千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

新たな桜坂

2021-03-31 17:50:01 | 千里山ウォーカー

 長く続いた千里山団地の建て替え工事もいよいよ終盤に差し掛かっています。
 この季節になると多くの住民の会話の中に、旧・千里山団地の桜並木の想い出が上がりますが、中でも千里山の「桜坂」と呼んだ団地内の桜のトンネルは素晴らしいものとして記憶に残っています。
 僕も疲れた時などによく散策に出掛け、花や青葉そして紅葉など春夏秋冬にとても癒されたものです。
 写真は新たに建て替えられた団地の、「桜坂」のあった辺りに造られた側道ですが、以前のように育つにはまた50年掛かるのでしょうか‥‥。
 以前、運営していた地域情報サイト「千里山.NET」の街案内にも、千里山団地のページを残していますので、懐かしくご覧頂ければと想います。

給水塔に作業足場が‥‥

2015-05-08 18:20:22 | 千里山フェチズム

 千里山団地の立替え工事にともない、千里山のシンボル的な存在としても住民に親しまれてきた給水塔に、ついに取り壊しに向けて作業足場が組まれ始めました。
 おそらく足場が全体を覆った後に、塔頂部から少しずつ崩し降ろしていくものと想われます。最近は大きなビルの解体も同じような手順で静かに行われます。
 以前に千里山まちづくり協議会の知人と「壊す前に給水塔に上がって、記念に周囲を撮影しておきたいね‥‥」と話していました。
 工事が始まって急遽いろんな伝を頼り申し入れをしたのですが、やはり難しいという返事を貰いました。もう少し早ければ何とかなったかも知れない雰囲気だったようで残念でした。
 僕が千里山に引っ越してきた時に、レッチワース・ロード脇の4階ベランダから、白いスマートな給水塔の姿がいつも見渡せました。その後に給水塔の近くのマンションを借り、散歩コースの終点にもなっていました。先に無くなった桜坂とともに住民の想い出の風景になることと想います。

・給水塔の見える千里山パノラマ

【追記】その後、完全に覆われた姿がこの写真です。まるでビルが新たに建ったように見えます。

桜のサクラ

2013-04-08 00:00:50 | 千里山花物語り

 先日、桜の満開の日の朝に玄関のチャイムが鳴ったので出てみると、千里山の不動産仲介「マック住研」の清水社長が立っておられ、珍しいことなので一瞬は何事かと想いました。
 「桜の写真を撮りたいので、時間があればちょっとモデルで手伝って貰えないかと‥‥」
 「モデルですか、何をすれば良いのでしょう?」
 「桜の花を見ながらビールを飲んでいる人を撮りたいんです」
 そして缶ビールを持って来て欲しいということでしたので、ダミーの空の缶ビールを用意して待っていると暫くして車で迎えに来られました。
 車に乗り込むともう一人の方がモデルとして動員されていました。給水塔近くの桜坂の脇に立つ千里山団地の階段テラスから顔を出し、満開の桜を見ながらビールを飲むポーズをしました。
 清水社長は写真が趣味で豊中市の撮影倶楽部に所属していて、その日の夜に批評会があるということのようでした。翌朝に写真の先生に褒められたとの報告・お礼メールを貰いました。

※ 「マック住研」のHPの「千里山はこんなところ」というボタンで、僕の運営・管理している地域情報サイト「千里山.NET」をリンクして下さっています。

千里山駅の桜と菜の花

2013-04-01 00:00:23 | 千里山花物語り

 千里山では団地の建て替えに伴う駅周辺開発プロジェクトの影響で、団地の中や周りに植えられていたたくさんの桜の木々と共に、千里山駅ホームを跨ぐバイパス橋の設置により、何本かの桜の木が伐り倒されて寂しい春の風景となりました。
 新しく拡幅される歩道に街路樹が植えられることになっていますが、その枝葉が豊かな緑の環境美を創り出すには時間が必要です。
 ただ、今日駅のホームの南端に桜と一緒に菜の花が咲いているのを見掛けました。そして伐られた古木の替わりに植えられた桜の若木がチラホラと花を付けているのも確認されました。欲を言えば菜の花がもっと一面に咲いて貰えればと想いますが‥‥。
 以前と比べると本当に桜の季節が寂しくなってしまいました。千里山で暮らしてきた僕ら住民にとって想像以上の喪失感があります。しかし、このように桜木と菜の花が立体的な景色を魅せてくれれば、春の季節感が少し華やかで豊かな気持ちになれます!

