ちさと図書館の2F音楽コーナーでGS(グループサウンズ)の特集ムック本があり、懐かしくて想わず手に取り開いてみました。
2001年にブルーコメッツの三原綱木さんなどが中心となり、GSブームに関わったOBの人達が集まりOJPC(オールディーズ・J-ポップ・クラブ)というNPOを作り、発足記念CD『OJPC物語2001』を制作したことに合わせて企画されたようです。
1964年から1971年までの主だったグループのジャケット写真アルバムと、GSメンバーや作家陣・評論家などの対談&エッセイで構成されていますが、特に1年毎に活躍したグループのジャケット写真紹介とミニ解説は、僕も買ったことのあるスパイダーズのレコードがあったりして面白かったです。
阿久悠×田邊昭知の対談では黒沢映画『七人の侍』のように(?)集まったスパイダースの個性豊かなメンバーのことや、当時のレコードや放送制作側の暗中模索ぶりが当事者として面白く語られています。
タイガースまたアイドルなど多くの歌の作詞をされた橋本淳さんが、作曲家のすぎやまこういちさんに見出され、リスナーの自由なイメージを膨らませて貰える歌詞を目指したことなどGS時代を振り返り話されています。
また後にヒット歌謡曲の名コンビ作家となる宇崎竜童・阿木燿子夫妻の、青春時代の奮闘や焦燥などがGSブームを背景にエッセイとして寄せられています。
GSもその後に到来したフォーク・ブームによって衰退してしまいますが、その辺りは下記のアルフイーの坂崎幸之助さんが書かれた個人史的な新書本でも興味深く追想されています。
GS!―総特集 (KAWADE夢ムック) | |
OJPC | |
河出書房新社 |
OJPC物語2001 | |
OJPC | |
ポニーキャニオン |
坂崎幸之助のJ‐POPスクール (岩波アクティブ新書) | |
坂崎幸之助 | |
岩波書店 |
この本はちさと図書館で見られますので、ぜひ借りてみて下さい。
エレキギターなんてとても無理でしたね。1才上の町でも老舗の商店の息子さんがバンドを組んで、港の倉庫で練習していたのを憶えています。かなり羨ましかったですね。
僕はブラスバンドで下手くそに小チューバを吹いていました。夏休みの合宿のことで同窓会の時に会うと話が盛り上がります。
中学時代、吹奏楽部で吹いてました。
もっとも…
あまりにも下手だったので顧問に吹奏楽部から
独唱部に異動させられてしまったので
ドレミファが鳴らせる程度で終わってしまいましたが(^_^;)
想い出したら何だか小チューバを吹いてみたくなりました。
当時は低学年で男子という体力的な条件で決められたように感じていました。
華やかそうなトランペットなどの陰で、余り積極的になれない部分もありましたが、弦楽器のチェロみたいな感じで座って懐に抱えて、ふくよかな柔らかい音でソロを演奏するのも今では面白いかもと想えます。
金管や木管楽器は人の息吹で鳴らすので、歌に近い表情が演出できる楽器だと想います。
個人で買ったら高いのでしょうね、練習場所も要りそうですね‥‥。