先日のスポーツ紙を見ていると、大きな版面を使った広告の右下に、行方不明の少女に関する情報提供への呼びかけが掲載されていました。おそらく少女の地元の企業がスペースを提供協力してのことだと思われます。最近は企業のなりふり構わぬ利益追求の流れが大きくなる一方で、その社会価値が問われるようにもなってきました。ビジネスがグローバル化することで、一国の中だけでの企業競争でバランスを保っていた利益効率化の度合いが、現代では無限の消耗戦になっています。庶民から批判を浴びながらも法人税を下げざるを得ない要因とも言われています。
そうして得た利益の還元の方法として、従来の税金の形ではなく、このような企業の社会価値を高める企画などが、これからはもっと多様に考えられていくのではないかと想いました。
ちなみに、千里山.NETでも昨年「迷い犬を探しています!!」の投稿で、同じく情報提供に協力をさせて頂きました(重要度はまったく違いますが、地域ポータルの社会価値を少し意識したものでした)