※ 団地の後期工事まで住民が入居している南側の棟には、まだ桜並木の風情が残されていて今年も満開(桜坂道脇)で楽しませて貰っています。

千里山の桜坂

2012-04-09 00:01:07 | 千里山花物語り

 千里山団地の桜坂(地図)は両側から桜並木のトンネル(拡大)になっていて、この花の季節や新緑の候そして秋の落葉とその時々にちょっと通り抜けてみたい名所となっています。千里山団地の再開発に伴って大半の建物が取り壊され、また50年掛かって出来上がった桜並木も伐採されてしまい、残り少ない桜並木が第2期工事が始まるまでその姿を見せてくれています。今日は気温は冷たいながらも青空で春の陽光が快適に感じられる中を、ちさと図書館へ本の返却に行くついでに桜坂にも立ち寄ってみました。
 坂を上る時には逆光で桜を撮るにはどうかと想いましたが、舗道に目を落としてみると木枝の影が面白いコントラストとなっていました。折り返して改めてゆっくり桜坂を見下ろすと、赤い雪洞が今年は架けられていないので華やかさは少ないものの、却って古びた団地の壁や階段の手すりなどと相まって静かな佇まいが感じられました。この辺りは民間のディベロッパーに売却される予定と聞いていますが、桜坂の景観が残るかどうかは業者の思惑次第ということなのでしょうか。ここは残した方がマンションの環境アピールには効果的だと想うのですが‥‥。
 また、ちさと図書館の復元教室の庭に数年前に植えられた桜がもうかなり大きく枝を広げています。存在感のある太い幹となるまでには多くの年数が掛かると想いますが、花を楽しむ分にはそんなに時間は必要ないのかも知れません。団地の再開発後も千里山と言えば桜並木と言われた風景をもう一度作って貰えれば嬉しいです。

桜の開花

2012-04-03 00:01:57 | 千里山花物語り

 今日の暖かさでようやく千里山でも桜の開花が見られました。写真は千里山団地でまだ前期開発工区に入らずに残されている桜並木で綻び始めた蕾み花です。
 高知で今年日本で初めて桜の開花宣言があった時に、予想として大阪方面では4月2日と言われていたのですが、まさにピタリとその予想通りの開花日になりました。
 近くの桜坂の花のトンネルも立ち寄り見てみましたが、今年は今までと違って団地の自治会の人達による雪洞が巡らされていません。雪洞の無い桜坂の風景はこれまで見たことが無いので、それも却って自然な景観で楽しみということで、今から満開になるのを待ち遠しく想っています。
 毎年ブログに書いている言葉ですが、桜は開花を今か今かと待っている時が一番楽しくて、咲いてしまえば割り合いに盛りは短く直ぐに散ってしまいます。それが潔いとされ日本人に好まれる要因でもありますが、もう少し開花時期を長く楽しめる品種改良が出来ると良いと想います。まして、ワシントンの100周年桜ように世界の都市に花による文化外交などを進めるとしても、桜の散り際の良さを分かってくれる国はそう無いのではないでしょうか。

