ちさと図書館の雑誌コーナーで『ニュートン』を、特集見出しで興味をひかれた時々に読んでいます。
カラー・イラストも多く掲載され一般向けの科学雑誌だとは想いますが、文科系の僕としては内容的に難しい場合が多いのも確かです‥‥。
今月号は「パラレル・ユニバース」(パラレル宇宙論)を解説していました。パラレル・ユニバースとは僕らの太陽系や銀河系が属している宇宙の外にも、同じような構造の宇宙が限りなく存在しているのではないかという考え方で、以前から新書などでも読みたいと想っていました。
ミクロの世界では原子核の周りを電子が回っていたり、地球と月の関係そして太陽系や銀河系などの構造を見ても、きっと宇宙も同じようにたくさん在るのに違いないと、何となくですが誰もが想像していたのではないでしょうか。
もっともその仮想を現在の科学蓄積をベースにして、より緻密な論文として構築するということは誰にでも出来ることではありません。そこが専門家とは違うということですが、何か今さらという気もしないではありませんし、実証されるまで何年掛かるかも想像がつきません。
また、知的生命体としての宇宙人の存在を否定する科学者は居ないと言われています。僕らの銀河系や宇宙の広大さだけでも確率的にそうですから、今回のパラレル・ユニバースの解説の中では、まったく自分と同じ人間がパラレル・ユニバースの何処かで存在していると書かれていました。どこまで大きいんだという感じです。