みいわんひひーん

猫7匹 犬1匹、大人3人の世帯。ブログ主は、60代に突入。
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私の夢が叶った日 

2022-01-08 23:00:11 | 日記

一人暮らしの母親を、ディズニーランドに連れて行くのが夢でした。

若い頃はずっと農作業で忙しく、海外旅行に行ったことがない母。

高齢となってからは、海外どころか国内も体力的にきびしいけど、

私も好きなTDLで、一緒に楽しみたい、そんな思いがありました。

 

漠然と思い続けていた2014年秋に、

母は治療中の病気で余命1年を宣告されました。

 

翌2015年春、元気を維持していたので、

残された時間を思うと今しか無いと、思いを皆に伝えました。

 

母の体力を慮るゆえに反対もありましたが、

800キロ近い距離を妹一家が付き添ってくれることになって

皆の協力で、私の夢が叶ったのでした。

母・姉・妹・甥っ子達・娘・私 総勢7人です。

 

園内では、車椅子をレンタルしました。
(娘三人で交代で・・写真の了解をとってないので小さく・・)

 

 

園内は、景色を見るだけでも楽しいです。

 

 

 

異国の街並みのよう。

 

 

元々、楽しいことや綺麗なものが好きな母なので、

想像してた通り、楽しむ母を見て嬉しかったです。

 

 

娘は、おばあちゃんに負担がかからないようなプランを練ってくれて、

二日間、ランドもシーも行き来自由なツーディズパスにして、

自由に休めるように、ホテルは園内のミラコスタにしました。

普段は横着な娘が、車椅子の手配やゲストアシスタントカードの利用等

園内を先々走り回って、よく動いてくれました。

 

 

 

ミラコスタの窓から、広場のショーが見られます。

 

 

 

部屋で一旦休憩しつつ、ショーを眺める母、、の後頭部

 

 

窓辺の椅子にちょこんと座る母の横顔。

暗い影が、フェルメールの絵みたい タイトルは「窓辺で膝をかかえる女」

 

 

これはちょっとフェルメールではないかな?

前のめりで眺める母。

 

 

母はとても楽しそうでした。

スプラッシュマウンテンに、手なんか振ってる

 

 

 

夜のアトラクション 甥っ子達の隣に座る母

 

 

唐突に昔話をしてすみません。

先月、クリスマスの朝、母が亡くなりました。少し急でした。

余命1年を7年にまで伸ばせたことは素晴らしかったです。

ただ、コロナの規制で2年半会えていなかった無念さは残ります。

 

悲しみに打ちひしがれているわけではありませんが

かつてないほど空虚です。

 

コロナの第6波が言われています。

みなさまも、ご自愛くださいませ。

 



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