ご当地ソング

2011-04-28 16:52:27 | 作詞・作曲

 昨日の僕のブログ記事に千里山のマック住研の清水さんからコメントで、千里山のご当地ソングを作ってヒットすれば街の活性化にも繋がるというリクエストを頂きました。ヒットはなかなか容易いことではないと想いますが、僕なりのアプローチでこれまでにも幾つか作ってきましたので、ここで改めて思い入れやエピソードなども振り返りご紹介したいと想います。
 先ず、桜散る千里山駅ホームのシーンに自分の青春も重ねながら、『Groovy Bloom』という卒業ソングを2008年に作りました。
「千里山で開催された音楽祭グルービー・ブルームを企画・運営してくれた愛すべき大学生達のうち、最後の卒業生のA君が一年越しで希望を叶え、故郷の新聞記者として今春旅立っていきました。地域活性化と人々の世代を超えた交流を掲げ、大きな達成感とそして多くの 挫折を味わいながら、仲間や住民との触れ合いの中で成長していく姿を見守ってきました。彼らに捧げたいと思いこの曲を作りました。」
 続いて、昨年秋に桜坂や噴水・踏切などを想い浮かべながら『千里山』を作りました。
「一昨年春の桜の季節に千里山をイメージして作った『Groovy Bloom』の、女性目線のAnswer Song的なものをと考えていました。千里山で出会って愛し合い、そして別れてしまった二人‥‥離れていても時折りに甦る懐かしい街の風景や記憶。いつか自主制作シングルCDにできるとすれば、カップリング曲になるのでしょうか。」
 また、最近の3月に『Moon Rise』という早春の別れ歌を作りましたが、僕のお気に入りの月が丘の小さな峠道から見える街並みをイメージしています。
 こうしてみると、僕にとっては千里山は十分に歌になる街ということになるのでしょうか。ちなみに『Groovy Bloom』は取りあえず僕が歌うとして、『千里山』を歌って貰う女の子は自主制作シングルCDを作る時には(できれば千里山で)募集したいと想います。
 そして最後のオマケになりますが、以前に第1噴水でクリスマス・コンサートが商栄会の主催で行われていた時に、MMT子供ミュージカルの子達がサンタクロースの衣装で歌ってくれた曲で、『My Favorite Town』という短いものを作りました。これはそのコンサートにも参加してくれていた吹田で活動するゴスペル・グループの、ジョイフル・ジョイフルの方達に歌って貰えると良いなと想っていたものです。メロディーは僕のオリジナル曲で音楽SNSのMySpaceで聴いて頂ける『SKY FULL OF STARS』という曲のサビの部分を使っています。
 以上です。これからも千里山の人や風景に触発されながら、一作ずつマイペースでソング・ライティングを続けていきたいと想います。

桜の撮影巡り

2011-04-08 23:44:08 | 千里山花物語り

 先日、千里山駅のホームに一眼レフ・カメラを携えた一団を見ました。少し離れたところで耳を澄ませていると、どうも桜の撮影スポットを阪急電車の路線に沿って探しているようでした。その時はまだ駅の桜並木は5部咲きくらいでしたので、とりあえずカメラは向けていましたが後日改めて回ってくる様子です。
 今年の千里山の桜は、団地の並木通りが再開発工事のために伐採されてしまったので、片側の駅ホームの桜の木だけになり改めて物足りなさを感じています。新しい建物が出来るまで住民が仮住まいしている桜坂周辺には、まだ3分の1ほどの桜木が残っていますがそれも後何年見られるか分かりません。
 千里山では桜並木は寂しくなってしまいましたが、阪急千里線の沿線には桜並木が見られる場所がとても多いです。万博公園の桜を見に行く人達でしょうか、その日は山田駅からモノレール乗り場へと向かう通路にも、バックパッカー姿が多く見られました。

