんですが
セットにする後一本がなかったってことで
これって周防正行監督だったのね
自慢じゃないけど邦画は任侠とか時代劇とかのアクションか、映画5社の黄金期作品から衰退期のプログラムピクチャーとか、ロマンポルノとかピンクしか邦画作品見てきてないですから
周防監督作品はピンク映画の「変態家族 兄貴の嫁さん」しか見てない
って事でなんと周防作品は二作目の視聴になります
これって東映さんが配給していたのね
ってことでいつもの岩に波頭がうちつける三角マークのロゴではありません
時代設定は大正ですから、東映さんは昭和になってからできた映画会社
ってことでこのモノクロのロゴは
「変態家族 兄貴の嫁さん」の時も、松竹の富士山ロゴを真似して作っていた周防さんですから
映画に合わせてこのロゴにこだわったんでしょう
って言うことでこのロゴからファーストシーンは35mmのモノクロ無声作品につながって
その作品の撮影風景になってカラーヴィスタサイズになっていくと言うこだわり
時代劇作品の撮影での台詞は“イロハ”を口でいうだけ
これもなんか希本で読んだような気もする
そんな田舎町でのロケシーンに出会した男の子と女の子の10年後のお話
映画館で売られていたのか、キャラメルが、実にいい小道具としてラストでも生かされてました
この男の子が弁士に、女の子が女優さんに・・・
女優さん役の黒島結菜さんが素敵でした、まだ25前後でしょうか
女優さん役の黒島結菜さんが素敵でした、まだ25前後でしょうか
私にはお初にお目見えの女優さんですから、今後はキラキラ映画でなければピックアップしていくようにしよう
そうなんですか、フィルムは当時は買い取りだったのかな
劇場でストックしていたようですね
テーマは無声映画ですから、チャップリン映画とか目玉野口松ちゃんとか阪妻さんでしょうか、洋画の「十戒」とかは現物を使ってるようですが
それ以外の日本作品は改めて現代役者で撮りなおされたようですね
スラップスティックコメディをプロットに取り入れていたりしてのドタバタコメディ
クライマックスシーンではちょっとドタバタしすぎかな・・・って気はしましたが
突散らかすだけ散らかして、刑務所での弁士の語りだけで
映画全巻の終わりは見事だったかな
そしてエンドクレジットのBGMはなんと「東京節」でしたか
オープニングの映画撮影シーンではオケだけでしたがエンドクレジットは替え歌でしたが、涙がちょちょぎれた
一応「東京節」って、個人的にはエノケンさんの映画で認知してたんだったかな鬼人的には
♪ラメチャンタラギッチョンチョンノパイノパイノパイ
がサビのやつです
2019年製作、日本映画、「カツベン!」製作委員会作品、東映配給
周防正行監督作品
出演:成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、井上真央、小日向文世、竹野内豊
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