ケヴィン・ベーコンから始まった地中怪獣と戦う「トレマーズ」シリーズの最新版がリリースされたんだって言う軽〜い気持ちでセットレンタルに組み込んできたんですが
映像が始まったら(そうなんですこの作品製作会社のロゴなしでいきなり本編映像からはじまるんです)なんと中国漢字でのクレジットが出てきちゃいます
”え?中国映画なのか“ってわかっても後の祭り
ってことであの「トレマーズ」シリーズとは全く関係ない中国産の冒険映画でした
地中虫“トレマーズ”によって地球は砂漠化して砂の中には幼卵虫、幼虫、蛹虫に成虫といろんな成長段階の虫に人類が襲われる
人類は滅亡の一途だし
地球は全て砂漠化の近未来の時代
生き残った人々はオアシスという虫から襲われない桃源郷があると言うことで
泥棒のマー・ボーは、ギャングに捕らわれて死にそうになるところに砂嵐に襲われて
ギャングを雇っているのは企業の社長さんを動かした生物科学研究所のリウ・ドンと言う男
砂嵐の後には体についた幼卵虫を振り払わないと肌から体内に入り中から食い荒らしていくと言うことらしい
逃亡中の特殊車両に乗った親子三人と出会い砂嵐で動けなくなった特殊車両を直してもらいみんなで一応オアシス目指して行こうって中で
これら人間たちがそれぞれの欲望とか色々とあって殺し合いをしていくと言うお話にジャケットにある母虫が追いかけてくると言う
まさに人間同士の殺し合いが実はメインとなってて・・・
最終的には登場人物がオアシスに着く前に全滅していくと言うお話
最終的には登場人物がオアシスに着く前に全滅していくと言うお話
こっちはオアシスはないと見てましたがラストオアシスの救助隊のクルマだけが出てくるものの子供一人除いての滅びの様を描いていくのには好感持てるプロットだったんですが
突然、人類が捨て続けた分解できないプラスティックゴミがあの怪物たちを生み出したって博士が言い出して“全ては人間の自業自得じゃ”と言うことで
虫の食物は人間ではなく、人も食うが主食は人間が無闇に廃棄していたプラスティックで未来永劫2500年はプラスティックは土に帰らんよって言うことで
なんと廃棄プラスティック環境問題の映画になると言う
完全に人を食った映画テーマでした
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
シア・バンチャン脚本・監督作品
出演:ワン・ツィイー、タン・イーヌオ、リャオ・ファン、イン・ター
なんと中国映画でしたねぇ、もう配給会社が紛らわしいタイトルつけつからシリーズ化されてる方の新作だと思っちゃいますよね
絶対これって意図的な悪意感じなすよね
地中怪獣もう出てくるのは虫ばっかはトレマーズ詐欺だし
怪獣退治よりも人間と人間との殺し合い映画でしたねぇ
80分の尺でありながらも、人間同士の争いの方に展開を振り切ったような作品。
自分的には巨大な虫との激闘を見たかったんですけどねえ、思ってたよりも派手なアクションが少な過ぎました。