・往年の千里山の桜景色は「千里山.NET」でご覧になれます。

千里山桜ウォーク

2011-04-02 23:29:16 | 千里山ウォーカー

 まちづくり協議会が企画した「千里山桜ウォーク」に午前中参加し、暖かい陽気のもと3分咲きほどに開いた桜の中を歩いてきました。今年の桜ウォークは花見だけではなく、折から住民の防災意識を高めようという目的もありました。
 9時半に第1噴水で集合し地下に100トンの防火水槽があるという説明を受けた後で、単立千里山キリスト教会の礼拝堂(建築家ボーリスの設計)を見学し、千里山団地内にまだ残されている桜坂のトンネルを降りていきました。街の何処からでも見えるシンボリックな白い給水塔が、解体されずに存続するという話を聞き嬉しく思いました。
 ちさと図書館の横を通り松が丘の公園の桜を見ながら、関西大学の北口から構内に入りましたが、その建物の地下には540トンの防火水槽が造られており、災害時などには飲料水も井戸から汲み上げられる場所があるのを教えて貰いました。広いキャンパス内の広場は災害時の避難場所に指定されており、また救急ヘリの離着陸には関西大学のグラウンドが使われるそうです。
 昨日が入学式だったということで、クラブ・同好会の新人勧誘が行われていました。多くの学生が構内の道路に溢れている中を、今日の桜ウォーク・コースの解散場所である学内レストラン「紫紺」へと向かいました。

※ 途中に博物館の「簡文館」に立ち寄り、関西大学の歴史展示室を見学しました。フィギュア・スケートの高橋・織田選手のメダルなども飾られていました。この建物は文化勲章も受章した建築家村野藤吾の設計になりますが、ちょうど先日発行され千里山でも各戸配布されている『すいた市民しんぶん』Vol.21(PDFの14~15面)に興味深い特集が載っています。

「千里山桜ウォーク」のお知らせ

2011-03-20 23:25:27 | 千里山INFO

 千里山まちづくり協議会による4月2日(土)の「千里山桜ウォーク」のお知らせが、自治会の掲示板などに張られています。
 今春は千里山団地の桜並木が再開発の第1期(解体)工事ために、ほとんどの古木が伐採されてしまい少し寂しい花季になるのではないかと想います。しかし未だ残されている虹が丘の給水塔に繋がる桜坂のトンネルや、電話公園周りの桜は十分に楽しめます。関西大学構内の自然も組み込み、凜風館の屋上からの眺望も素晴らしく、かなり巡り甲斐のあるコースになっているようです。
 また今年の「桜ウォーク」は東北・関東大震災に鑑み、例えば第1噴水の地下槽には大量の雨水(注:訂正)が備蓄されているなど、千里山の街の防災情報にも触れながら巡る形にしています。千里山の四季を共に感じつつ、街の安全の大切さを話し合いながら一緒に歩いてみませんか。
 最後に希望者で昼食懇談も楽しんで頂いておりますが、今年は関西大学の学食で予定しておりますので、住民に限らず興味のある方はご参加よろしくお願い致します。

告知チラシ(拡大)

千里山

2010-10-02 00:01:34 | 作詞・作曲


千里山

さ・よ・な・ら 君よ
想い出の街は紅く色づいて
二人歩いた坂道も
桜の落葉が綺麗でしょう

あの秋の日も 冷たい雨に
濡れた石段 君は佇み
灰色に沈んだ 空を見上げて
わたしに何かを言おうとしてたね

悦びも傷みも教えてくれた
君のことすべてを忘れない


さ・よ・な・ら 君よ
三角屋根の小さな駅の改札を
一人見つめたドーナツ・ショップは
カフェに変わったと聞きました

噴水のベンチで 揺れた波紋に
巡る車の ライトが煌めき
踏切の音が 微かに聴こえて
わたしは何時しか涙ぐんでいたわ

強がりも脆さも抱きしめてくれた
君のその優しさ会いたいよ


《 間奏 》

あの街を君も想い出しますか?
季の流れは振り向きもしない
こんなに離れて 遠く離れて
君に さ・よ・な・ら
告げなければ 駄目なのかな

悦びも傷みも教えてくれた
君のことすべてを忘れない
強がりも脆さも抱きしめてくれた
君のその優しさ会いたいよ

君のその温もり恋しいよ‥‥


作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2010.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 一昨年春の桜の季節に千里山をイメージして作った『Groovy Bloom』の、女性目線のAnswer Song的なものをと考えていました。千里山で出会って愛し合い、そして別れてしまった二人‥‥離れていても時折りに甦る懐かしい街の風景や記憶。いつかシングルCDにできるとすれば、カップリング曲になるのでしょうか。
※ 写真は千里山団地の白い給水塔へ通じる桜坂です。千里山では10月末頃から11月にかけて紅葉の美しい季節になります。

