この夏から、ほぼ全国で始まっているキャンペーン。
大賛成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/80/76bbe04a28103fd091af1b90ef25a98d.jpg)
ここにも書かれていますが、左がわに立ってベルトを掴めない人もいます。
掴めても、力が弱く不安定な人もいます。
例えば母は、ひざの手術後に杖が手放せなくなってから、エスカレーターをあえて使わなくなりました。
理由は、怖いからです。
特に下り。杖を持って左に寄っていてもぶつかった来られたり、すぐそばを俊足?で駆け抜けられたりするとよろけそうになるそうです。
それでも母たちの世代の人はこういうのです。
『皆さんにご迷惑をかけるから。年寄りはゆっくりでいいのよ。』
そういって、エレベーターを捜します。
そもそもエスカレーターの左側ルールはイギリスから、といわれています。
それは通勤時間帯に地下鉄から地上へ出るエスカレーターが混雑することから、ぶつかったりつき倒されたりする人が増えた事から、
急ぐ人のために右側をあけよう、と、はじまったらしいです。
このことが、海外生活経験のある人の(誰だったか忘れたけれど、当時「文化人」といわれた影響力のある人)コラムから発信。
やがてあちこちに転載されたり、口コミでひろがったり、テレビの番組でもトレンドとして紹介されたり。
そのうち、右をあけるのは関東、左をあけるのは関西などという分類までできるくらいに浸透。
いつのまにか都市のスタンダードになったのです。
(当時はLINEもTwitterもFacebookもなかったから、浸透するまでにそれなりに時間がかかった)
私見ですが、当時はバブル経済成長の波に乗って日本中が24時間はたらけますか!の真っ最中。
まずは元気で健康な人が優先。
エスカレーターは早く移動する補足手段なので、急ぐなら駆け上がれ!
だから、ちんたら立ってダラダラおしゃべりしたい人は道をあけてよね!という気持が、
きっとみんなの中にもあったはず。
そんなご時世に紹介されたこのルールは、その成り立ちの背景はいつのまにか削除され、
特殊な現象だけが取り上げられてあっという間に共感を得たのではないだろか、というのが個人的な考え。
やがて時代のキーワードは成長,新調、刷新から、成熟、再生、伝統へとシフト。
ちょっとゆとりがうまれ、過去を見直しながらこうした将来を考え直すのは必要なことだと思うのであります。。
ルミネ横浜のエスカレーター横にあった実際のポスター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a7/a1961af697cd62c06cf48a6140ea7581.jpg)
でも、最近のエスカレーターは速いので、スマホデジカメだとブレブレ~(笑)
乗ってる人も読み切れないと思うのだ。
大賛成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/80/76bbe04a28103fd091af1b90ef25a98d.jpg)
ここにも書かれていますが、左がわに立ってベルトを掴めない人もいます。
掴めても、力が弱く不安定な人もいます。
例えば母は、ひざの手術後に杖が手放せなくなってから、エスカレーターをあえて使わなくなりました。
理由は、怖いからです。
特に下り。杖を持って左に寄っていてもぶつかった来られたり、すぐそばを俊足?で駆け抜けられたりするとよろけそうになるそうです。
それでも母たちの世代の人はこういうのです。
『皆さんにご迷惑をかけるから。年寄りはゆっくりでいいのよ。』
そういって、エレベーターを捜します。
そもそもエスカレーターの左側ルールはイギリスから、といわれています。
それは通勤時間帯に地下鉄から地上へ出るエスカレーターが混雑することから、ぶつかったりつき倒されたりする人が増えた事から、
急ぐ人のために右側をあけよう、と、はじまったらしいです。
このことが、海外生活経験のある人の(誰だったか忘れたけれど、当時「文化人」といわれた影響力のある人)コラムから発信。
やがてあちこちに転載されたり、口コミでひろがったり、テレビの番組でもトレンドとして紹介されたり。
そのうち、右をあけるのは関東、左をあけるのは関西などという分類までできるくらいに浸透。
いつのまにか都市のスタンダードになったのです。
(当時はLINEもTwitterもFacebookもなかったから、浸透するまでにそれなりに時間がかかった)
私見ですが、当時はバブル経済成長の波に乗って日本中が24時間はたらけますか!の真っ最中。
まずは元気で健康な人が優先。
エスカレーターは早く移動する補足手段なので、急ぐなら駆け上がれ!
だから、ちんたら立ってダラダラおしゃべりしたい人は道をあけてよね!という気持が、
きっとみんなの中にもあったはず。
そんなご時世に紹介されたこのルールは、その成り立ちの背景はいつのまにか削除され、
特殊な現象だけが取り上げられてあっという間に共感を得たのではないだろか、というのが個人的な考え。
やがて時代のキーワードは成長,新調、刷新から、成熟、再生、伝統へとシフト。
ちょっとゆとりがうまれ、過去を見直しながらこうした将来を考え直すのは必要なことだと思うのであります。。
ルミネ横浜のエスカレーター横にあった実際のポスター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a7/a1961af697cd62c06cf48a6140ea7581.jpg)
でも、最近のエスカレーターは速いので、スマホデジカメだとブレブレ~(笑)
乗ってる人も読み切れないと思うのだ。