みんな大好きサメ映画ですしジャケットはことさらデカくサメが描かれていたもののなんとこの作品王道サメちゃんパニック映画ではありませんでしたが
もちろんサメちゃんそれもメガトロンよりもでっかいやつが出てはきますが
サメちゃん主役の映画ではなく
ある意味1組の家族の物語として作られた作品だった。
自分がこさえたメキシコの石油リグの視察と家族バカンスを兼ねてメキシコの小さな港町を訪れたポールだが、町は廃れ放題
家族を町に置いて石油油田のリグに調査に行くと船が途中でこれ以上はいけないと後は1人で行ってくれって小さなモーターボートでたどり着いた油田にも人気はなく、現地の男二人いるのみ。
さらに町で待ってるはずの家族までが町の男に襲われて油田に現れる、
乗ってきた漁船は海中から現れた巨大ザメにパックリ食われてしまう、
そこからこの半分壊れかけた油田リグで海中に浮遊する巨大サメから逃れてここから如何にして脱出するかって言うのがメインストーリーになっていくんですが
ってことでサメ映画ではあるもののサメの出番はかなり少ない人間ドラマが展開されると言う映画
ってことでサメ映画ではあるもののサメの出番はかなり少ない人間ドラマが展開されると言う映画
そうサメちゃんはこの油田リグに主人公家族を閉じ込めるアイテムであって決してこの映画の主人公ではありません。
そんなサメのいる海中に後59分で爆発するって言う時限爆弾をどこのドイツが仕掛けたのか
なんて言う付帯的なプロットも出てきますが
基本はこのサメをどう回避して逃げるのかって言うとこに映画の比重がかかってる作品す。
要はこの主人公にあたる家族のお父さんであり、このリグを作りかつこのリグの責任者でもあるポールは会社の言いなりになってメンテナンスから何からおろそかにしていたために石油が漏れてメガトロン級のサメを生み出したって言うようなことが語られ
それによって町は立ち行かなくなってしまったようで
その責任は全て自分に被せられ今回も会社の意向でここに来ており
会社がポールに全責任を負わせようとしたことを知り
二進も三進も行かなくて家族間にもヒビが入ってきたりって言うようになり
最終的にはサメと一緒に自爆してさらにその勢いで家族を助けるって言う
サメの恐怖や脅威よりも、家族愛のドラマとちょっぴり環境破壊への社会批判的な要素を入れ込んでの
違う意味での王道物語でエンディングを迎える作品になっていた。
2023年製作、アメリカ映画
エイドリアン・グランバーグ監督作品
出演:ジョシュ・ルーカス、フェルナンダ・ウレホラ、エクトル・ヒメネス、ラウル・メンデス、フリオ・セサール・セディージョ
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