千里山の小さな蝶の群れ

2010-06-09 00:01:13 | 千里山トラスト

 昨日から梅雨入り前を感じさせる曇天が続いていますが、今日の午後買い物帰りに千里山団地の桜坂の入り口付近の灌木に、小さな蝶の群れが翔び回っているのを見つけ暫く観察しました。
 羽を広げて葉の上に留まった蝶の他にも、良く見るとたくさんのサナギが付いており、中には羽化の途中らしくまだ小さな羽の幼蝶もじっと時間を待っています。おそらく羽化の後の成虫の日数は短いと想われ、既に交尾で繋がっているカップル蝶も何組か見られました。
 つい夢中になって花壇の低い石垣部分に足を掛け、カメラを近づけて撮影をしていましたが、人の気配に気が付いて後を振り返ると、知人の女性が笑顔で話しかけてくれました。
 「一生懸命に撮影してましたね」
 「ええ、つい大きく撮りたいと思って」
 「なんていう蝶ですか?」
 「いや、僕も詳しくないんで‥‥インターネットで調べておきます」
 「羽を広げて留まっているので、蛾じゃなくて蝶だと想いますが」
 「そうなんですか、良くご存じなんですね」
 「誰かに昔聞いたことがあります、蛾は留まっているとき羽を閉じていると」
 帰宅してインターネットで検索しましたが、結局今でもまだ正確には分かりません。もしかするとトラフシジミという蝶かも知れませんが、羽の模様が少し違うような‥‥、どなたか詳しい方この小さな蝶の名前を教えて下さいますか。

【訂正】Jazzさんからご指摘のコメントを頂きました、有り難うございます。チョウ目シャクガ科の「ヒロオビトンボエダシャク」という蛾でした。

千里山団地の桜並木

2010-04-09 00:01:53 | 千里山花物語り

 一昨日ブログに紹介させて頂いたテレビ夕刊ニュースの放送にも映っていましたが、50年を経て立派に大きく育った桜並木を、団地の高層階の窓から見下ろす美しさは、団地や付近の民間マンションの住民以外の一般の人達には、余り馴染みのない景色だったと想われます。
 僕は以前から団地の部屋の内部や、窓から見た千里山の街並みに興味を持っていました。また究極的には高い給水塔の天辺から千里山の街のパノラマ写真を撮りたいと思ってきましたが、今回のテレビ映像を見るまでは迂闊にも、桜の並木を見下ろす絶好の場所があるということに気が付きませんでした。
 団地の部屋や窓からの眺めというのは、実際に部屋に入れて貰わなければ適わないことですが、階段の踊り場から見下ろすことは簡単にできます。そこで天気にも恵まれた今昼に2時間ほど作って、千里山団地の満開の桜並木を上から撮影してきました。
 桜坂に行く途中で団地に住んでおられた知人のYさんと一緒になったので、階段の踊り場に上がっていって撮影しました。Yさんと別れて暫くすると女子高生のMちゃん(ブログに載せる許可を貰って名前を聞きました)が一眼レフ・デジカメを持ち、猫と桜並木を撮っているところに通りかかったのでスナップしました。最後には顔見知りのケーブル・テレビのNカメラマンが、ハイビジョン・ムービー・カメラを載せた大きな三脚を担いで現れました。今日は仕事ではなく、個人的に撮影し残しておこうと思い訪れたのだそうです。
 今月から団地建物の取り壊しが始まっており、もう既に金網フェンスに取り囲まれて入り難い区域も出てきています。そういう意味でも最後のチャンスということで、色んな人との出会いのある楽しい一時でした。

・踊り場から見下ろす桜坂(No.1No.2No.3) ・消火栓のある桜風景 ・踊り場から覗く桜花(No.1No.2) ・石段のある桜風景 ・図書館から見た桜風景 ・桜坂下の桜

