【螺鈿迷宮】 海堂尊 著 読了。
「チームバチスタの栄光」 → 「ナイチンゲールの沈黙」のシリーズの第3段。
物語の時系列的には、次に発表された「ジェネラル・ルージュの凱旋」が早いとか…。
「ジェネラル~」は、映画化されもうすぐ封切ですか。
「チームバチスタ~」を読んだときの戦慄といいますか、感動が徐々に薄れていってるような気がしないでもない。
何度も留年している医大生の一人称で書かれています。
例によって「白鳥」は、後半から登場。「田口」はほとんど出てきません。
前2作で、チラチラ話にだけ出てきた「姫宮」が大活躍(!?)。
◇気になったフレーズ・セリフ◇
『人は誰でも知らないうちに他人を傷つけている。存在するということは、誰かを傷つけるということと同じだ。だから無意識の鈍感さよりは意図された悪意のほうがまだマシだ』
『相手の言葉を百パーセント信じるということは、その人に関心がないのと同じ事』
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ちょっと医療モノ(?)は食傷気味なので、次はガラッと趣を変えて、こんな本を読んでみることに。
「よし、とりあえずこの本を毎日30分読もう!」
と思い立ちましたが、既に挫折…。他の本に浮気。
社会人となってから、否、なる前からか、ときどきこういった自己啓発本のようなものを読みたくなる。
そして、3日間くらいは『よし、実践しよう。頑張ろう』と思っている。
たった3日だって、何も思わないよりはいいのかもしれないけど…。