山手のエリスマン邸にあったポスター。
この夏、横浜市はジブリの『コクリコ坂から』とタイアップ。主な映画館で一斉上映するだけでなく、イベントマップを配布。スタンプラリー方式で港から山手の洋館を巡るツアーなど開催中。だそうです。
長崎、尾道、神戸、函館、etc
港町はどこもそうですが、坂道が多いのです。
横浜も例外ではありません。
地図の上では港にほど近い(と見える)山手通り。元町のショッピングを終えて、ついでにオシャレな洋館の並ぶ異国情緒あふれる風景を見に行こうとすると、必ず坂道を上らされることになります。それもハンパなく急なこう配の上り坂。
ウチキパンの奥の階段が、見尻坂(みしりさか)。
前の人の背中ではなく、お尻を見上げるような格好で上ることになるくらい急勾配であったことからついた名前だといわれています。
今は、こんなにきれいに舗装されていますが、ほんの10年くらい前までは傾斜をそのまま利用したおおざっぱな階段が延々と。雨が降ると上からザアザア水が流れてくるような有様でした。
横浜山手通りへ通じる坂はこの他にもたくさんあります。どれも、一見緩やかそうでジワジワきついのが特徴。
双葉幼稚園からフェリス女学院へむかう汐汲坂。山手の坂は名前もおもしろい。
山手の坂マップはこちら。
「山」手に限らず、「山」やそれにちなんだ「谷」「沢」という文字の入った地名があったら、そこには必ず坂道があります。
掃部(かもん)山、伊勢山、野毛山、御所山、三ッ沢、保土ヶ谷、境之谷…。
横浜市の中心部は実は傾斜地、坂道が多いのです。
で、ついにこんな名前のスタジオまで。
急な坂スタジオ(この先に野毛山動物園があるんだけど、この坂もジワジワきついよ、ほんと。)
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