夜桜坂

2010-04-05 00:01:34 | 千里山花物語り

 今年の桜の開花は例年にも増して早かったようですが、結果的に途中の寒気の戻りも多くあって、今週末が天気にも恵まれ良いお花見日和となりました。
 土曜日の夕刻に近くの千里山団地へ、両側に桜並木が続く「桜坂」の夜桜を見に行きました。千里山に住むようになってもう20数年になりますが、通り道の夜桜を見上げることはあっても、余りに間近にあるとわざわざそれを見に行くことはありませんでした。会社や仲間と酒肴を楽しみに花見に行くということでもなければ、まだ花冷えのする時間に出掛けていく気にはならないのかも知れません。
 この千里山団地を覆う桜並木も、数年後の駅周辺再開発事業に伴う造成工事で、その殆どが残されないことになりました。阪急電車の線路に沿ったところだけが、古木は新たに植え替えられるとしても、これからも桜並木として続いていくようです。千里山駅ホームの桜と線路沿いの桜並木、そして家々の庭木として植えられているものが、「桜咲く千里山」を担っていってくれるのでしょうか。
 「桜坂」の辺りも将来的には民間マンション業者に売却される予定とのことで、おそらくこの千里山の名所も無くなってしまうことでしょう。千里山で建てられるマンションのパンフレットを見ると、住環境の写真で「桜坂」が雰囲気良く紹介されているのが矛盾して皮肉ですが‥‥。
 今年も団地の住民と、まちづくり協議会の有志などボランティアが集まり雪洞を点けました。実を言うと個人的にはこの昭和チックな雪洞が余り好きではありませんでした。最近は木の下からライトアップされる美しい桜の映像が、テレビ中継や観光ポスターなどでよく見られます。その雪洞もあと数年と聞きますと、やはりノスタルジックな気分になるものです。参加した知人の話では、団地の住民の方達が仮移転していても、季節には取り付けに来ると話しておられるようです。

※ 千里山団地の夜桜を撮影していたら、通りかかる車も気を遣ってか、ヘッドライトを消して上がってきてくれました。
※ 翌日曜日は春らしく暖かい花見日和でしたので、千里山団地の桜並木を一回りし撮影してきました。
線路に沿った桜並木 ・駅から図書館への桜並木 ・ポンプ場公園の桜並木 ・高砂からの桜並木 ・桜坂

千里山団地の桜坂

2009-04-09 00:20:35 | 千里山花物語り

 千里山の桜が満開になり天気も晴れて気持ちが良いので、千里山団地の桜並木を動画に残しておこうと思い立ち午後3時頃に出掛けてみました。
 給水塔にも1本の桜の木があるので、そこから撮り始めて桜坂を下って行こうと思いました。階段や坂道を歩いていると画面が揺れるのを気にしながらも、途中に人と擦れ違ったりとかなり見にくい動画となってしまいましたが、手振れ防止機能など無いSANYOのポケット・ビデオカメラなのでご容赦願います。
 小鳥の鳴き声や花びらが風もなくひらひらと舞い落ちるのを、モニターを覗くのではなくじっとその場で感じていたいと思いましたが‥‥。
 桜坂を下りた後では、ポンプ場公園で遊ぶ元気な子ども達の様子やちさと図書館の木造復元教室の前の桜並木を歩き、それから団地の中を千里山駅の屋根の尖塔が見える辺りまで一周して歩き帰ってきました。
 実は一度桜坂を上がりさあ撮ろうと思ったら、電池切れのサインで再度家に帰りしばらく充電し、その後また撮影に戻ったのでした(少し疲れました)。

千里山ポンプ場公園の桜並木 (動画)
千里山団地の駅へと続く桜並木 (動画)

【追記】その翌日、千里山駅東改札口から北へ団地周りの桜並木 (動画)を歩きました。途中には駅ホームの桜並木や千里山キリスト教会の尖塔が覗きます。