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札幌と紋別の二つの街を舞台とした、ちょっと古い恋愛(?)小説。
昭和50年代に週刊誌に連載されていたそうで、そうりゃあ古さは否めません。
たまたま先週の読売新聞の企画で冬に読みたい3冊のうちの1冊に選ばれていました。
渡辺淳一だから、「失楽園」とか「愛の流刑地」とかのような凄い激しい描写があるのかと期待して読み進めましたが、全くそんなことはなく、そのシーンは一気に飛び越えて朝になり、カーテンの隙間から朝日が差し込むとかそんな感じ。なんという爽やかさ。
初期の作品はこんな感じだったのでしょうか?
昭和50年代に週刊誌に連載されていたそうで、そうりゃあ古さは否めません。
たまたま先週の読売新聞の企画で冬に読みたい3冊のうちの1冊に選ばれていました。
渡辺淳一だから、「失楽園」とか「愛の流刑地」とかのような凄い激しい描写があるのかと期待して読み進めましたが、全くそんなことはなく、そのシーンは一気に飛び越えて朝になり、カーテンの隙間から朝日が差し込むとかそんな感じ。なんという爽やかさ。
初期の作品はこんな感じだったのでしょうか?
この本は奥さんの所有で、自分が生まれたところと、育ったところの二か所が舞台だから、是非読んでくれ、と随分前から言われてて、やっとこのたび読むことができました。
本人(奥さん)も認めてましたが、面白くないストーリーです。ただ、冬の札幌とか、流氷がやってくる紋別とかの雰囲気はいい感じでした。寒くて大変だろうけれど、確かに流氷を観てみたくなりました。それから接岸するときの音も聴いてみたい気持ちになりました。