パージ大統領令

経済が崩壊した後に「新しい建国の父たち」を名乗る集団によって統治されるようになった
近未来アメリカでは年に一回、殺人を含むすべての犯罪が合法となる「パージ法」が設けられ、
この日、すべての公的サービスは停止され人殺しからなんでもOKな「パージ法」が制定されたことで
アメリカ国民の不満は解消され、犯罪率や失業率が低下し、アメリカは復活しようと・・・
と言う画期的なプロットでスマッシュヒットした「パージ」の第三弾！！！

かなりなヴァージョンアップしてましたね
銃撃や殺人が半端なく増えてきてますし、殺し方もギロチンとか出てきてましたが
アメリカのレイティングの問題からか、首はしっかりと落ちますけども映像はかなりな俯瞰になってますが
今作ではついに登場して来ました、当然ですよね
「パージ法」に反対する大統領候補

その通り2016年に製作されている映画と言うことで、「パージ法」に反対する女性大統領候補
時宜を得たと言うか実に現実のアメリカ大統領選とかなりなリアルさで被ってきます

その女性大統領候補のSPに前作「パージ：アナーキー」で活躍した警官のレオ
今作ではSPとして孤軍奮闘で大統領候補の命を最後まで守ります
ってか一度パージ法賛成派の「新しい建国の父たち」に大統領候補を拉致されますが
パージ法反対派の連中の力を借りて・・・

前作で「パージ法」は金持ち層の楽しみとしての貧困層ハンティングでしたが
今作ではある意味「パージ法」が金持ち層のカルト的な宗教と化していたと言うお話です

「パージ法」賛成派は反対派SPをレオ以外すべて敵側だし、拉致しようって謂う軍団はもう
かなりな傭兵軍団だし、偵察ドローンにチョッパー備えてるだけじゃなく
レオに撃った弾丸にはGPSつきと言う、バックにお金持ちがついてるからねぇ
そして強いし

と言うことでパージ法反対派はチョッとしたゲリラでしょうか
お互い様に敵対組織がぶつかるだけでなく一般殺人ファンが町中にあふれていますから
ものすごく人が死にます
撃たれたり車に轢かれたりと
ありとあらゆる殺し方も見られますがホラー映画じゃないので殺し方もあっさりとした表現となってましたが
アクション映画としてはある意味ワンシチュエーションプロットの映画ですけども
派手さで一応お客さんを引き付けてくれる手腕は見事です

さて一応彼女が大統領選挙代理人を獲得するようなところで終わりますが
続篇4はあるのかなぁ

前2作もかろうじて都内でも極一部のシネコン東宝シネマズで期間限定で2部作上映された映画でしたが
普通は上映初日から二次使用は経過6ヶ月なんですけどもほぼ4ヶ月でDVD化されていましたが
アメリカじゃ2ヶ月でDVD二次使用化しちゃうんですよね

2016年製作、アメリカ映画
ジェームズ ・デモナコ脚本・監督作品
出演：フランコ・グリロ、エリザベス・ミッチェル、ミケルティ・ウィリアムソン