のんです。半長毛の雑種で、現在約9才です。
2009年6月、2才の時に、保護猫仲間のめめと一緒に我が家にやってきました。
”のん”の母猫は、野良猫で、捕獲後さつ処分されたようです。
一緒にいた”のん”は逃げた為、その後ボランティアさんに保護されました。
追い回されたトラウマからか、保護先でも引きこもり気味で、
唯一、先輩猫のめめだけにはなついていたそうです。
のんから、めめを離せないと言うことで、二匹一緒に迎えました。
我が家に来てからも、人間不信のようでそばに寄るだけで威嚇してきました。
そして”のん”は鳴かない猫でした。ずっと”めめ”の側にばかり居ました。
その頑さを見るにつけ、無理に距離を縮めるのは、”のん”にとってストレスになるかもしれないと思い、
”のん”が居心地いいのが最優先ということもあって、今思えば”のん”に遠慮していました。
”のん”の心の声は、
>私の傍にはこないでっ、私はめめさんが居ればいいのっ、ご飯はちゃんとちょうだいっ。
>ベッドの下が居心地いいんだから、覗いたりして探さないでっ、イラッとさせないでっ。
気がついたら、4年は威嚇され続けました。
うちに来た頃の のん です。
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ゆったりしているように見えますが、ベッドの下に入り込んでなかなか出てこない時の写真です。
のん との関係が変わったのは、2013年の12月末、”のん”に病気が発見された時からです。
闘病は1年以上になりました。手術で入院、最初の半年は、毎週土日の通院で点滴・注射、家では投薬。
ただ、そんな時でも、やみくもに辛い事して命を長引かせるだけのことはしないつもりでいました。
のんちゃんが生きていることで、少しでもいい気分になることが最優先でした。
とはいえ、病院に行く時は、のんとの戦いで、人間の腕、手も傷が増えていきました。
4k以上の体重が2.3kまで落ち、のんとのサヨナラを覚悟した時もありましたが、”のん”の頑張りで奇跡的に回復。
のんにとっては辛かったし、痛かったし、嫌な事ばかりされたから、更に心を閉ざしてしまっても不思議はないのですが
この病気の回復をきっかけに、”のん”は私達に心を許すように、甘えるようになりました。
初めてのんちゃんの鳴き声を聞いた時は、感動しました。鳴けるのです!
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これは、のんが、顔をくっつけてきて、ゴロゴロ甘えてる姿です。(こんな日がくるとは、、)
お腹の柔らかい毛を出しています。
ご飯が欲しい時は、くれニャーと鳴いて意思表示をするようになりました。
ソファーに座ってると、撫でてニャーとすり寄ってきます。
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最近の のん。食べられなかった時を取り戻すかの如く食べて、、ふっくら (しすぎ?)
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キリッとしたらクレオパトラみたいでしょう? (それは言い過ぎ)
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めめが居なくなった事で、心配しましたが、、のん、大丈夫そうです。
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あわちゃんと一緒。